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北海道 道立 北見北斗高等学校 卒
東京大学 理科一類

西村 颯泰さん

■共通テスト得点 879点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 66 41 37 43 30 =217/440点
自己採点 62 42 40 50 30 =224/440点

■受験した感触・・・ 数学で無量空所を喰らったが、それはいつもの事なので冷静に取れるところをとった。英語は知らん。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 B 理科一類 B 理科一類 C

そこ曲がったら、駒場坂?

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望時期・動機

 私が東京大学を目指し始めたのは、中3の冬頃でした。私の地域は北大医学部が有名だったので私も最初はそこに入るものだと思っていたのですが、インターネットで色々な情報に触れることで他大学の選択肢もあるなと思い、紆余曲折あり最終的に東京大学を目指すことにしました。理由は東京大学に惚れたからです。ここになら自分の高校3年間を全て捧げられると思いました。

学習進度・部活との兼ね合い

 中3の冬休み頃から網羅系の数学の参考書を始め、数ⅠAや数ⅡBを春休みまでに終わらせました。
 高1は主に数学と物理に力を入れ、履修範囲は全て終わらせました。化学は学び始めたのは高2冬で、東大対策を始めたのは高3の夏でした。英語は高1からコツコツやって、国語は古典が高3の冬、現代文は秋の模試後から始めました。
 中学は部活に入らず、高校は茶道部と山岳部に入り、適度に楽しみました。部活動の両立は、入る部活を見極めれば十分可能だと思います。

科目ごとの対策

  • 国語

私は国語がとても苦手でしたが、当初の私は東大国語はなんやかんや乗り切れるし、古典もやればできるだろうと思っていました。ですが共通テスト前に対策を始めた時、本当にできなくて焦り、過去問をやったり林修先生の授業を受けたりしてなんとか本番は8割5分という形で無事に終えることができました。皆さんは早いうちに古典だけでもやってしまいましょう。二次試験対策としては、秋の模試が終わってから対策を始め、過去問を10年分と参考書を何冊かやり、40点程度を取るイメージで本番に臨みました。

  • 数学

結論から言いますが、現代の東大数学において明確に正解と言える勉強方法はないと思います。1990年代後半に隆盛を極めた東大数学は、2020年代にまた勢いを取り戻し、今年は歴代最高難度と名高い内容でした。私は高1から参考書を買い漁り、かなりの量をこなしましたが、模試成績は思うように上がりませんでした。しかし高3の秋に自分に合った勉強法(体系化)を確立し、そこから自分なりにノートを作ったりして再現性をとにかく意識するようになってから、過去問の点数が安定するようになりました。しかし過去問を多くこなして、満を持して挑んだつもりの本番は1完4半というあっけない結果に終わりました。正直数学は運の要素が強いと思います。しかし、もしこれから東大数学が易化した時に、ビハインドができない程度の実力はつけなければなりません。とにかく自分に合った勉強法を模索しましょう。

  • 物理

私は物理が好きで割と得意だったので、かなりの時間を物理に費やしました。物理をさらに好きになったきっかけは、苑田尚之先生のハイレベル物理で、それをきっかけに東大への熱が更に高まりました。物理はとにかく、現象の理解がものをいう科目です。上級基礎(重心系、相対運動方程式etc)を自分で手を動かし、体に染み込ませ、実際に問題に用いる事で問題の構造が見た瞬間に分かるようになります。無闇矢鱈に問題を解くのではなく、その問題の構造を解析したり、式の物理的意味を考えたりする事で、実力は飛躍的に上昇すると思います。

  • 化学

私は化学が元々苦手で、夏の東大型の試験では4点を叩き出しました。流石に焦って、夏休みは毎日化学を7時間勉強しました。結果化学は30点程度は確保できるようになり、直前1ヶ月で更に伸びて、40前後で安定するようになりました。化学はとにかく解法選択と計算速度がものをいう科目なので、演習量を極限まで増やして勝手に手が動くぐらいにしましょう。

  • 英語

私は英語が苦手なのであまり言えることはありませんが、ここ数年の傾向を見るに、東大で最も重要な科目は英語なのではないかと個人的には思っています。英語はいくら才能があろうと努力しない限り成績は上がりません。1年生からコツコツ継続することが肝要です。今年は英語がとても難しく、大半の受験生は粉砕されましたが、今年のような難易度でもしっかり70点程度を確保できる実力は持っておくと本当に合格率がグッと上がると思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東進で特にお世話になった講座について

  • 国語

私は過去問演習講座の解説で二次試験対策を完結させました。古典はまだやれることがあったのかも知れませんが、少なくとも現代文は基礎固めの参考書+林修先生の解説を中心に学習するのがおすすめです。林修先生の解説は、現代文が理系科目と錯覚してしまうほど精緻な論理展開で進行されます。現代文は国語だけでなく、他教科(特に英語)にも寄与する所があります。また、国語は東大入試において大問1つにかけられる時間が最も長い、つまり最も再現性がある科目です。なので理系だからといって敬遠せず、しっかり対策することをおすすめします。

  • 物理

私はハイレベル物理と、東大特進の東大物理を受講しました。これら2つは、受けられるなら絶対に受けることをおすすめします。前者は物理の魅力を、後者は実際に入試に使える上級テクニックも学べます。この2つをマスターすれば東大物理でビハインドを取ることはまずないでしょう。私は高3秋まで物理の点数が40点手前で頭打ちしていましたが、東大特進の授業を受けて模試過去問を回し続けたところ50点前後で安定するようになりました。私が東大に合格できたのは間違いなく直前1ヶ月で理科が急速的に伸びたからです。この場を借りて苑田尚之先生に感謝を申し上げます。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は東大受験生の中でもかなり波瀾万丈な高校生活を送った人間であるという自覚がありますが、受験勉強に捧げた3年間は、何よりも楽しく、苦しく、かけがえのない時間でした。支えてくれる存在や、切磋琢磨できる仲間を大切にしてください。皆さんが望む進路を勝ち取れる事を願っています。東大を目指している方はぜひ駒場で会いましょう!最後まで読んで下さりありがとうございました。