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神奈川県 私立 サレジオ学院高等学校 卒
東京大学 理科一類

早崎 勇輝さん

■センター試験得点 747点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 73 52 27 36 34 =222/440点
自己採点 75 50 40 30 40 =235/440点

■受験した感触・・・ 一日目の数学が難しかったが、二日目で全力を出して試験に挑みました。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 C 理科一類 C 理科一類 C

毎日登校、そして10時迄勉強!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

入塾

 私の東進への入塾は中3の冬でした。当時、勉強に対して余りやる気が無く定期試験の成績も低迷中でした。そこで母から東進の冬期講習を勧められ、私は今井宏先生の授業を受けました。授業内容が良かった事に加え、雑談が格段に滑稽で続きを受けたく東進に入塾しました。

中3、高1

 最初は、東進に週3回、部活の無い日に通っていました。定期試験の時期は部活が無いので、放課後は東進に直行し死ぬ気で定期試験対策に励みました。ある時顧問の先生にリベラルアーツである東大受験を勧められました。そこから東大を志望校とし、東大入試同日体験受験をしました。全く歯が立ちませんでしたが、ゴールのレベルが分かりました。

高2

 高2に入り、新たに4つ講座を取りました。特に林修先生の現代文は、今まで感覚で解いていた論説文や小説を論理的に根拠を持ち解答出来るようになりました。2学期からは受験モードになり、部活が無い日は東進に、部活日は学校の自習室に行きました。また高2末に取ったハイレベル物理の影響力は凄まじく、今まで暗記科目のように扱っていた物理の奥深さや統一性が分かるようになり、物理が最も楽しい科目になりました。同じ頃、東大特進に加入し、現代文、数学、英語を取りました。その中でも、数学の真髄は問題に対する発想力を鍛えてくれる授業であり、ここから東大数学の問題にも立ち向かえる力が付き始めました。

高3

 高3に入り、4月末には部活を引退したため放課後は毎日夜10時まで東進で必死に受講を続けました。5〜6月になると共通テストの問題演習が始まりました。その効果は大きく、一通り演習が終わった6月の模試では789点まで上がりました。夏休みになり、目標である過去問10年分を達成する為に、午前中は一科目演習、午後は復習を毎日朝9時から夜10時まで繰り返しました。それに加え、過去問演習の効果を高める為に復習ノートを作成しました。各科目ごとに解いた後の印象と各設問ごとの反省点と解答の要点を書きました。夏休みが終わり志望校別単元ジャンル演習を開始しました。自分の苦手なところを突くレベルの高い出題が多かったため苦しみながらも良質な演習を積むことが出来ました。また、その頃の東大模試では初めてA判定を取ることができ自信がつきました。第一志望校対策演習が始まり、良質な問題を演習することで東大の問題の傾向をより正確に掴むことが出来ました。年明けは予想問題で共通テストに備え、共通テスト本番になりました。結果は、東大志望者の平均位で可もなく不可も無くという感じでした。共通テスト後は、東大本番に向けて東大の過去問と予想問題を勉強しました。そして、慶応と早稲田を受験し本番の人の多さや本番特有の空気を経験し本番への準備を重ねました。本番直前の数日間は過去の問題や教材の見直しに徹し体調にも気を使いながらホテル入りしました。そして遂に東大本番を迎え、無事合格を果たし最高の結果で受験を終えることが出来ました。

総評

 やはり、合格の一番の元となったのは毎日東進に通い欠かさず10時まで勉強することを続けていた事だと思います。それを可能にしてくれたのが家のすぐ近くにあった東進衛星予備校であり、どんなに勉強にやる気が出なくても取り敢えず行きさえすれば勉強を続ける事が出来ました。また、解いた答案をカゴに入れておけばすぐに採点されて返却される東進のシステムで数多くの演習をこなし、同時に整理して復習出来たことも大きな助けとなりました。最後に、私をこの結果まで導いてくれたのは支えてくれた家族や先生、担任助手達に他ならず、周りの人への深い感謝の念を伝えて終わりたいと思います。

■東進東大特進コースについて

東進衛星予備校

 私は高2の末に東大特進に加入しましたが、それより前から東進衛星予備校に所属しました。
  • 高1高2の頃は知識のインプットを目的とした講座を受講しながら、定期試験前は勉強場所として利用していました。
  • 高3の時は過去問演習講座や志望校別単元ジャンル演習を取ってそれらをひたすら繰り返していました

家ではなかなか勉強できないタイプだったので毎日10時まで開講している自習場所としてとても重宝しました。また演習した問題をカゴに入れて置けば勝手に送って数日で添削してくれたので演習が非常にはかどりました。

東大特進

 東大本番レベル模試を受けていたことで勧誘されたのを機に所属しました。東大レベルの良質な講座を受講できたので大量に受講しました。
  • 数学の真髄(青木純二先生)

初見の問題に対してどんな見方をしてどんな思考をたどって解答にたどり着くのか分かり易く教えて下さいました。

  • 東大現代文(林修先生)

緻密で論理的な正しい現代文への見方を教えて下さり、現代文で求められているものが分かるようになりました。

  • 東大英語(宮崎尊先生)

暗記、構文、文法重視の英語では無く、ネイティブの感覚に沿ったものの見方や単語のコアミーニングを教えて頂き、第5問の小説の読解が次第に出来る様になりました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験において最も大事なのは、何が有ろうとまとまった時間の勉強時間が維持される勉強習慣を作ることだと思います。当然勉強へのモチベーションの波は誰にでもあると思いますが、それで勉強の量が下がる様では合格は出来ません。私にとってその環境を与えてくれたのは東進衛星予備校でしたが、一人一人の勉強習慣の構築の仕方を模索することが重要です。また、過去問演習を夏休み中に最低でも5年分行っておく事がとても役に立つと思います。本番の難易度や時間設定、求められている能力をその時点で把握できているかどうかで、夏以降の勉強の質は大きく変わります。その際には、ノートに要点をまとめておくとさらに効果が上がるでしょう。