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愛媛県 県立 新居浜西高等学校 卒
東京大学 理科二類

宇根 由悟さん

■共通テスト得点 910点/1000点

■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語      
開示得点 49 45 36 41 45 =216/440点
自己採点 55 40 50 40 35 =220/440点

■受験した感触・・・ この自己採点は合格後に行ったものなので、数学で大失敗し、他も合っている気が全くせずに合ってるなら……!?といった感触。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科二類 E 理科二類 C 理科二類 B 理科二類 C

戯言は言うは易し だが言わなければ始まらない

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東大を志すきっかけはほんの些細なもの。何も考えず見たクイズ番組、高学歴のひしめく現場、私はふと親に尋ねる。「一番頭の良い大学ってどこ?」親も何も考えず答える。「東京大学だよ」そこで閃く。「行くか……東大」そこから小中と行くぞ行くぞと言うは易しで何もせず、何も知らず。そして、高校では上の方、持て囃されたまま受験生に突入する。
 そこで迎えた東大形式の模試、爆散。初めての危機感で頭が真っ白になる。そこからはただひたすらに受験勉強。過去問に食らい付き、その度に東大の恐ろしさが魂に刻まれてゆく。何度も後悔した。何度も妥協しようとした。しかしもう後には退けない。ここまで現実を知らないままに嘯き続けたことによるプライドが私に逃げることを赦さない。勿論勉強すれば伸びる。しかし伸びる程に挑んだ壁の高さを実感していく。いつも心の奥底には結局は無理だろうという感情があった。そして共通テストを迎え、そこそこに良い点を取れてしまった。希望が膨らむ。そこからは簡単、一ヶ月間だけ人間性を捨てるだけだ。そして二次試験、終わった後のもどかしさは今でも覚えている。数学が全くできず他も自信がない、可能性はあるが期待はできない。そんな不安ばかりの気持ちで合格発表を待った。
 3月10日、朝から生きた心地がしない。追い詰められ、絶対落ちたとしか考えられなかった。そうして発狂していると正午になり、合格者の受験番号が貼り出される。すると、なんと、私の番号が間違いなく載っていたのだ。初め私は信じることができず、受験表と番号表を何度も行ったり来たりした。今となっては、私がその表を確認する前に東進の先生から「おめでとう!」と送られてきたのも良い思い出だ。とにかく、私は幼い頃に発した戯言を現実にしてしまったのだ。こんな私ではあるが、これから東大を目指す方々に向けての言葉を残すのでもし君がこんな奴に興味のある物好きならば、是非御覧いただこう。

○教科別

  • 国語

最も訳のわからない教科。できたと思ってボロボロなこともあればできてないと思って高得点なこともある。前述の通り限界受験生であったため国語まであまり手が回らず、過去問でおおまかな解き方を練習したが、それでも効果が薄かったので現代文は林修先生に魂を売った。「林修の授業を受けたぞ!」という謎の達成感含め実りの多い授業であった。詳しく知りたい人は実際に受けてみてね。

  • 数学

初めて実際の形式でやってみると120点中9点で絶望した。参考書や問題集を新しくやる余裕はなかったため、入試問題を解いた時、そこから他の問題でも使える基本の解法、思考のプロセスを徹底的に抽出した。尚二次ではあまり活きなかった。

  • 理科

難しいが数学みたいな理不尽さは感じない。全てに通ずる法則があり、そこを押さえることで格段に解きやすくなる。物理は、保存則と運動方程式がわかるだけでかなり解ける。あとは図形問題であったり数式をこねくり回したりするだけの問題もあるので与えられた情報をじっくり観察しよう。化学は知識ゲー、それもかなりのレベルの。教科書で絶対に見ない物質や性質がポンポン出てくる。物化はやればやるだけ伸びるので過去問を回して数をこなそう。

  • 英語

質と量共に最高レベル。他の難関大の問題で9割取れても東大は5割もいかないことがザラ。単語をひたすら覚え、問題に慣れる努力をしたが、ついぞ自信は生まれなかった。英語はお早めに。

■東進ハイスクール・東進衛星予備校・東大特進コースについて

 過去問演習講座が本当に良かった。人間の6、7割は水でできてると言うが、私の6、7割はきっと過去問でできている。圧倒的量に加え質の高い解答解説、また単元ジャンル演習を平行して行うことで確かな成長を実感し、少しずつ得点が上がっていくのを見るのが楽しかった。模試も私の力となっている。挫折、成功、躍進、まあ色々あったが一歩ずつ私を成長させてくれたことは間違いがない。東大本番レベル模試を見据えて毎回勉強を続けて努力できた。東大受験直前期には二つの講習を取った。林修先生の東大現代文と、武藤一也先生の東大リスニングだ。この二つは全てが難しい東大入試の中でも特に得点が安定せず、対策に難航していた。そこで活躍したのがこの二つという訳だ。解く上でのポイントを的確に指導し、問題に対する理解が非常に深まった。現代文は最後まで粘り強く根拠を探しに行け、リスニングは前情報では雑音が激しく聞き取り辛いと聞いていたが幸運にも音質は綺麗で、学んだ成果を存分に発揮できた。英語は他が難化しまくっていたのでここで稼げたのは大きかったと思う。おんぶにだっことは言わずとも、私がこの結果を掴めたのは東進のコンテンツによるものがとても大きいと思う。まずはそれに感謝を。そして、合格という形でこの大きな恩に報いることができて大変嬉しく思う。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 振り返るな、冷静になるな。これは狂気の道である。自分はどれだけ勉強できているか、合格点まであと何点か、それだけ考えればよい。それがどれだけのことかは後で考えればよい。東大に受かる奴というのは二種類いる。ずっと頭がいい奴と、ずっと自分のことを頭がいいと勘違いできる奴だ。前者は言うまでもない。後者は誤解を生みかねないが、自分なら受かると戯言でも吐き、できる、できると言い聞かせて必死こいて勉強を続けられる奴のことだ。勿論私は後者の人間だ、しかも小学生から拗らせていたタイプの。君等はどちらか。どちらであれ多くはない東大入試の機会、悔い無きよう戦い抜いて頂きたい。