若林 昇希さん
■センター試験得点 831点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 物理 | 化学 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開示得点 | 61 | + | 53 | + | 47 | + | 24 | + | 42 | =227/440点 | |
自己採点 | 65 | + | 60 | + | 40 | + | 25 | + | 40 | =230/440点 |
■受験した感触・・・ 全体的に手ごたえはなく、特に理科の出来があまり良くなかった。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
理科一類 | B | 理科一類 | A | 理科一類 | C | 理科一類 | A |
正直国語に割ける時間は多くないので、スキマ時間を見つけて古文単語や漢文の句形を覚えていくと良いです。共通テストにおいて国語は総得点を左右する重要な教科なので早いうちに古文単語や句形を固めておきましょう。
受験生活を通して私が一番苦しんだ教科です。毎日コツコツと何かをやり続けることが得意ではない私は高校2年生の頃まで英単語を全然覚えていませんでした。単語力がものを言う受験英語では致命的です。皆さんは、英単語と基礎的な文法、英文解釈は早いうちに始めることをお勧めします。また、英語は他の教科に比べて試験場で自分の力がブレずに出力しやすい教科だと身をもって体感したので、まだ時間のある人は英語を得意とすることを目指すといいと思います。理数科目が得意で英語に苦手意識のある受験生は、リスニングで高得点を狙うことを考えみましょう。東大英語の中でも比較的努力が点数に直結しやすい分野ですし、30点分あるので、リスニングである程度の点を取れれば英語の点数が改善されます。東進リスニングアプリは機能性が良くお勧めです。
得意不得意が分かれる教科ですが、本番では得意な人も力を発揮できない場合があり、運に左右される科目です。故に数学を主な得点源にする場合でも他教科で十分に点数が取れるように勉強することが大事だと思います。また、数学には問題を完全に解ききれなくても部分点が来ることがあるので、模試や過去問演習ではそういう点に意識して解答を作ることを意識しました。特に模試では、個別の問題に執着して完答を狙うべきセットや、全体的に手を付けて部分点を各大問で得るべきセットなど問題の構成を意識して試験中での立ち回りの練習にすると本番でも焦ることが無くなるので良いと思います。
敢えて物理と化学に分けずに理科とまとめました。その理由は、東大受験においては個人で物理と化学の解答時間が決められることにあります。問題を見てその場で時間配分を決める必要があるので、日ごろの過去問演習や模試で時間配分の練習をしておくのが良いと思います。また、東大の理科は制限時間内にすべての問題を解ききることを想定していない程の分量があるので、問題の取捨選択が大事になってきます。物理50点化学10点の人と、物理30点化学30点の人は同じ成績になるわけなので、物化それぞれの得点の分析のほかに、物化合わせた得点の最大化が出来ているかどうかをよく復習することが大事だと思います。
高3の秋の初頭までは分野別に類題を学習し、秋の終わりごろから時間を設定した演習とテストゼミがありました。分野別の学習では青木先生特有の例えで定理の概念を理解しやすく、取り組んだ問題も別解の考察などに有用な良問ばかりでした。テストゼミでは青木先生自身から添削を頂き、自分の答案の論理的なミスや言い回しの煩雑さを解消することができました。基本問題をしっかりとこなした受験生全員にお勧めできる講座です。
力学、波動、電磁気の諸現象を演習問題と苑田先生の解説によって解きほぐしていく講座です。学校での勉強とは少し異なった視点を学べたり微積分を用いて物理量同士の関係を記述したりでき、高校物理で扱う諸現象に対してより本質的な考察ができるようになります。理系の東大受験生には特にお勧めします。
大問毎に要求される能力が多岐にわたり、対策がしにくい東大英語を分野別に解説して頂けます。問題量も豊富で様々なタイプの長文に触れることができます。私は和文英訳が苦手だったのですが、講座を受ける中で問題を解くうえで解きやすくなる意識に気づくことができました。また、過去問でしか対策できない小説の読解方法を学べたので大問5への苦手意識が払拭できました。