■センター試験得点 804点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
92 |
+ |
69 |
+ |
47 |
+ |
31 |
+ |
35 |
=274/440点 |
自己採点 |
92 |
+ |
67 |
+ |
45 |
+ |
23 |
+ |
31 |
=258/440点 |
■受験した感触・・・ 数学4完したと思ってたら1完で焦った。得意な物理でやらかした。でも多分受かってるな。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科三類 |
D |
理科三類 |
C |
理科三類 |
C |
理科二類 |
B |
福島県の学生よ、東大に来い!
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大と私
私が東京大学を志したのは中学一年の頃です。よりよい環境で学びたい思いが強く、学生に幅広い進路の選択肢を提供してくれる点に魅力を感じました。二次試験本番直前まではとにかくレベルの高いところを、という思いから理科三類を目指して勉強し、併願校もほとんど医学部を受験させていただきました。出願に当たっては、将来やりたいことが明確に決まっていないことから、最も進学先の学部の幅の広い理科二類を選択しました。
以下は科目ごとの特徴や私なりの勉強法、及び生活面について書かせていただきます。
英語~日本語力、身についていますか?~
まず初めに。英語には毎日触れましょう。ほぼ毎日じゃないですよ。毎日です。そして、単語や文法といった英語の勉強だけで終わらせてはいけません。「東大英語は帰国生に有利」という声がたまに聞こえてきますが、そんなの噓です。扱う英文のテーマや背景知識を掘り下げて考えましょう。例えば政治がテーマの文章なら、民主主義や社会主義、帝国主義などの政治イデオロギーは他人に詳しく説明できるようにしましょう。このことを心掛ければ、英語の勉強は楽しくなるはずです。私はこの勉強法に加え、親や先生と時事問題や話題のニュースについて日々意見を交わすことで自分の考えを簡潔に分かりやすく伝える日本語力を鍛えました。
本番はコスパの悪い1(B)を最後に回し、あとは順番通りに解きました。高2までに目標点を安定して取れるようにしておきましょう。
数学~解法のパターン化~
英語同様、毎日触れましょう。問題を解くに当たっては、ノートの右下にでも解法のポイントを簡潔に明記しておくと良いです。そうすることで解く問題が増えるに伴い解法が頭の中で自然にパターン化されるようになります。また、解き方を最後まで言葉で説明できるようになりましょう。私は時間が空いた時、空に向かって解き方を他人に教えるように唱えていました。
本番は解けそうな問題を精査することが肝心です。分からなくても、方針など何かしらは書きましょう。白紙答案、ダメ、絶対。
国語~とにかく暗記~
あまり差が出ない科目ですが、一点でも多く取りたいという思いはあると思います。点の稼ぎどころは古文漢文なので、古文単語と漢文句形は何が何でも覚えましょう。あと漢字もたまには勉強してください。書ければ大きな一点を確実に稼げます。
物理~生活から物理を見出す~
物理の勉強が嫌になったら、いったんペンを置いて周りを見渡してみましょう。机や椅子の構造、聞こえる音や窓に差し込む光など、身の回りは物理で溢れています。普段気にも留めない一つ一つの事象から物理を見出すことから始めましょう。私は学校の体育の授業にてそれを実践し、ボール一つ投げる際にも斜方投射を意識したり、バドミントンでは力積を考えたり、ラケットの網目からスリットや回折格子を連想し、ラリーをしながらクラスメイトと解法を確認しあったりしました。周りは引いていましたが、そのおかげで物理がより一層好きになりました。
本番は全部解こうとは思わないほうがいいです。分からなくても方針を書くと部分点がもらえます。また、見たことの無いようなテーマがよく出るため、過去問は早め(高3春くらい)に始めるといいです。
化学~まずは計算力から~
物理と大きく異なる点は、物理が主に文字計算なのに対し、化学は数値計算がメインだということです。解法が浮かんでから答えが出るまでに時間がかかります。この間をいかに短くできるかが勝つためには重要です。そのため複雑な数値計算に怯まないように計算力は維持し続けましょう。
本番は物理同様解けそうな問題から解き、方針だけでもいいから書きましょう。一つの設問で複数解答させるようなものがあったり、後半に基礎的な事項を聞いてきたりと我々の注意力も試してくるため十分注意してください。
生活面について
まず睡眠時間はどんなときも最低6時間は確保し、受験直前は7時間は寝ましょう。一度気合を入れて4時間睡眠を10日程ぶっ続けたことがあるのですが、最初変に脳が覚醒したと思ったらすぐぶっ倒れました。全体で見て得たものは後悔だけでした。こうならないように、たとえ問題を解いている途中でも毎日同じ時間に寝てください。
次にスマートフォンをはじめとしたメディアとの付き合い方についてです。急に使用時間を減らそうとしても逆効果ですから、使用する目的を明確にしてから使うことをお勧めします。私は特に制限はせず、程よく休憩に使っていたりもしました。
■東進東大特進コースについて
東進東大特進コース
高校三年生の時に担任の先生から勧められ、物理と化学を受講しました。また、東進のリスニングアプリも利用しました。
話に聞いていた通り難解な授業でしたが、一度理解するとこれまで複雑だと思っていた物理現象が単純に感じられるようになりました。
大学範囲を絡めつつ基礎から学べたことで、問題の全容を素早く見通す力が身に付きました。テキストが見やすかったです。
一問一答形式で、わざと雑音が入っている音声もあり助かりました。インド人話者の英語は特に聴き取りづらく、耳が鍛えられました。
東大本番レベル模試
返却が早く、解説も細かく丁寧なため噛めば噛むほど美味しいです。また、解答用紙が本番のそれと瓜二つなため心配は無用です。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
福島県の学生の皆さん、東京大学についてどういう印象を持たれていますか?天才の集まり、雲の上の存在、とかでしょうか?決してそんなことはありません。努力を惜しまず勉強を楽しんでいれば、地方に居ようが誰でも目指せる大学であり、私がその証明です。
それなのに、福島に住んでいると、東大志望と言うだけで周りから何となく浮いてしまう、そんな空気感をいまだに感じます。福島に住む後輩の皆さん。親や周りの大人、社会が何を言おうが知ったこっちゃありません。これからの社会を作っていくのは私たち若い世代です。くだらない固定観念からとっとと抜け出して、より広い世界を見に行きませんか?私は東大で待っています。