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山口県 県立 徳山高等学校 卒
東京大学 理科一類

福谷 亮介さん

■共通テスト得点 889点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 倫理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 69 69 48 29 16 =231/440点
自己採点 65 65 35 35 15 =215/440点

■受験した感触・・・ 化学が出来なかったので落ちたと思った。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 B 理科一類 B 理科一類 B

得意科目で苦手科目を補う

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が本格的に受験勉強を始めたのは高三の6月でした。東京大学を志望した理由は、塾の先生に目指せると勧められたことで興味を持ったからです。周りの高レベルの人と一緒に勉強をすることで自分も高いレベルに達すると思いました。受験勉強は大変なので100%の力を出すためにも、短い時間で集中して勉強をすることをお勧めします。

うまくいったこと

1)模試の活用

終わってみれば、模試の判定は気休め程度なのだと思いました。私は、夏の模試でE判定を取ってしまいかなり落ち込みましたが、今の勉強は間違っていないと信じて勉強をすることで本番で大きな失敗をすることなく解けました。

2)東進の活用

学校の自習時間に、東大特進の授業を受けていました。東大特進の教材は大変量が多く家に帰ってから全てを消化するのは難しいです。数学の講座を受けたらその他の授業の時間に、その講座を受けたときに分からなかった問題について深く考えることが出来ました。

3)勉強姿勢

私は化学と国語が苦手でした。これらを深く学ぶために得意教科を中途半端にして東大を受験するよりは、数学物理英語を伸ばして点を稼ぐ方が合格する可能性が高いと考えたからです。

うまくいかなかったこと

 共通テストの社会では最初は地理を選択していましたが、3年生になるときに倫理に変更をしました。変更をした理由は、倫理は暗記量が少なそうなのと楽しく学べそうだったからです。実際勉強していて楽しい教科でしたが、1年間で高得点を取るのは難しい教科だと感じました。

教科毎勉強法

  • 英語……単語帳の英語の例文を、その隣にある日本語をみて作る練習をしました。
  • 数学……高校一年生の時に数学Ⅲまでを一通り終わらせて問題演習に入りました。初学の時は答えを見ながら解法を理解し、問題演習では納得がいくまで考えました。
  • 物理……基本法則から種々の公式を導出する練習をしました。問題演習は基本的に過去問を使用しました。
  • 化学……教科書を読んで基本的なことを理解することを目指しました。化学反応の書き方を中心にして勉強しました。
  • 国語……現代文は林修先生の授業です。古典は単語と文法のみを覚えて試験に臨みました。
  • 総合……分からないことは分からないということを自覚して自分がわかるまで考えました。試験直前でも分からないことが出てきたらもう一度考えてみるということを心掛けました。

■東進東大特進コースについて

 東進衛星予備校の授業は基礎固めをするうえでとても役立ちました。東大特進コースは教材がとても充実していて、授業が受けられない時でも教材を用いて予習や復習が出来るため効率よく勉強ができます。
 東進のリスニングアプリは空き時間に活用することができます。インド英語や雑音入りの音声などがあり、東大のリスニングに必要な能力を養うことが出来ました。イヤホンなどで聞くのではなく、テレビの音声などが流れているそばでリスニングの練習をすることをお勧めします。本番のリスニングの音声は聞き取りにくいので、そのように負荷をかけておくと焦らずにリスニングの問題を解けるようになると思います。
 過去問演習講座は、25年分の過去問ができ全てに解説授業がついていて問題だけではなく補足事項も学べます。特に物理は、25年分全て苑田尚之先生が解説をしてくれます。ファンとしては、憧れのアイドルに会うような感覚でとても楽しく授業を受けられました。
 東大特進のスタッフさんは電話で、模試の結果を受けてどのように勉強すればよいか、次はどのような心持ちで模試を受ければよいか、ということをアドバイスをしてくれました。
 東進衛星予備校の担任の先生は、自分の通っていた高校をよく知っているのもあり勉強以外の行事や学校生活の話もいろいろしてくださって受験生の荒んだメンタルをケアしてくれました。ホームルームでは友達と勉強の事について話したり、先生の講座の紹介を聞いたりしました。このときに、自分に必要な講座を見極めることも勉強計画をたてる良い勉強になると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 地方の公立高校で受験するのは情報が少ないため大変に思いました。東大に行った先輩や学校の先生の協力が必要不可欠でした。周りの人に感謝することが大切だと感じました。入試を終えて思ったことは、地方受験生でも東大を目指せるんだなぁと思いました。