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兵庫県 私立 三田学園高等学校 卒
東京大学 理科一類

藤井 祐樹さん

■共通テスト得点 922点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 71 69 51 43 40 =274/440点

■受験した感触・・・ 例年からの多少の難易度のブレはあったが、できることは全てできたので取り敢えず一安心。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

東大受験

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 高1の夏くらいまでは京都大学理学部を志望していましたが、様々な分野に興味があったので、実際に学んでみてから学部を決められる東京大学を志望することにしました。自分が行っていた勉強法やお勧めの講座等を紹介するので、もし気に入るものがあれば参考にして、勉強法を確立する上での足しにしてください。
 中学のころから数学や英語がある程度でき、学校の定期テストレベルの英、数、物化で苦労することがなかったので、定期テストの時ぐらいしか勉強する気にならない、古文漢文や地理、情報の知識をテストごとに範囲を全て覚えることに全力を注げました。そのおかげで、共通テストの勉強がすごくスムーズに進みました。過去問は夏の終わりから始め、直近5年分は共通テストが終わってからやろうと思い、残しておきました。

教科ごとの勉強

  • 英語

学校などのテストごとに文法事項を抜けなく身につけるようにしていたため、文法面で苦労することはありませんでした。知識面はテストをうまく利用して、なんとかするのがいいと思います。高3になってから、初見の英語に触れる機会が不足していることに気づきました。それに対して特に有効な対策を講じることはありませんでしたが、夏以降過去問演習を始めました。自分の苦手な大問から、大問ごとに20年分くらい演習しました。リスニングは毎日するべきだと思い、高2の3月から毎日聞くようにしていました。

  • 数学

高2までは多くの時間を数学に割くことができたので、教科書やプリントの問題を可能な限り多く解き、また可能な限り時間をかけて(わからない問題でも、最低30分くらいはかけるようにしていました)問題に取り組みました。解けない問題については解答を見て「この問題が解ける人はどういう感性を持って、どういう頭の使い方をして解いているのか」を可能な限り言語化しました。そうすることで、数学ができる人の視点が身に付き、問題を俯瞰できるようになると思います。

  • 国語

現代文:ここで長々と書くより林修先生の「東大現代文」を受ける方が早いです。

古文漢文:栗原隆先生の授業でもらえる古文資料集や漢文単語帳を使い、直前期まで知識の確認をしていました。古漢は読めるようになるにはある程度量をこなさないといけない気がします。頑張ってください。

  • 物理

「東大物理」の授業を受ければ分かるように、自分の頭を使ってとにかくちゃんと物理を勉強しさえすれば、基本しか聞いていない大学受験で合格点をとるのは容易だと思います。

  • 化学

無機、有機の知識を自分の場合は「速く、何回も繰り返す」ことで身につけました。化学に限らず暗記系は「ゆっくり、一回だけ」より「(雑でもいいから)速く、何回も」の方が記憶に残りやすいと思います(好みの問題?)。知識と少しの練習があれば化学の問題は解けるので、参考書を一度もすることなく、過去問に入りました。化学は限られた時間でミスなくどれだけ処理できるかの科目だと思って練習を積みました。

部活との両立(?)

 高3の夏前まで、柔道部に所属していました。部活を休ませてもらうなどかなり柔軟に対応してもらいました。部活も勉強もかなり高いレベルで両立するのは厳しいと割り切って、勉強の方に力を注いでいました。「全部完璧にできる人なんかあまりいない。」と思って、何か一つでも全力で取り組めたらそれでいいと思います。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

東大特進

 東大特進コースは質の高い授業が受けられる素晴らしい環境だと思います。以下に受けてよかったと思う講座を紹介します。
  • 林修先生「東大現代文」……現代文の取り組み方がはっきりとわかりました。
  • 栗原隆先生「東大古文」……基本、古文の授業はつまらないと思っていましたが、この授業は体系的に組み立てられており、非常に聞きやすくおもしろかったです。
  • 松田聡平先生「東大への数学」……「わかりやすい(だけ)の授業」ではなく、「数学ができるようになる授業」だと思います。「この問題が解ける人はどういう感性を持って、どういう頭の使い方をして解いているのか」の言語化がとても上手く何度も感動させられました。テキスト、小テスト、テストゼミはいわゆる「良問」ばかりではなく、東大合格に避けては通れない「少し悪問」まで入っていました。また、その問題の配列にまで気が使われており、受講して損がない講座です。
  • 苑田尚之先生「東大物理」……物理を分かっている人が当たり前に見えていることが見えるようになるきっかけになりました。また、勉強そのものに対する、あるべき姿勢についてのヒントも得られました。
  • 「東大化学特講」……化学にまつわる面白い話をたくさん聞くことができます。
  • 駒橋輝圭先生「東大英語 in Depth」……東大英語の取り組み方を大問ごとに丁寧に教えていただきました。第Ⅳ期あたりからテストゼミが始まり、そこでは良い素材を用いた演習問題を使って学習することができました。リスニング音源は本番を想定して、多少聞きにくいものになっていました(実際の試験の音質はとても良かったです)。

東大本番レベル模試

 東大形式の模試を全部受けても復習が追い付かないことは目に見えていたので、東大本番レベル模試とあともう一つ、のように数を絞って受験していました。自分は成績が出てから復習したいタイプだったので、返却が早いのは助かりました。

過去問演習講座

 人に添削してもらうため、緊張感をもって過去問に取り組むには適していると思います。解説授業は、いつも東大特進コースで授業をなさっている先生方が担当されており、ストレスなく過去問を進め、実力を養成、確認できます。参考までに、自分は過去問を英語、数学:25年分 物理、化学:20年分 国語:10年分 しました。実力が付けば、何年分やるかは人それぞれでいいと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 あまり人のことは気にしすぎずに、目の前にあることに自分の頭を使ってしっかりと向き合うことを繰り返せば、勝手に実力はついていき、案外簡単に目標を達成できると思います。勉強のことだけを気にしていればいい時間は恐らく人生で二度と来ないと思います。たまには、不安になることもあるとは思いますが、自分がいかに恵まれた環境にいるのか実感し、この時間を楽しんでください。応援しています。