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愛知県 私立 東海高等学校 卒
東京大学 理科一類

長沼 和輝さん

■センター試験得点 814点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 85 63 37 41 32 =258/440点
自己採点 80 60 35 25 40 =240/440点

■受験した感触・・・ 樹海

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

一意専心

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

志望理由

 小さいころから漠然と「東大ってかっこいいな」と思っており、自分のレベル的にも目指せる学校であり、きっと全国から優秀な人たちがたくさん集まる場所で自分も成長できるのではないかと考え志望しました。二年の教養課程ののち進路を決められることは東京大学の大きなメリットの一つですし、自分の興味のある分野やその他分野へも進学がしやすいことは理科一類の魅力だと思います。

受験スケジュール

  • 中学から高一 一番行きたかった中学に行けなかった悔しさはありつつも(6年東海にいて東海のことが大好きになってしまったし、東海に行って大大正解だと思えた)、特に大学受験を意識して勉強することもなく部活や遊びに明け暮れました。学校のテストは直前には重い腰を上げて範囲を終わらせ学校の中では順位は悪くはなかったと思います。数学や英語は勉強をそう苦に感じずコツコツやっていました。中二と中三では短期留学にも行かせてもらい、英検2級を中学三年で取得しています。
  • 高二夏まで 夏休み終わりまで部活があったので部活中心の生活を送りましたが、通学の電車で単語帳を読み始めたり、部活に早く着きすぎたとき自分で買った数学の問題集を解いたりしていました。
  • 高二3月まで 受験勉強を本格的に始めました。初めの方は勉強時間を計り、一日の中でどの程度の時間を使えるかを把握しました。まずは物理化学の範囲学習を東大入試同日体験受験までに終わらせること(有機化学は思いのほか時間がかかり3月まで終わりませんでした)、英語の単語を頭に入れある程度の文を解釈できること、数学のレベルを上げることでした。
  • 高三夏まで 数学物理化学の範囲学習を終え応用問題集を解いていきました。東進の東大本番レベル模試に合わせどこまで終わらせるかを決めて進めました。
  • 高三年末まで 夏休みから過去問をちょこちょこ解き始めました。問題集を完成させること、多くの模試の復習、定期的なセット演習とかなりやることの多い期間になると思いますが、自分の場合秋の文化祭頃から勉強時間は減っていてそこまでセット演習に手が回りませんでした。
  • 共通テストまで 9割を目標に年明けから過去問や予想問題を解きました。東進の共通テスト本番レベル模試が2か月に一度あり、ある程度のレベル感が分かっており、少しは問題になれていたので何とかなりました。
  • 本試まで 消化しきれていなかったプリントの消化や、やり切れていない過去問演習が中心だった。併願校は1週間前から過去問をやることとし、本試で点数が最大化できるようにしようと時々息抜きを挟みながらも対策を進めた。

各教科勉強法

  • 国語 現代文は林修先生の東大特進の授業。古漢は単語帳を参照しつつ、共通テスト型東大型の問題演習。古漢は好きな科目であり復習では細部まで理解できるよう心掛け、分からなかった部分などはノートにまとめ試験前に見直し。
  • 数学 数学特待で先取りをしていた。演習では直しのあとポイントをノートにまとめ試験前に見直し。
  • 物理化学 物理は東大特進で苑田尚之先生に、化学はハイレベル化学で鎌田真彰先生にお世話になった。問題集の演習を中心に行った。
  • 英語 まずは単語と解釈をやり、英作文をある程度頭にいれたら、東大型の演習がいいと思う。4B→1A→1B→4A→3→2→5の順を夏に練習し1A1B4Aなどは東大の出題パターンを自分なりにまとめた。

■東進東大特進コースについて

自習室

 学校の近くに校舎があり、家の近くにも校舎があったので学校帰りや土日によく利用しました。自分は家ではなかなか勉強が進まないタイプなので本当にありがたかったです。

東大本番レベル模試

 返却がとても早く、復習がしやすい上、解説授業がかなりよかった。解答用紙が本番とほぼ同じデザインであるので、本番の緊張感を緩和することができます。回数も多く定期的に実力をはかれるので、ぜひ受験してほしいと思います。

東大現代文

 林修先生の授業は解説が大変面白く飽きてしまうというようなことは決してなかった。解答が正確で、その理由根拠まで詳細に説明して下さるのでメモをよく取って参考にしました。現代文の対策はこれとその見直しで必要十分ではないかと思います。

東大物理

 苑田尚之先生の解説は難問と言われる問題もすごく簡単かのように感じさせる。理解するのに手こずることも多かったのですが理解できたときにとても嬉しかったし、ためになりました。生徒に向け熱く語っていらっしゃる姿がかっこよすぎました。

ハイレベル化学

 基礎的なことを理解したうえで受講しました。テキストはよくまとまっていて直前まで時々見直しましたし、できるだけ深く理解しておくと演習時にすっと理解できることがありました。

担任

 高二までは同じ高校から名大医に進学された先輩が学習状況や学校の勉強を見てくださった。高三では東大生の担任助手の方とZoomで定期的に面談して頂き、対策の進み具合から模試成績、東大での生活などを話し、モチベーションを保つことができました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 「合格確定」みたいな言葉もありますが受験に100%はないと思います。私らにできることは合格可能性を100%になるべく近づけていくことだけです。自分は問題を間違えたときはなぜ間違えたのか、どうすれば正解できたかをしっかり考え次は絶対に間違えないようにと心がけていました。大切なのは心に余裕と自信だと感じます。自分なりの勉強法を見つけ最後まで頑張ってください。ご健闘をお祈りしています。