
西 鴻一さん
■センター試験得点 821点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 物理 | 化学 | ||||||
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開示得点 | 77 | + | 52 | + | 56 | + | 43 | + | 39 | =267/440点 | |
自己採点 | 70 | + | 35 | + | 40 | + | 15 | + | 40 | =200/440点 |
■受験した感触・・・ 国語と化学はできたけど数物で死んだ……
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
理科二類 | C | 理科二類 | E | 理科二類 | B | 理科二類 | C |
東大の試験問題は試験時間が短いことがネックとなります。そのため短時間で英文を読解できるようになることが必要です。そのために私がしたことをふたつ紹介します。まず一つ目は大量の英文を読むことです。私は暗記をするのが苦手だったので、単語帳をほとんど使わず、代わりに英文を大量に読みながらその過程で単語を習得していくという学習法を取りました。英文を読みながら単語を覚えていくという過程では英文に慣れるだけではなく、単語自体のニュアンスも把握しながら覚えていけるのでとてもおすすめです。また、もう一つは英作文の書き方です。東大の英作文の問題は書くことがあまり制限されておらず自由に書くことが出来るので、内容にかなり迷うかもしれません。しかしそこで迷っているような時間はありません。なので私はとにかく最初に思い付いたアイデアを変えずにそのまま作文にするようにしていました。
数学はただむやみに問題を解くだけでは実力は付かないでしょう。自分が問題を解いたその思考過程をもう一度再現するなどして、どうして自分がその考え方に至ったのか、どのようなアイデアがその解法に結び付いたのか、など時間をかけて自分の解き方と向き合うのが良いと思います。
現代文は私もよくわからないのでアドバイスできる立場にないと思います。古典は単語も重要ですが、英語同様たくさん読みましょう。たくさん読んでれば古典常識なども身について、問題が勘で解けるようになったりします。
物理は苑田尚之先生の授業を受講していればもうご存じかもしれませんが、たくさんの問題を解き飛ばしていくのではなく、一つの問題の疑問点を完全になくしていくのが重要だと思います。時間をかけて基本原理に基づいた考察ができるようになれば試験本番で見たことない問題が出てきたとしてもうまく対応できるようになるかもしれません(本番、私は物理で大失敗をしてしまいましたが)。
化学は問題集、過去問をしっかりこなしていれば自ずと実力も付くでしょう。物理と同じく、最初の問題の状況把握をいかに早く終わらせられるかが鍵となると思うので、問題演習も状況把握の練習だと意識してやってみるのもいいかもしれません。ただ、試験時間に対して明らかに問題の量が多いので、全部解こうとすると時間が足りなくなります。めんどくさい計算問題などは(練習の時は計算すべきですが)模試などでは飛ばすのも工夫の一つだと思います。
青木先生の授業は初見の数学の問題を解くうえで、何を考え、どのようなプロセスをたどって解答に辿り着くのかを教えてくださいます。この授業で数学はただむやみに解くのではないと気づけたおかげで数学の点数もかなり安定するようになりました。特に数学の真髄のⅠ期で扱う写像と論理は非常に参考になりました。
この講座は鎌田先生の授業がとても分かりやすく、またテキスト自体の完成度が非常に高いです。テキストの問題も量と質ともに十分で、問題集としても使えると思います。