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神奈川県 私立 浅野高等学校 卒
東京大学 文科一類

久保田 雄大さん

■センター試験得点 853点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 103 24 58 48 42 =275/440点
自己採点 100 40 60 50 30 =280/440点

■受験した感触・・・ 数学が思ったよりできなかったが他は普段通りできた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科二類 A 文科二類 A 文科一類 A 文科一類 A

受験はスタートダッシュが命

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私は東大に受かるまで受験勉強がつらいと思ったことは一度もありません。これは決して私が辛抱強いからではなく、私が受験勉強を楽に乗り切れる勉強法をとっていたからです。その勉強法を記す前に、少し自己紹介をしておこうと思います。私が東大を目指し始めたのは、中3の頃です。この頃ははっきりとした理由があったわけではなく、なんとなく東大がいいなと思い始めた程度でした。ちょうど同時期に英語ディベート部にも所属し、サッカー部と兼部していました。高1の文理選択の時には、経済に興味があったので文系を選びました。高1の間は、英語と数学を固めることに専念しました。東大受験において大事なのは、英語は準1級レベルの単語、数学は典型問題をできるだけ早く固めることです。私は兼部していたこともあって、高1の1年間は忙しかったですが、それでも1日平均3時間は勉強し、部活でも結果を残すことができました。高2の夏に東大本番レベル模試を受けたのをきっかけに東進に入塾しました。講座は、迷った末に荒巻豊志先生のスタンダード世界史を選択しました。範囲は学校でまだ習っていなかった近代・現代にしました。ここで先取り学習を行ったことが、後から振り返ってみると、とても大きかったように思います。先取り学習のメリットの一つは、模試で自分の実力を測りやすくなることです。未修分野があっては、復習しようにもうまくできません。また、ほかの受験生の未修分野で点が取れると偏差値が高く出て、意外とモチベーションになったりもします(笑)。この先取り学習のおかげで、私の場合は、高2の冬までに世界史は全範囲を一通り学習し終えていました。国語は学校の授業以外に特別なことはしておらず、英語と数学は引き続き自習を進めていました。高2のうちは、英語はとにかく英文に触れることを意識しました。同時にリスニングもTEDやBBC、市販のリスニング教材などを使って進めました。私は、高2の夏から東大の過去問を解き始めました。少し早いように感じるかもしれませんが、個人的には早く問題の形式になれることが必要だと思います。私は1~2週間に1回のペースで進めました。この時、世界史と地理に関しては、間違えた問題をまとめたノートを作成しました。その後も、模試で間違えた問題や授業で得た知識などをノートに一問一答(短答式ではなく記述中心)でまとめ、このノートは受験直前まで継続的につけていました。こうした努力あってか、東大同日体験受験では合格最低点+11点をとることができました。高3になってからも、私は高2の頃とほとんど変わらないペースで勉強していました。変わったことといえば、過去問演習量が増えたことと、SUITSという弁護士のドラマを見たことをきっかけに国際弁護士を志すようになったことです。高3の夏頃に志望科類も文二から文一に変えました。共通テストの対策は12月ごろから本格的に始めました。私は演習量が大事だと思い、過去問のほかに、予想問題集を複数解きました。そのおかげで、共通テスト本番では自己ベストを大幅に更新することができました。二次試験の時までには、模試の過去問も含め大量の東大の過去問を解いていたので、本番でも普段通りの力を発揮できました。高3の頃の記述が少ないのは、高1、高2の頃とほとんど変わっていないからです。私は、受験は高2の終わりで半分は勝負がついていると思っています。高校3年間を通してほぼ一定のペースで、必要な時は先取りながら学習を進めること、これが、私が楽に受験勉強を終えられた秘訣です。

■東進東大特進コースについて

スタンダード世界史(荒巻豊志先生)

 先取り学習を進めるのに最適です。学校の授業では扱うのが遅くなりがち、かつ、複雑で理解しにくい近・現代編がおすすめで、この授業を受けることで世界史全体の学習の仕方がつかめます。

数学の真髄(青木純二先生)

 数学は解法暗記だと思っている人、数学が伸び悩んでいる人、数学力を上げたい人は必修です。まさに「数学の真髄」が理解でき、数学の問題を解くのが楽しくなります。また、同値変形やベクトルの回転などほかの受験生が知らないハイレベルな知識が身につきます。さらに順像法と逆像法の使い分けが自在にできるようになり、苦手な人が多い軌跡の問題が楽勝になります。

東大古文(栗原隆先生)

 古文の文章の背景知識が身につくため、古文の文章が書かれた当時の状況を頭に入れて問題が解けるうえ、答案の添削も行なってくれるため、どういう書き方をすれば点が取れるかわかります。

東大現代文(林修先生)

 解答までのプロセスが簡潔で分かりやすく、受験生が陥りがちな間違いを正してくれます。

東大地理特講(村瀬哲史先生)

 地理を基礎からわかりやすく説明してくれて、東大の記述の書き方が身につきます。

AI予測問題演習

 本番レベルの問題を演習できるので、過去問が足りなくなったときに最適です。答案返却が早くて復習しやすく、解説コメントもとても丁寧です。さらに、過去の東大に合格した先輩たちと点数を比較できるためモチベーションにつながります。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 東進の講師陣や講座はトップクラスです。自分のペースで勉強を進められる東進のシステムを最大限利用すれば、志望校合格の大きな助けになります。できるだけ早いうちから東大に向けて勉強を進めることが、受験を制するカギとなります。今この合格体験記を読んでいる受験生の皆さんは、受験生の中でも一歩先にいます。自分の力を信じて頑張ってください。東京大学で待っています!