ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

東京都 私立 麻布高等学校 卒
東京大学 理科一類

矢野 祥睦さん

■センター試験得点 点/900点

■センター試験得点選択科目 物理 化学 倫理,政治経済

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 57 82 43 51 30 =263/440点
自己採点 60 75 45 45 35 =260/440点

■受験した感触・・・ 得意な物理が奮わず焦ったが、全体としてはまあまあできた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 E 理科一類 B 理科一類 C

点取りゲームの戦い方

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 僕が受験勉強を本格的に始めたのは、少し(割と?)遅く高3の春でした。周りよりも時間が少ない中で合格するために僕が考えたのは、受験という点取りゲームで合格最低点を超える戦略です。東大の二次試験は確かに難しく受験生にとっては高い壁と言えますが、合格には55%程度の得点しか求められません。この事実から明らかなことに、東大合格には全科目が得意になる必要は全くなく、苦手科目での失点を得意科目で補えば十分だと言えます。僕はこの一年間を、得意科目を強化すること及び苦手科目での失点を減らすことに費やしました。それぞれの科目で僕が一年間取り組んだことを簡単に綴ろうと思います。

  • 英語

僕にとって一番の苦手科目でした。先述した戦略に基づき失点を減らすために、東大特進の講座を取りました。120点中30点を占めるリスニングがある程度できるようになったので受ける価値は非常にあると思います。


  • 数学

もとは苦手科目だったのですが、青木純二先生の数学の真髄を受けて得意科目とすることが出来ました。数学に関しては、問題を解きっぱなしにしないでしっかり復習し、次似たような問題が出た時には必ず取れるようにしておく勉強が大切です。また、過去問は良質な演習素材ですので、沢山取り組むことが大切です。


  • 物理

一番の得意科目だったので、勉強に占めていたウェイトはかなり少ないと思います。1月から過去問を7年分ほど取り組みました。


  • 化学

高3初めでは、知識が絶対的に不足していたので、大西哲男先生、鎌田真彰先生の授業を受講し、インプットに努めました。両先生のテキストはとても分厚くインプットアウトプット両方に使えるのでおすすめです。


  • 国語

林修先生の授業で、現代文の実力を身につけました。授業内で過去問を扱うので、直前期現代文にあまり時間を取られず良かったです。

■東進東大特進コースについて

 東大特進では、数学、化学、現代文をメインに受講しました。青木純二先生の授業は本質的な数学の考え方を学べ、添削もとても丁寧で自分の解答作成能力を大きく伸ばせるのでとてもおすすめです。また、東大特進の自習室は机も大きく、周りにいるのは優秀な東大志望者ばかりであり、勉強にとても集中しやすい環境でした。あまり家で勉強できるタイプの人間ではなかったので、自習室の存在はとてもありがたかったですし、自習室抜きでの合格はありえませんでした。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験勉強は、周りや自分自身との勝負である一方、様々なことを学ぶことができる場でもあります。これから一年の受験生活では辛いことも多くあると思いますが、ほんの少しでも学習を楽しめる心の余裕を持っておくと、受験生活を楽しく乗り切れると思います。一年間はとても長いようで一瞬で過ぎ去ります、悔いが残らないように頑張って下さい!応援しています!