ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

愛知県 県立 刈谷高等学校 卒
東京大学 理科一類

永井 駿匡さん

■センター試験得点 830点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 79 80 45 36 38 =278/440点
自己採点 70 70 35 20 35 =230/440点

■受験した感触・・・ 苦手要因だった物理が受験生みんな爆死しててラッキー☆

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

楽しい受験生活

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

東京大学を志望した理由

 私は、日本でトップの東京大学に興味がありました。将来の夢が決まっていない自分にとって、東京大学での生活は自分の将来を決定づけるような刺激を与えてくれると思いました。

時期ごとの勉強

  • 中学校

高0生として東進で数学の授業をたくさん受け、中学校卒業までに数Ⅲまでの範囲をひととおり終えました。数学以外は高校受験の勉強に専念しました。

  • 高校1,2年生

古典や理科は東進の講座を受講せずとも学校の授業だけで大丈夫でした。高校2年生になってからは新たに地理が始まり、最初のうちはなかなか得点が伸びず不安になりましたが、地理は二次試験の科目ではないので、共通テストの直前に詰め込もうとあらかじめ考えていました。

  • 高校3年生

・1学期,夏休み

 学校の授業も演習が多くなり、いよいよ本番に向かっているなと感じました。とはいっても、夏休みは普段以上に勉強したわけでもなく、得意な数学を伸ばすことを中心にマイペースに勉強を進めました。

・2学期,冬休み

 共通テストに向けた演習をたくさん行いました。特に冬休みに入ってからは、苦手意識のあった国語と地理に毎日触れて、問題を解くことに慣れていきました。共通テストの対策のみでは飽きることもあったので、たまに2次試験の問題に手を出してみたりもして気分転換をしました。

・3学期

 共通テストも終わり、本格的に2次試験の対策を始めました。本番を意識して時間を測って問題を解く練習が効果的だったと思います。


科目ごとの勉強

  • 共通テスト 学校の授業での演習をメインに勉強しました。
  • 国語 共通テスト直前の冬休みにに演習を重ねました。本番に自己ベストを更新できたのは運がよかったです。
  • 数学 模試以外は特に何もしませんでした。ただ、高校3年生の後半でベクトルをやらかしたことがあり、統計と確率分布も勉強しました(結局出番はありませんでしたが)。
  • 英語・物化 特筆すべきことは特にありません。
  • 地理 冬休みはほぼ毎日問題に触れました。日を重ねるにつれてだんだん得点が伸び、本番で自己ベストを出すことができました。
  • 二次試験 共通テストが終わってから、数学と物化は過去問を解き進めました。国語と英語はあまり触れていません。
  • 国語 現代文は林修先生の授業をとっておけば安心です。古典は学校の先生に授業レベルが理解できれば問題ないと言われました。
  • 数学 気が向いたら過去問の適当なページを開いて一題解くという雑な勉強法を3年生の冬頃から二次試験前まで続けました。
  • 英語 試験日直前にリスニングの練習をしました。試験までに本番形式のリスニングに慣れておくとよいと思います。
  • 物化 一つの大問を25分測って解いたり、全体で150分測って解いたりと、時間を意識して速く正確に解く練習をしました。

受験を通して感じたこと

 意外とあっさり合格できたなと思いました。二次試験の直前になってもゲームセンターに行ったりパソコンでゲームをしたりと、我ながら東京大学の受験生とは思えない生活を送ってきたなと思います。それでも私が合格できた理由は、やはり早期学習ができていたからだと思います。特に数学に関しては受験直前に対策を頑張る必要がなく、とても楽でした。振り返ってみると、あまり苦労のない楽しい受験生活だったと思います。

■東進東大特進コースについて

 東進では向上得点の獲得がモチベーションとなっていました。最初のうちは高速マスターや講座をたくさん受けてどんどん向上得点を獲得していたのですが、3年生になるにつれて得点源となるものが減っていき、同時にモチベーションも減っていってしまいました(笑)。何事もやる気があるときにやってしまうのがおすすめです。
 高速マスターについては、数学がかなり向上得点の得点源になりました。統計と確率分布の分野は向上得点が貰えないのが少々不満ですが、せっかくなので完全習得し、数学は完全制覇しました。また、物理と化学の高速マスターも役に立ちました。
 東大特進は主に林修先生の現代文の講座を受講しました。現代文は林先生の授業を中心に勉強するのが良いと思います。
 東大本番レベル模試は、最終回のみ申し込みを忘れて受けられませんでした。気が緩んでますね、受験生としてあるまじき失態です。後輩の皆さんはちゃんと気を付けましょう。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験日を特別な日だと思わずに、日常の一部だと捉えて、気楽に挑むのが良いと思います。受験当日までに蓄えた自分の力を、本番で最大限発揮できるように頑張ってください。