■センター試験得点 771点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
90 |
+ |
70 |
+ |
36 |
+ |
25 |
+ |
30 |
=251/440点 |
■受験した感触・・・ 現文がまずい……物理も……でも五分五分な感じしかしない。英語の採点次第だ、後期後期!
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
E |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
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自分を天才だと思い込もう 無根拠な自信は折れない
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
モチベの保ち方
上にも書いた通り、自分を天才だと思ってください。自分を凡人だと思っていると、何かがうまくいっても偶然だと思ってしまったりして、折角の成功体験も喜びが薄いものになり、モチベの低下につながります。成果が少しでも出たら、才能の片鱗が現れたと思ってください。誰でもできるしは禁句です。
ただし周りの人に言うとアレなので心の中で十分。周りには謙虚に。
受験は英“数”なのか
これは私の受験でも大きなテーマでした。私は、特に東大において、英語と理科を主な武器に戦うことはできないのか?と高2のときよく考えていたんです。
私は中学入試であまり猛勉強したわけでもないし、はじめ文学部を目指して、抽象的な数学よりも具体的でイメージしやすい理科が好きだったので、高2のときから数学は定期試験で良い点は目指すが、ふだんは理科に主に時間を費やすようにしていました。理科は伸びやすく(物理・化学の話です)、まわりは英数中心でやっていたので、理科ではすぐ上位になり、英理でいけると思っていました。が、少し経つうちに伸びも頭打ちになりました。今考えれば根本的な数学の力がないせいで“考えて”解くことができていなかったんだと思います。
このころくらいにタイミングよく数学の楽しさを理解できたので最悪の事態ー数学が弱いままで秋を迎え、周りの東大受験生はどんどん理科を(しっかりした数学力で効率よく)伸ばしていき、それに焦り数学に手を出すも英理をキープできなくなり全弱になるーを回避できました。
数学で身につく、状況をクリアに整理して過不足なく処理する発想はすべての理系科目および現代文に通底するものです。それらの科目の上達が圧倒的に早くなります。おまけに数学は十分なレベルに達するとキープしやすい科目です。結局のところ、受験は英数だと思います。理科で稼ぐ作戦はアリですが、もし数学で東大受験生の平均よりだいぶ下の場合、理科の力を伸ばすスピードを高めるという意味でも、しっかり数学をやって、その上で理科で稼ぐか数学で稼ぐかを考えてほしいと切に思います。
先取り学習に関しては、そこまでしていませんでした。英語は高2終了時に基本的に完成していて、数学も一通り終わっていましたが、化学、物理は高3一学期に完全に終わりました。数学の演習にメインに時間を割いたため理科は遅くなりましたが、やはり焦らずにやれば理科は短期間で伸びやすいです。実際二月は最後に学習した電磁気が一番得意になりました。また、理科は基本と応用がそこまで変わらないので、学校である分野を学び終わったらそのたび応用問題にチャレンジするのも良いと思います。まぁ物理の融合問題は全部終わってからじゃないと厳しいので、12月に電磁気が終わる場合は予習してください。
英語の能力をキープする方法の提案
高3では英語はおろそかになりがちで、気づいたら読むスピードが如実に下がったという話もよく聞きますし、私にもありました。これを防ぐには、私は毎日リスニングをすることをオススメします。単語帳のCDをスマホに入れて聞くでも良いし、ポッドキャストなども良いでしょう。リスニングは音源の速さで構文把握や単語を処理する必要があるためです。自分で読むだけでは結局自分のスピードで読むので、処理力キープには役立たないと考えています。また、正しい英語に耳をなじませることで、英作文の構文ミスを防ぐことができ文法問題も素早くできるようになります。余力があればディクテーションも良いでしょう。
■東進東大特進コースについて
東大現代文 林修先生
私は現代文が苦手で、学校の授業でもイマイチ解き方が腑に落ちなかったため、受講しました。林先生の論理的な解き方は、とても納得でき、受講を通し文章に向き合う能力が非常に高まったと感じています。
東大古文 栗原隆先生
第Ⅲ期のみ受講しました。時間がない私にとって、解法をすっきりまとめていて答案の書き方も受験生に寄り添っていた栗原先生の授業は非常に助けになりました。お話も面白いので、もっと受けたかったなあ、と感じています。
数学の真髄 青木淳二先生
正直私は数学力が足らず、わかりやすい授業ではありますが、春頃の講座はそのシーズンに完璧にすることはできませんでしたが、秋頃に復習したらかなりわかるようになっていました。今数学力に不安がある人も、とりあえず取ってみて、レベルの高い授業に触れてから勉強をすると、その後の勉強でだんだん難しかった授業がわかってきて、楽しいと思います(本来の受け方とは違うかもしれませんが、私は結構成長につながった気がします)。
東大特進化学 鎌田真彰先生
テキストの完成度がとてもすばらしく、模試前や本番前は必ずチェックしていました。余白が十分にあるので書き込みでき、ノートなしで復習を完結できるのも良い点だと思います。
東進の東大本番レベル模試
問題の質も高く、何より早く返却されるのが最高でした。
東大特進の東大生スタッフ
スタッフの存在のおかげで、東大を身近に感じることができ、受験直前期にもその感覚が私の緊張を和らげてくれたように思います。感謝しきれません。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
入試の勉強は、将来の自分の進む道に直結するだけでなく、人間的にも成長させてくれます。現代文のおかげで私は長い資料も適切に素早く処理できるようになりましたし、数学・物理は論理的思考やモデル化の考え方など、あらゆる問題解決(日常生活における問題も含みます)に応用できる能力をくれます。英語は言うまでもないでしょう。勉強では、何より努力の仕方を習得できます。
そのような能力を、その効果を意識していようとなかろうと、皆で高めあっているのが受験だと思います。これほど環境の整った機会も少ないはずです。そういう意味でも、ぜひ頑張ってみてください。