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徳島県 県立 富岡東高等学校 卒
東京大学 理科一類

三好 陽満さん

■共通テスト得点 927点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 49 66 49 48 16 =228/440点
自己採点 60 55 40 50 20 =225/440点

■受験した感触・・・ 自分の実力を出し切れた気はしたが落ちていても受かっていてもおかしくないとも思った。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 B 理科一類 C 理科一類 E

地方からの東大

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は地方の高校から東大を目指し、無事合格することができました。こうして合格できたのは東進ならではのオンライン授業で地方からでも質の高い授業を受けられたことが大きかったと思います。

各科目の勉強法

  • 現代文

高校二年生のころから林修先生の授業に参加させていただきました。片道3時間かかりましたが、対面授業にも参加しました。特に高校三年生夏の3日間の授業では添削での反省を生かして授業を受け演習するというサイクルを短期間で回すことで一気に現代文の理解が深まったので、そこだけでもぜひ対面で受けてもらいたいと思います。自分の解答を作ったプロセスを覚えているうちに添削を受けたり、授業を受けたりすることがとても重要だと思うので、その意味でもとても有意義な3日間でした。

  • 古典

単語や文法はもちろんですが、文章が書かれている時代の常識や時代背景を理解しているとかなり解きやすくなります。栗原隆先生の授業を受けていたのですが、そういった部分もきちんと教えてくれてかなり文章が読みやすくなりました。また、添削を受けることで自分が伝えたいことがどうやったら解答に反映されるかを確認できます。

  • 数学

中学三年生の時に数学ⅠA、高校一年生の時に数学ⅡB、高校二年生の時に数学ⅢCといったペースで学習しました。一通り学習してから青木純二先生の授業を受けて別の視点から理解するというのがよかったです。高校一年生のころから解けそうな旧帝大レベルの入試問題を解いていて、典型的な問題がある程度理解できていたので、網羅系の参考書を全部やりきるのではなく解けなさそうな問題だけやってみるという形で使っていました。問題を解く中で発想を整理してすべての解答に再現性を持たせるのが大切です。しかし、数学は同じ点数を取り続けるのが難しい教科だと思うので最低限取りたい点数の目標を決め、そこを確実に取れるようにしてそれ以上取れたらラッキーくらいの気分でいるといいと思います。

  • 物理

三年生の6月までに苑田尚之先生のトップレベル物理で一通り学習を終わらせて、そこからは過去問とセット演習しかしませんでした。自分は苑田尚之先生の理系物理の基礎とトップレベル物理で物理の勉強をしましたが、十分合格点に届くような点数が取れました。しかし、6月のところから油断して夏休みの間放置していたらかなりできなくなったので、過去問を定期的に解いたり、東大特進コースの授業に参加するなどしてメンテナンスをすることがかなり大切だと思いました。

  • 化学

高校三年生が始まった時点で学校で無機化学まで終わらせたくらいであまり勉強が進んでいるとは言えませんでしたが、一年間大西哲男先生の授業を東大特進コースで受けたことで、化学が得点源といえるくらいにできるようになりました。重要事項の詰まったテキストと東大化学に必要な考え方をくまなく伝えてくれる大西哲男先生の講義はとてもおすすめです。

  • 英語

私は定期的に単語帳を見たりリスニングをしたりするのが苦手で英語自体もあまり得意ではなかったですが、単語帳をする日を一日だけ決めてその日で単語帳を読み切り、それ以降はわからない単語のチェックや隙間時間にしか読まないようにする、動画サイトなどで興味があるタイトルの英語スピーチを見ることをリスニングの勉強にするなどして苦手なりに工夫して勉強しました。最後には何とか足を引っ張らない程度には点を取れるようになりました。

■東進東大特進コースについて

 都市圏にいなくても質の高い授業が受けられる東進と東大特進コースのシステムにはとても助けられました。その受けた授業の中でも特に力になったと感じるものを書こうと思います。
  • 東大現代文 林修先生

明確に解答の根拠を示してくれる先生の授業では、どうして自分の解答が不十分で、どうすれば正しい解答をかけるかがとてもよく理解できました。ぜひ一度だけでも受けてみてほしいです。

  • 東大古文 栗原隆先生

時代背景や言語としての古文についても教えてくれる先生の授業で古文自体を好きになれました。特有のリズムで話す先生の授業はとても聞きやすくわかりやすかったです。

  • 数学の真髄 青木純二先生

今までの数学のつながりや論理関係や自然な発想を教えていただける素晴らしい授業でした。自分の答案を見直すきっかけになり、論理関係を気にしたしっかりした答案を書けるようになりました。

  • トップレベル物理 苑田尚之先生

ごまかさず丁寧に物理について教えてくれて、多くの問題に対応できる思考力が得られました。先生の授業を受けていれば物理は間違いないと思います。

  • 東大化学 大西哲男先生

前述のとおり、素晴らしいテキストと講義で知識をまとめるだけでなく、東大化学に必要な思考力も身に付きました。テキストには豊富な例題と演習問題も載っており、演習量にも困らないと思います。

  • 東大特進英語

言語としての英語の面白さを教えていただきました。初めは英語を毛嫌いしていたが先生の講義の中で最後にはとても英語が好きになりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 大変な受験生活だと思いますが勉強が少しでも楽しく思えてくるとより頑張れると思います。どの教科にも面白いところはあると思うのでそれを見つけるつもりで頑張ってください。
 また、自分のように地方から東大を目指す人は確かに不利だと思います。しかし、活用できるものをうまく使って努力できれば必ず届きます。自分の境遇を気にせず目の前のやるべきことを一つ一つ積み重ねてください。応援しています。