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福岡県 県立 福岡高等学校 卒
東京大学 理科一類

渡邊 貴哉さん

■共通テスト得点 888点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 76 48 55 53 24 =256/440点

■受験した感触・・・ 苦手の数学と化学が激しく難化してラッキー。落ちたら大人しく浪人します。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 B 理科一類 C 理科一類 D

本番あまりに運がよかった……

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

3年間の全体的な学習の進み方について

 私は、小学生の時から塾に行って、国数英はやっていました。公立高校に合格し、入っていた塾の延長として東進衛星予備校に高1から通い始めました。高1の最初の頃は部活にも入っておらず暇してたので、受講は進めないといけない分だけ進めて、余った時間はゲームばかりしていました。高1の後半から部活や生徒会活動を始めました。高2の夏まではそこまで忙しくなかったので、今までと変わらずそこそこのペースで学習を進めていきました。高2の夏休み後から高3の5月までは生徒会と部活が忙しくなり、勉強は疎かにしていました。その後から残った受講を進め、通期講座の受講を9月中にほぼ終えて、その後東大特進の授業や過去問演習講座をしました。共テ対策はほぼ学校でしかしていません。

数学について

 数学は、高等学校対応数学→数学の真髄 基本原理追求編→数学の真髄(東大特進)→過去問演習講座→東大模試の過去問 という順番で学習しました。参考書は学校で課題になった分しかやっていません。最終的に、東大の問題は普通の難易度の年なら半分前後はとれるかなというギリギリの実力になりました。本番は激しく難化したおかげで0完でしたが、他の受験生と数学で差がつかなくなったのでラッキーでした。

英語について

 英語は、文法編Ⅲ→構文編Ⅳ→文法編Ⅴ→勝利のストラテジー→構文理解から難関大の英文を読み解く→東大特進英語(東大特進)→過去問演習講座 の順で学習しました。まず構文解釈を学び、その後宮崎尊先生から英語を英語として読む方法を教えてもらうという順番は私には合っていました。最終的に英語は得点源(平均80/120くらい)になりました。

物理について

 物理は、理系物理の基礎→ハイレベル物理→過去問演習講座→東大模試の過去問 の順で学習しました。最終的に、東大入試は少し昔の簡単な年なら8~9割も狙えるが、最近の分量が多い傾向の問題だと急に伸び悩む(半分いかないことが多い)、という様子になりました。本番は先祖返りのように易化したのでラッキーでした。入試の前日、御茶ノ水校で苑田尚之先生のお姿を拝見できたのでうれしかったです。

化学について

 化学は、ハイレベル化学→過去問演習講座(と東大特進化学を少々)→東大模試の過去問 の順で学習しました。初めての分野でハイレベル化学というのは、あまり良い選択ではありませんでした。まず学校で配られた参考書をやって教科書レベルを確認し、それからハイレベル化学を受けてなんとか授業に追いつきました。最終的に、調子が良ければ半分を超える、というかなりギリギリの実力になりました。本番は難化して、問題はなんとも言えない様相を呈していたので、差がつかずラッキーでした。

国語について

 特に語ることはありません。現代文はもっと真面目に林修先生のお話を聞いていればよかったと後悔しています。

感想

 かなり運任せの受験になってしまいました。生徒会や部活がなければ、もっと早くに学習を進め、確実に受かっていたのかもしれません。私のように不器用な人間は、青春は学力を削ってするものなのだと思いました。

■東進東大特進コースについて

通期講座について

 取って良かったと思う講座と理由を挙げていきます。
  • 数学の真髄
 数学の本質を学べ、なんとなく解答を作っている状況を脱出できるから。
  • 理系物理の基礎、ハイレベル物理
 理系物理の基礎で苑田先生の授業に慣れ、ハイレベル物理で一気に東大の問題に挑む準備を終えられるから。
  • 入試英語@勝利のストラテジー
 構文解釈をほぼ完成させることができるから。
  • 高2ハイレベル現代文トレーニング
 共通テストから二次試験まで通用する現代文の解き方を学べるから。

東大特進について

 同じく取ってよかったと思う講座を説明します。
  • 数学の真髄
 通期の数学の真髄の実践編のような立ち位置だから。
  • 東大特進英語
 時間制限のきつい東大英語でも通用する、英語を英語として読む方法が学べるから。
  • 東大現代文
 東大形式の記述問題を集中的に学べるから。

東大本番レベル模試

 非常に早い返却は助かります。

東大過去問演習講座

 一つ一つ採点をしてもらえるのはありがたいです。苦手教科を解きまくるという使い方ができるので25年分がおすすめです。

高速マスター

 英単語1800は良かったと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 私は、共通テスト本番レベル模試や最終東大本番レベル模試であまりいい判定がでませんでした。原因は、サボったのもあるかもしれませんが、身近な人にテストで負けたくないと思い力みすぎたのもあるのかもしれません。本番は自分のペースを失わないことを意識して問題を解いたことが良い結果につながったのかもしれません。