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東京都 私立 開成高等学校 卒
東京大学 理科二類

神橋 友博さん

■共通テスト得点 926点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 倫理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 72 46 46 35 21 =220/440点
自己採点 70 50 45 30 35 =230/440点

■受験した感触・・・ いざ振り返ると、今回の問題は大変なものが多かった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 B 理科二類 C

修練は力なり

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東大を目指すようになったのは、将来に迷いがあったからです。東大の進路を考える猶予期間を得られることは東大を選ぶ理由足りえます。
 私なりの勉強方法をここで示したいと思います。

各科目について

  • 現代文

記述を何回も繰り返して、採点してもらうのを繰り返しましょう。

特に現代文はほかの記述と比べて、独自の解釈を許されない科目なので、自分の解法がどうちがうかをよく復習しましょう。

  • 古典

単語を覚えましょう。古典の常識として必要不可欠です。

主語を明確に意識しましょう。読解問題になっているなら、推測可能なはずです。

文法事項を完璧にするのは当然として、そこからはひたすら知識を埋めていく作業です。

  • 数学

がむしゃらにたくさんの問題を解くのは非効率です。

東大レベルの問題を自分の力で解き、正誤を確かめ、間違えた個所を、なぜ間違えたか、どうすれば同じ間違いを防げるかを考える作業をすれば、実力がついてきます。

  • 物理

早期に公式や考え方を頭に入れるとよいでしょう。そうすれば、問題演習を繰り返す間に体系的な物理を身につけることが出来ます。

理科は早めにどちらかの科目を一周しておくと、後々楽に勉強を進めることができます。

  • 化学

特に化学の知識は、演習を積んでも覚えられないものが多いので、早めに暗記するのが良いでしょう。早ければ早いほど、ほかの教科と邪魔し合うことなく暗記が進められるでしょう。

また、化学は計算が多く時間が足りない試験となるので、演習は積んでおくべきでしょう。

  • 英語

リスニングは少しでも毎日継続しましょう。ちょっとはなれるだけで感覚を失うのが英語という科目です。

また、試験前には英語の文章を読むなどして、意識を英語に切り替えましょう。

そして、単語は本気で何回も覚えましょう。必死で覚えないと思いがけないものを忘れているものです。

■東進東大特進コースについて

現代文記述・論述トレーニング

 やはり東進といえば林修先生の現代文は外せません。適切な問題レベルと的確な解説をしてくれて、苦手科目だった現代文を、高1から添削を受け続けることで、ときには辛辣な評価を受けながらも、点数がとれる科目にしていくことができました。

ハイレベル物理

 物理の学習で一番お世話になったのは、苑田尚之先生の「ハイレベル物理」でした。東大特進で高2から先生の授業を受けることができて、まさにハイレベルな物理学を堪能できました。先生の授業は古典物理の範囲内で、大学の物理をやっているような感覚でした。

数学の真髄

 数学を学ぶにあたって、青木純二先生のこの講座を受講しました。数学のそれぞれの問題の原理を考え、解き方を見つけていく考え方は、ただ解法を覚えるのみではない発展的な考え方を身につけるのに役立ちました。

東進リスニングアプリ

 うわさの雑音入りリスニングを練習できる音声や、音声を加速できる機能が役立ちました。本番の私の教室では音質は悪くなかったのですが、大教室などでは反響音などが聞きづらさをもたらすようなので、練習して損はないと思います。

高速マスター 東大無機化学演習

 小テストと大テストで知識の定着を目指す取り組みであり、勉強と勉強の間の時間に暗記作業を進められて、化学の反応式の暗記にとても役立ちました。

東大本番レベル模試

 この模試は、東進の過去問分析に基づいて、本番レベルやそれ以上の難易度の問題がつまったテストであり、いまの自分の苦手や抜けている分野を把握するのにとても役立つ教材として活用できました。

東大生スタッフのアドバイス

 受験勉強をしていると、自分だけでは解決できないことが出てきます。そんなとき、東大特進に不安なところや、勉強計画などを相談すると、東大生スタッフの方が親身に対応してくれて、勉強に集中することができました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 ずっと好成績で長い間勉強してきたにもかかわらず合格できない人がいる一方で、ようやく受験勉強を始めた、今まで成績不振だった人が合格することもあります。
 私はこと東大においては、合格できるかどうかはどれくらいの時間勉強したかではなく、どれほど努力できたかに関わっていると思います。
 ある一教科に集中しすぎて他がおろそかになった人、得点源の科目が本番で難化して点数を稼げなかった人など、さまざまな人がいますが、一番重要なのは本番で何が起こっても動揺しないだけの自信を持つことです。
 そのためには、演習や過去問などをこなし、自分がどれだけの点数を取りうるかを把握するのが一番重要なのです。