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東京都 都立 日比谷高等学校 卒
東京大学 理科一類

中前 惠之さん

■共通テスト得点 931点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 67 25 50 39 38 =219/440点
自己採点 70 30 40 40 30 =210/440点

■受験した感触・・・ 難化したとはいえ、英語が巻き返せなくて落ちた……

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 A

コンディションを整え、平常心を保つことの重要性

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東京大学を志望した理由

 将来、都市の再開発に携わりたいと考え、都市工学を専攻するために東京大学を志望しました。日本最高峰の環境で高い志を持つ仲間に囲まれて学びたいという思いもあり、高校2年生の秋に東大を受けようと思うようになりました。もともと学習習慣はありましたが、東大という高い壁を前に、自身の不足を一つずつ冷静に分析し、埋めていく試行錯誤の受験生活となりました。

英語

 外国人の知り合いと英語で話す機会があったことに加え、英語教育に重点を置く高校で課される膨大な課題と演習を愚直にこなしました。実戦的な場での経験と、日々の演習量に裏打ちされた基礎力が組み合わさることで、東大入試特有の長大な英文も制限時間内に正確に読み切る体力が養われました。早い段階で英語を固められたことで、高3以降に他科目へリソースを割く余裕が生まれたのは大きな勝因でした。

数学

 高校2年生の後半、基礎が定着したという慢心から演習量を減らした途端、成績が急落しました。一度離れた感覚を取り戻すのは困難でしたが、東進の青木純二先生の「数学の真髄」や添削指導を活用し、本番で点数をもぎ取るための論理的な記述力を磨くことに注力しました。数学は一度手を止めるとブランクを埋めるのに何倍もの時間を要することを痛感しましたが、なんとか本番で足を引っ張りながらも合計点で合格できる水準までもっていくことができました。

国語

 本番で大崩れせず、堅実に平均点を確保することを目標に据えました。古文は語彙が生命線であると考え、単語の暗記を徹底しました。現代文は林修先生の授業を受講し、感覚に頼らない論理的な読解プロセスを習得しました。突出した得意科目にはなり得ませんでしたが、本番でも「普通ぐらい」の点数を安定して取れる実力がついたことは、全体の得点計画を支える大きな要因となりました。

物理

 理解度に合わせて講座を使い分けました。初学を三宅唯先生の「難関物理」で、特に苦手だった電磁気分野は苑田尚之先生の「東大物理」を受講しました。微積分を用いた本質的なアプローチによって、公式暗記ではない物理の体系的な理解を得られたことで、苦手だった分野を得点源へと変えることができました。

化学

 全科目の中で最も苦手としており、夏休みが終わるまで得点が伸び悩みましたが、鎌田真彰先生の「東大特進化学」と大西哲男先生の「東大化学」を併用し、お二人の先生の多角的な解説により、点在していた知識が一本の線に繋がり、直前期には足を引っ張らないレベルまで引き上げることができました。苦手科目こそ、自分に合う指導を頼るべきだと実感しました。

共通テスト対策

 単に問題を解くだけでなく「自分のミスの傾向を探るための演習」を徹底しました。間違えた問題に対し、それが知識不足なのか、読み飛ばし等のケアレスミスなのかを細かく分析し、ミスを言語化する作業を繰り返しました。この習慣により、本番でも冷静に自分を律することが可能になりました。

過去問演習

 全科目とも夏から過去問演習に本格的に着手しました。早期に実際の入試問題に触れることで、東大が求める思考の深さや、シビアな時間配分の感覚を実戦の中で養いました。初見で解けなかった問題も時間を置いて何度も解き直し、自分に足りない視点を徹底的に分析することで、本番への対応力を高めていきました。

試験当日

 平常心の維持を最優先し、前日は睡眠時間の確保を徹底しました。本番で難化したと感じる科目があっても、「自分がこれだけ苦戦しているなら、周囲も同様だ」と即座に割り切れたことが大きかったです。この冷静な判断のおかげで、パニックに陥ることなく最後まで持てる力を出し切ることができました。

アドバイス

 数学だけは、どれほど調子が良くても毎日触れ続けてください。一度の油断が取り返しのつかない差を生みます。また、自分の弱点を客観的に分析し、東進のプロフェッショナルな指導を効果的に活用することも大切です。共通テストも二次試験も、演習を通じて自分のミスと向き合い、それを潰していく作業の積み重ねです。当日はしっかりと睡眠を取り、どんな難問が出ても「みんな同じ状況だ」と開き直る強さを持ってください。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

受講講座

 ハイスクールの通期講座を軸に、英語を除く全科目を受講しました。数学が苦手だった私にとって、青木純二先生の「数学の真髄」は論理的思考の土台を作る契機となりました。林修先生の現代文では、記述の根拠を明確にする正攻法の読解を習得。物理の苑田尚之先生、化学の鎌田真彰先生・大西哲男先生による東大特進コースの授業では、本質的な原理から構造を把握する視点を得ることができ、これが演習期の大きな貯金となりました。

東大特進コース

 理科の授業は、ハイレベルな内容を自分のペースで深く納得するまで消化するのに最適でした。また、苦手な数学から逃げずに「この集団に食らいつく」という強い自覚を持たせてくれる原動力となりました。

東大特別演習・模試

 直前期の東大特別演習は、数学の失点を理科で補うための、実戦的な時間配分を養う場として活用しました。東大本番レベル模試は中7日の返却速度を生かし、思考が鮮明なうちに分析して翌週の計画に反映させるサイクルを徹底。弱点をその都度潰したことが、本番の揺るぎない自信に直結しました。

その他

 スタッフの方々の存在も大きく、結果が振るわず苦しい時期も客観的な助言で支えてくれました。
  • 通期で論理の基礎を固め、東大特進コースの物化で理科を武器に変える戦略を立てる。
  • 中7日の模試返却を活用し、分析と修正のサイクルを最速で回す。
  • 演習を通じ、本番で「取り切るべき場所」を見極める訓練を積む。
 後輩の皆さんは、東進のシステムを信じて内容を再現できるまで使い倒してください。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 東進のコンテンツは受講で満足せず、講師の思考を再現できるまで演習し尽くしてください。また、直前期こそ体調管理を最優先し、万全の状態で本番に臨むことが大切です。自分を信じて最後まで走り抜けてください。