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福岡県 私立 久留米大学附設高等学校 卒
東京大学 理科一類

原 優人さん

■センター試験得点 813点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 71 90 30 42 35 =268/440点
自己採点 60 75 30 30 30 =225/440点

■受験した感触・・・ 全教科ミス 落ちたかもしれんなあ

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科三類 C 理科三類 E 理科三類 C

合格するために

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東大を志すようになったのは中3の終わり頃で、日本で最も難しい大学への憧れが主な理由でした。高校入学後、様々な個性を持った面白い友人たちと出会い充実した高校生活を過ごす中で、さらに面白い人が集まるであろう東大への志望が強くなりました。

勉強について

 全教科に言えるのは、間違えた部分を中心に勉強するのが大事だということです。問題を解いて間違えたとき、解説を読むだけでなく参考書などで間違えた箇所やその周辺を確認して+αの知識を得るようにすると効率が良いです。また、早めに受験勉強をスタートさせることはメリットが大きいと思います。私は高1の時から好きだった数学だけは学校よりも早いペースで勉強を進めていました。その結果、高2高3では数学が足を引っ張ることはなく、さらに他の教科に時間を割くことができました。もちろん、高校生活を楽しむことが大切なので高1から受験生のように勉強しろとは言いませんが、好きな教科だけでもやっておくと後々楽になります。
 英語は3年間私の前に立ちはだかる壁でした。最終的に英作文とリスニングだけは勉強してあとは学校の授業に身を委ねました。ですが、英語ができればほぼほぼ合格できると思うので、早くからコツコツと勉強しておいたほうがよいでしょう。最低限の単語力をつけた後に様々な文章を読んだり聞いたりして英語で文章を積極的に書く、ということをすると単なる受験対策でない将来的に役に立つ英語力がついて一石二鳥だと思います。
 数学は高2まではずっと得点源で自信がありました。ですが、高3の冠模試で思うように点数が取れず、かなり悩みました。そこで、参考書で理論を学び、過去問でアウトプットする、というサイクルを始めたところ、点数が上がっていきました。本番では普段しないようなケアレスミスで完答を2つ失ったので検算と見直しは大切にしましょう。
 物理は高1のころは大の苦手でしたが、高2で苑田尚之先生の理系物理の基礎とトップレベル物理を受けてからは東大の問題も解けるようになっていきました。物理で大切なのはわからなくなったら運動方程式などのおおもとの式・法則に戻ることです。基礎を理解せずに感覚でやろうとしても点数は伸びません。
 化学は好きだったので少しずつ勉強していました。高2の冬休みに集中して問題集を一冊終わらせてからは得点源になりました。高3では過去問を解く→参考書で復習を繰り返して点数が伸びていきました。
 国語は全く意味が分からないしやる気も出なかったので、捨ててほかの教科に専念しました。

試験について

 言わずもがな、試験の直前期は健康管理が最も大切です。いくら勉強してもその成果を発揮できなければ意味はありません。たっぷり寝ましょう。また、東大志望ならめちゃくちゃに圧縮される共通テストは気にする必要はないと思います。直前に社会(文系なら理科)を勉強するくらいで後は二次の対策をするべきです。

■東進東大特進コースについて

 東進では授業と過去問演習講座、東大特別演習を利用していました。その中で特に効果があったと思うものを挙げます。
  • 数学ぐんぐんシリーズ

数学の理論を詳しく解説してくださったおかげで、それまで感覚でやっていたことを理論的にできるようになり、数学の基礎が固まりました。

  • トップレベル物理

基礎の基礎から解説してくださり、難しそうに見える数式も言葉で説明してくださるため数式の意味を理解することができます。

  • 東大特別演習

問題数の多さも良い点ですが、添削が特に良いです。単に採点をするだけでなく間違えた問題の解説、その問題に関連する知識、アドバイスも書いてもらえたので非常に役に立ちました。


 東進のメリットとしては、自分のペースで学習を進めることができるというのが個人的に一番大きいと思います。授業は、学校や部活の用事など自分の都合に合わせて受講することができます。また、数学のモチベーションが高まったときに数学の授業を受けるなど、柔軟な受講ができるのが自分に合っていました。私はかなり気分屋なので、柔軟な学習ができることが東進の授業を選んだ大きな理由です。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 合格するための戦略は合格体験記などを参考にしながら、自分で考えましょう。自分の点数を最大化する方法は自分で考えるしかありません。自分なりに考えたうえで学校や東進の先生に相談すると良いアドバイスがもらえるかもしれません。周りの大人は積極的に頼りましょう。