■センター試験得点 点/900点
■センター試験得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
75 |
+ |
66 |
+ |
34 |
+ |
37 |
+ |
33 |
=245/440点 |
自己採点 |
80 |
+ |
65 |
+ |
40 |
+ |
20 |
+ |
40 |
=245/440点 |
■受験した感触・・・ 物理と数学がやばい……英語と国語で取れてることを祈るだけ。自己採点は感覚です。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
D |
理科一類 |
C |
地方公立から東大へ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は地方の公立高校にいたので、自分で勉強を進めていた部分がたくさんありました。地方公立高校から東大を目指す人は、学校の授業や課題に加え、自分で勉強法を見つけて自学する必要があると思います。あと、私が言いたいのは自分に合った勉強法で勉強するべきだということです。私は、勉強は一人でするものだと言われても友達とわいわいしてたし、参考書はかいつまむだけで、一周なんてしたことがありません。それはそのほうが効率がいいし頭に残ると感じたからです。周りの情報を鵜呑みにせず、自分の頭で考えましょう。
英語
- 高1:単語の暗記と文法の理解と英文和訳をずっとやっていました。英文和訳で文構造をとるのはいい練習になりましたし、文法が理解できているか確かめるためのいい素材となりました。
- 高2:主には長文読解と和文英作をやっていました。東大の英語は結局読むスピード、解くスピードが早いひとが勝つと思っていたので、時間制限を設けながら英文を読んでました。自由英作文は和文英作をしてからだと思って後回しにしていました。
- 高3:東大に出る形式の問題を満遍なくやっていました。一つ後悔しているのは自由英作文をあまり書かなかったことです。いつもなんとなくで書いてかなり減点されていましたが、先生に添削に行くのも面倒臭くて直前期までほとんど書きませんでした。直前期に始めましたが思うように書けなかったので本番の自分に祈ることにしました。今年は比較的簡単なお題だったので救われました。皆さんは早くから対策してください。
数学
私みたいな平凡な地方受験生が東大を目指すにあたって数学をあてにするのは、よほど得意じゃない限りやめたほうがいいと思います。実際東大模試では数学ができたらA判定、できなかったらB判定みたいに、数学の出来にかなり振り回されました。なので私は、「手がつかない問題」をなくすことに尽力しました。わからなかった問題の解説を見て、なんでその解法を選ぶのか、なぜその発想が出てくるのかといった思考の部分を大切にしてなんとか食らいつこうと思ったのです。それでも本番は1問手がつきませんでした。
国語
古典に関しては、単語と文法を覚えた後は学校の授業と東大の過去問しかしませんでした。現代文は林修先生の授業以外には過去問ぐらいしかしませんでした。私的には国語は時間かけてもかけなくてもあまり点数は変わらないなと思ったので他の教科に時間を費やすことにしました。
物理
理科は自分で勉強を進めました。物理は一回基礎をマスターしたらどんどん応用問題を解くべきです。物理に関しては、応用問題とはいえ基礎の集まりなので、出来なかったらその分野の基礎ができてないんだと思って、教科書事項から見直したりしていました。
化学
暗記事項をさっさと暗記して問題を解くことに注力していました。受験化学は暗記と情報処理の二つで成り立ってると思っているので、間違えたらそのどちらかが欠落しているのだと考えました。暗記事項が頭に入っていなかったのだったら覚え直し、情報処理の問題だったら類題を解くというように復習の仕方を変えていました。
■東進東大特進コースについて
私は高2の時に東大特進コースに入り、高2のときは現代文、数学、英語、高3のときは現代文、物理、化学を受講しました。基本的にはt-PODでの受講でしたが高2のときに数学の志田晶先生、松田聡平先生、英語の宮崎尊先生、現代文の林修先生の授業を大阪まで受けにいきました。その体験はかなり刺激的でした。高度な授業を受けにきて、先生に質問までして帰る同じ東大志望の受験生たち。私はまだ高2だと思って気楽にいた中、もう受験を見据えて努力している人たちを見て、自分もやらなきゃと思うようになりました。
- 現代文 林修先生の授業で頭の動かし方を学びました。現代文の勉強は、この講座と過去問で勉強しました。
- 数学 いろんなことを学びましたが、特に長岡恭史先生の授業で必要十分の話や、値域の定義など、「受験」数学の基礎を学ぶことができました。
- 化学 テキストがかなりボリュームがあり、終わらせるのは大変ですが、終わらせてしまえばその単元は敵なしです。自分が不安な単元だけを取るのも手です。
- 物理 高校物理の範疇を超えますが、面白いことは確かなので、余裕があれば取ることをお勧めします。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験は都会が有利と言いますが、その一番の理由は地方は勉強しなければならないということがわからないことだと思います。都会は高3になる前から東大目指してどんどん勉強を進めていると思いますが、地方はそうでないところが多いです。周りは結構遊び呆けていますし、部活もかなり忙しくてまともに勉強していない人が大勢います。その人たちに流されず早く受験勉強をスタートさせて、都会の受験生に追いつくことが最重要だと思います。地方勢は東大特進も利用して自分で勉強していってください。