■センター試験得点 768点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
77 |
+ |
39 |
+ |
55 |
+ |
25 |
+ |
41 |
=237/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
40 |
+ |
35 |
+ |
15 |
+ |
40 |
=200/440点 |
■受験した感触・・・ 1日目がイマイチな感触だったのに2日目の物理で心を折られた。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
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理科二類 |
C |
理科二類 |
B |
理科二類 |
C |
受験を楽しむ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
〜高3春
小学生の頃、それなりに計算が得意であった友人たちとこんな約束を交わした。「東京大学でまた会おう」。月日は流れ高校生、初めての模試の第一志望には迷いもなく東京大学と書いていた。ただ、あの頃から何かちゃんとした努力を重ねてきていたわけではなくただ漠然とした夢のようであった。勉強しまくる!!!といった学校生活ではなく部活はオフ日が週1日しかない、割とハードな男子バレーボール部に所属し、さらに自治会という学校運営に携わる生徒自治組織で精力的に活動してした。また、高校に入ってからは趣味でベースもはじめ、日々の勉強時間はほぼなく、学校からの課題をなんとか終わらせることに忙しい毎日であった。判定はずっとD。
高3夏
文化祭を終え、部活も引退しようやく本格的な受験生モードに入った。夏休みには数学の基礎をもう一度やり直そうとして、毎日数学ばかりやっていた。割合で言うと数学:化学:物理が8:1:1くらいだったと思う。英語と国語は元からあまり興味がなく全くやっていなかった。結論から言うとこれがもう大失敗。数学はある程度基礎がついていたのにも関わらず基礎固めに走っていたせいで周りには遅れをとり、理系であるのに物化に力を入れていなかったせいで夏休み明けには東大はおろか旧帝大に行けるのか怪しいところまで落ちてしまった。化学に至ってはクラス平均点を破るレベルまで落ちてしまった。
高3秋
夏の終わりの東大本番レベル模試を終え、東大特進を活用し数学と物理を受講。他の人々からは半年近く遅れをとっていたけれども、丁寧にすすめ、数学と物理の苦手意識を払拭しようと全て受講した。これが功を奏し、ようやく下層ではあるが東大受験生の仲間入りができたのではないだろうか。化学に関しては独学で教科書を復習し、毎日ひたすら取り組んでいた。模試の復習をしようとしていたが、かなり難易度が高く挫折してしまい、理数科目は東大より少し下のレベルの問題に取り組む日々であった。この頃から模試の成績が少しずつ上がり始めて嬉しかった記憶がある。一時は苦手科目になりつつあった化学もこの時からは胸を張って得意科目であると言えるようにもなった。
共通テスト前後
苦手だった地理の演習をとにかくしていた。古文漢文は今までできていてさわっていなかったため、諸々抜け落ちていて再確認をした。数学は正直余裕だと思っていたため東大の過去問をつまみ食いしていた。東大二次ができるような力がついたのはこの時であっただろう。ただ、共テ数学は舐めていてあまり対策をしていなかった。そのため、共テ当日は全然できない自分に驚き、自己採点後は足切りの心配ばっかりしていた。
二次試験直前
数学と物理は志望校別単元ジャンル演習講座のところで苦手な分野の過去問を多くやっていた。自信のあった化学は週に3年分くらいをセットで演習していた。英語は英作文の添削を主にやっていて、毎日リスニングも欠かさずやっていた。
情報収集などについて
私は主にTwitter(現X)で行っていた。いわゆる勉強垢というものが受験に対して有益な情報を流してくれ、浪人生などもいるため受験に対しての情報が沢山ある。ただ、悪口や自分よりも良い成績なども目に留まるため、メンタルが弱い人にはお勧めしない。東大志望や同じ高校の人の努力をみるのも自分には良いモチベーションとなった。
■東進東大特進コースについて
東進は自宅で受講ができるためWi-Fiと机さえあればいつでもどこでも勉強できるというのがすごく助かった。授業の質がすごく高く、本質的な理解につながった。苦手な点は何度も見ることができるので復習もやりやすい。第○期講座などと名前がついているので自分の取り組む時期の目安になって助かった。考え方の基盤となるような学びが得られた。
苑田尚之先生と青木純二先生を受講していたが東大特進に所属した一年を通して原理や根本的な理解につながるような指導をしていただいたので、思考の過程がクリアになったと感じる。学校のテストは取れるのに二次の問題が解けない、というのは解法の暗記になってしまっている。学問のみならず、教師としての考え方がはっきりとしていて自分の人生について見つめ直す機会にもなったと思う。
添削の返却が早く、かつ丁寧な添削で特に英作文や数学などですごく助けになった。自己採点だと甘くなってしまうが客観的な点数がつくので目安になる。
他塾の東大模試に比べて返却がとても早く、問題の感触を覚えていたり、思考プロセスをすぐに思い出せたりするので、受験後の復習がとてもしやすかった。結果が早くわかるというのは模試を受ける上でかなりモチベーションになると思う。
隙間時間で英語に耳を慣らせてよかった。雑音入りでの演習ができるのもとてもよかった。
化学反応式は考えて書いていては二次試験は時間が足りない。有名な反応式に慣れ親しんでおくという点で大いに役立った。化学を得点源にできたのもこれのおかげだ。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験生活はあっという間。できれば3年の秋には過去問が解けるレベルになっておくと良いでしょう。ただ、ほとんどの人が受験勉強を本格的に始めるであろう夏休みから二次試験までずっと気合を入れて勉強し続けるのは普通の人間なら無理です。最初のうちは休憩の回数や時間が増えてしまっても焦らなくて大丈夫です。自然に慣れてきて直前期には14時間越えの勉強も苦にならないことでしょう。
最後に、受験生としてたくさんのことに悩むと思います。悩むのは良いですが受験生に落ち込んでる暇はありません。後悔なんてから終わってから腐るほどすれば良いんです。悩むよりは受験を楽しんでください!東京大学で会いましょう!