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高知県 私立 土佐高等学校 卒
東京大学 理科一類

弘田 遜凜さん

■共通テスト得点 850点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 世界史

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 57 41 46 37 36 =217/440点
自己採点 60 34 45 42 31 =212/440点

■受験した感触・・・ 数学0完で国語部分点お祈り

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 B 理科一類 D

逆境を楽しめ

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 当初私は、文転の可能性を残しておきたかったことから京都大学総合人間学部を志望していましたが、高2の京大直近日体験受験でA判定を取り、同時期に東大特進コースの存在を知ったこともあり、6月東大本番レベル模試の成績次第で志望を、進学選択で文転も可能な理科一類に変更することにしました。その後、6月の引退までほぼ毎日練習があるハンドボール部に所属しながら、全国大会にも出場し、6月東大本番レベル模試でB判定を取れたことで、志望を理科一類に上げることにしました。私のように地方生で情報や選択肢が少なく、部活生で思うように勉強時間が確保できないという方々等に、参考になる点が少しでもあれば嬉しいです。

学習方針

 受験勉強の開始が高2の9月と遅れていたこと、部活を辞める気がなかったことから、学校にいる時間にひたすら問題集を解き、これが主な勉強時間となっていました。東大合格のためには必要不可欠だと思い、独学で範囲学習を進めていました。東大入試同日体験受験E判定から6月東大本番レベル模試B判定まで持っていけたのは、この期間、ひたすら理科の演習を積んだからに他なりません。
 また、秋以降のまとまった時間が取れる日は、東大形式の模試の過去問を用い、本番と同形式の科目別の演習を行うようにしていました。時間配分に慣れるとともに、本試験の傾向に非常に近く、本試験の過去問よりやや難しい問題に解き慣れることで、本試験も緊張せず受けることができました。

本試験について

 ホテルや飛行機の予約を親が全て済ませてくれたので、安心して勉強に集中できました。以下に各科目に対する私の所感を記します。
  • 国語(目標35)

直前に古文単語を詰めたことが功を奏してか古文の手応えがかなりよかったです。現代文は、やや根拠が拾いにくいなあと思いながら、なんとか埋めました。漢詩の出題に慣れておらず、漢文の点は伸び悩んでしまったのですが、元々高得点を期待していなかったこともあり、よい心持ちで数学へ繋げられました。

  • 数学(目標65)

満遍なく時間を配分してしまい、完答できる問題2問をミスにより落としてしまうという大失態を犯します。さらに、どういうわけか2日目の朝にX(旧Twitter)で解答速報を見てしまい、自認2完→0完となり、最悪の心持ちで理科に挑む羽目になりました。

  • 理科(目標75)

おそらく今年の入試で合否を分けたであろう科目です。得意科目でラッキーでした。なお、出来としては、ほとんど手がつかない大問(物理第1問,化学第2問)と8割方できた大問(上記以外)に分かれ、手がつかない大問をすぐに飛ばせたのでタイムマネジメントが上手くいき、結果的に点数を伸ばせたかと思います。また、昼休みになってから、なんと、理科の時間中に鞄の中のiPadの電源を切り忘れていたことに気づきました。もし音が鳴っていたら……と思うと恐怖で震えが止まりません。皆さんはお気をつけて。

  • 英語(目標65)

理科とは反対にタイムマネジメントが全く上手くいきませんでした。予定ではリスニングまでに2ABと4Bを終わらせる算段でしたが4Bの増加により20分ほど費やしてしまい、2Bに手を付けないままリスニングの下読みに入りました。リスニング後は当初の解く順番の通りに解き、4Aと5をほぼ全捨てしました。私は1B,2AB,3でがっつり稼いで他は書くだけかくという戦略を組んでいたので、蓋を開けてみると、元から点数を稼げない大問が難化し、席と教室ガチャに勝利し、リスニングが最高点を出せたこともあり、むしろ周りとの差を縮められたのではないかと思います。これもラッキーでした。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

 東進のコンテンツは選択肢の限られた地方生の大きな助けとなります。一流の講師陣の授業を沢山受けられ、非常に助かりました。

東大特進コースの講座

  • 東大英語 in Depth

総じて問題の完成度が高く、秋頃からは本番と同形式のセット演習を計5回演習でき、時間配分の練習に大いに役立ちました。

  • 数学の真髄

この講座を受講すれば、論理的に正しい答案を作成できるようになります。また、テストゼミでは、1点でも部分点を稼ぐための問題への臨み方等も話してくださるので、単純な問題を解く能力以外の部分も鍛えられました。なお、通期講座の『数学の真髄―基本原理追究編―』を受講していなかったので、論理記号等の予習として、東進ブックス『数学の真髄―論理・写像―』を一通りこなしてから受講しました。

  • 東大現代文

東大現代文では、過去問を用いた1年間を通しての定期的な演習により記述力を維持でき、必要最小限の時間で東大現代文の対策が完了します。

  • 東大化学

近年の難化傾向にうってつけの講座です。普段あまり触れることのない発展的内容も扱ってくださり、東大化学の対策としてこれ以上ないものだと思います。今年の入試の化学の第3問で出題されたメソ体や軸不斉のような問題も当講座で触れていたおかげで時間をかけずに解答できました。

東大特別演習・AI予測問題演習

 東大本番レベル模試の過去問やさまざまな大学の過去問から抜擢された演習価値の高い問題を大量に演習できます。私は東大本番レベル模試の過去問のみを解きましたが、どの科目も本試験と遜色ない完成度の問題が揃っており、秋以降の本番形式の問題の演習量の補強に役立ちました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私はちまちま勉強して自身の模試などで数値化された能力が向上するのが楽しかったので、勉強が苦ではなかったのが好都合でした。もし、勉強が苦しいのであれば、努力する自分を好きになってあげてください。たとえどんなに学習環境が悪くても、時間が足りなくても、これらを言い訳にせず、逆境に挑むあなたは格好良い。己を信じ、栄光を掴み取れ。