■センター試験得点 813点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
70 |
+ |
40 |
+ |
25 |
+ |
40 |
=265/440点 |
■受験した感触・・・ 緊張感ゼロ
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
B |
理科一類 |
D |
宮本裕揮です
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
受験数学
私はもともと数学が苦手でした。しかし同時に社会も苦手でした。なので文理選択の時とても悩んだ記憶があります。しかし母親の勧めもありなんとなくで理系を選択することになりました。しかし今思えばこの選択がとても正しかったと思います。なぜなら数学がとても伸び、趣味にまで発展したからです。これはかなり誰にでもありうることだと思っています。昔の私を含め多くの数学が苦手な人たちはやはり暗記に近い形で勉強している人がおおいとおもいます。しかし高校三年生になって東大特進コースへ入って青木純二先生の数学を受講しはじめました。数学を考えて解く力がないと東大の問題は解けないという言葉にすごくおどろかされ東大入試同日体験受験で10点だった理由もそこでわかりました。考える力が必要 この言葉を意識しながら私は受講しました。予習ではほんとに文字通り一日を費やすこともざらでした。ほんとにそのような日には数学しかしませんでした。それでも「解けた!」といえるような問題はなかなかなく、諦めて映像授業を見ることも多々ありました。しかしその授業内では先生がどのように考えるかの筋道を示してくれて、「あっ、教科書や参考書の答案の裏にはこのようなことが実際考えられているのかーーー」っと数学の見方が大きく変わりました。さらには、先生が「予習の段階でこの問題ができなかった人はここまでの話を聞いて一旦動画を止めて自分で解き進めてから再開してください」という映像授業ならではのやり方がいわゆる数学弱者であった自分に、とても効果があったように今思います。
今(合格後)では、高校数学なら初見でもたくさんの考察が一問に対してできるようになり、本番の入試数学も圧倒的な自信を持って臨むことができるようになっていました。だからもしこの文章を読んでいる数学が苦手な後輩がいたら心配しないでほしい。めちゃくちゃ伸びるから。
物理
きっと合格体験記を書いている物理選択者はみんな言及しているであろう苑田尚之先生のことについても感謝の意も込めて書きたいと思います。まず間違いないのは、苑田先生の授業を一年間受けた自分は一年前の自分とは物理にたいする理解度が天と地ほど差があります(しかし今の自分の立ち位置ですら物理専門の世界ではスタート地点であるが……)。実際に東大入試同日体験受験で8点しか物理が取れなかった私も一年間の物理の授業を経て、2024年のできは微妙でしたが、受験直前期2月に2023年以前の過去問を解くとほとんどが簡単に解きほぐせるようになっていました。Ⅱ期講座が確かすごく大変で夏休みの物理の勉強はマジでこれしかしてないくらいずっーーーとかんがえていました。夏休みはそれでよかったと心から思っています。
そのほかの教科
- 漢文、古文は理系なら勉強しない人が多いと思います。自分は直前期二月に過去問をすこしと毎日古文単語帳一冊、漢文の単語帳を一冊周回していました。
- 英語 自分は英語が習い初めの中学の頃とても好きでめちゃくちゃ勉強していました。それが幸いしほとんど勉強をせずに高得点を取ることができていましたが、今思うと最もやってよかったと感じていることは単語帳をやりまくったことです。8冊の単語帳をやりました。今や知らない単語は日常単語や専門用語などの注釈がつくものだけです。そうなると文章が全部何言ってるかわかるから東大の英語は解けるようになります。ただし時間不足は心配ないです。共通テストの英語対策でめちゃくちゃ読む速度があがりました。共通テストの英語の対策は馬鹿にできません。
- 化学 私は大西哲男先生の授業を受けていました。まずめちゃくちゃ厳しいです。何が厳しいかというと、よくある授業は、授業中にすこし雑談があったりするものなのですが、先生の授業にはそれがほとんどありません。ひたすら1時間半勉強です。Ⅱ期講座では10コマの授業とものすごく分厚いテキストで無期、理論化学を徹底的にやりました。ものすごくものすごくきつかったですけど、そこでほとんどが完成したので後々楽になりました。受ける後輩たち頑張ってください
感想
ほんとに現役合格できてよかったです。試験一週間前くらいからやることがなくなり暇でした。つらかったです。
でも、合格したあとはまじでやばいです。もう世界が素敵すぎて、楽しすぎて、未来が明るすぎて、風邪なんてひいてる場合じゃないです。寝てる場合じゃないです。家でゴロゴロスマホ見てる暇なんてないほど、毎日ずっと遊んで、運動して、食べに行って、本読んで……。
ほんっとうに受かってうれしい。あああああああーーーーーーー!
■東進東大特進コースについて
まず真っ先に思い浮かぶ東進のおかげで成長したなと思う科目は物理です。初めて苑田先生の物理の授業を受けた時、難しいとうわさに聞いていたことによる偏見により、学校では見たことのない文字表記や考え方にすごく違和感を覚えました。しかし節々で面白いところやアッと驚かされるところもあり、なんだかんだ受け続けようと思いました。ここが受験物理における私のターニングポイントでした。プレ講座以降全ての講座を受けましたが、一部わけがわからなくてとばしたところもあります。
しかし授業を後から見直すということができました。それによりほとんどいってることがわかるようになりましたが、もちろんすべてではないです。
次に私は数学が苦手で青木純二先生の数学の真髄を受けていました。殆ど暗記に近い形で数学の勉強をしていた私にとって、かなりグサッとくる言葉もありました。考えて数学を解くという訓練を徹底させてくださり、ほんとに力になりました。
過去問演習講座をとっていました。自分で10年やればいいじゃないかとおもってましたが、共通テストの過去問自己採点ですら少しずるをして答えを修正してしまうような自分はしっかりと採点してもらった方がいいと感じて取りました。答案用紙を印刷して採点を他人にされるという緊張感を持った勉強ができたのでほんとによかったです。
東大本番レベル模試も高校三年生の間ではすべて受けました。採点が早いことが自分の復習に役立ちました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
入試本番一週間前はやることがなくて、とてもしんどいです。でもそれは勉強が完了しているということなので、神社に行ったり、早めに東京に行って観光するのもありだと思います。
共通テストが終わりすぐ一週間後に迎える東大本番レベル模試は共通テストぼけがあるので、判定が悪くても志望校は変えませんでした。
今思い出してみると、かなりつらい一年いや三年でした。
物理選択の人は何が何でも苑田先生の授業に食らいついていってください。ほんとに気が付くと物理の現象がみえるようになりました。
頑張ってください後輩たち。