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兵庫県 私立 須磨学園高等学校 卒
東京大学 理科一類

山中 駿さん

■センター試験得点 点/900点

■センター試験得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 72 63 45 32 37 =249/440点
自己採点 65 60 45 40 45 =255/440点

■受験した感触・・・ 全体的に解き易かったが、緊張して思うように解き進められないところもあった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 B 理科一類 A 理科一類 C

目標を見据えた計画と、論理的な思考力

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 まずは受験勉強を支えて下さったすべての方々に感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 さて、ここからは、これから先受験を迎える後輩のみなさんに対して、僕が受験勉強を通じて大学受験で満足のいく結果を生み出すために必要であると思ったことを述べさせていただきます。僕が受験勉強を通じて実感した最も重要なことは、大きく次の2つだと思います。

・目標を見据えた計画と行動

・論理的に考える習慣

 まず1つ目について説明させていただきます。僕は高校生になってからは大阪大学合格を、高校2年の終わりからは東京大学合格を目標にしていましたが、実際の成績は現役合格からは程遠いものでした。そこで僕は当時所属していた部活を高校2年生の途中に退部し、勉強に専念することにしました。部活を引退までやり遂げるに越したことはないのは当然ですが、僕は自分の能力を考え退部を選択しました。ここで伝えたいことは、目標達成のために必要なことを考えずに行き当たりばったりで行動し、両者を中途半端に続けて一番達成したい目標を達成出来ないよりは、計画をしっかり立てた上で確実に1つの目標を達成するほうが賢明な選択であるということです(あくまで自分には勉強と部活の両立を完璧にこなす能力がないと判断してとった選択であり、学業と部活などその他活動で共に満足のいく結果を出せる能力があるのであれば両立する方が良いに決まっていると思っています)。ぜひ皆さんには行き当たりばったりで行動するのではなく、目標を見据えた計画性ある勉強を行ってほしいと思います。
 次に2つ目について説明させていただきます。3年生になり大学の過去問を解いて、あらゆる科目において大学の要求する論理的思考力の水準が非常に高いということを知りました。考え方は一朝一夕で伸ばせるものではありませんし、僕は1年間で思うように論理的思考力を伸ばすことが出来なかったのでみなさんには早めに論理的思考力を養ってほしいと思います。僕は完璧に論理的思考力を養うことが出来なかったとはいえ、そのような頭の動かし方を意識をし始めてからあらゆる科目の成績が伸び始めました。決して無駄な努力にはならないと思います。
 最後に、東京大学に合格することが出来た僕ですが、中学生の途中までは通っていた学校内の学年で成績が下から8番目と、とても東大に受かるような成績ではありませんでした。そんな僕でも、毎日の学校の授業や東大特進での授業を積極的に利用することで、東京大学に合格することが出来ました。今は成績が振るわないという人も、決して諦めることなく高い目標を持って勉強に励んでほしいと思います。

■東進東大特進コースについて

 現代文、および古文については二次試験で合格点が取れるように林修先生や栗原隆先生の授業を最大限に吸収するように心がけていました。現代文は学校の授業と林修先生の講座の復習、過去問演習以外は特に何も行っていませんでした。古典については時間があればとにかく単語帳、栗原隆先生の参考資料を読むように心がけていました。数学についても基本は学校の授業と長岡恭史先生のテストゼミの予習復習、過去問演習に専念していました。英語については、宮崎尊先生の参考書『東大英語総講義』を手元に置きながら、宮崎尊先生の講座を受講していました。物理については、苑田尚之先生の微積分を必死に理解しながら先生が用意してくだっさった補充問題を解いていました。これを繰り返すことで東大の過去問もつまずくことなく解くことが出来ました。東大特進の授業は東大に合格ができるような成績まで伸びるように工夫されていると思います。また教室に関しては東大特進の教室は自習室が充実しており、快適な環境で勉強に励むことが出来ました。できるだけ積極的に活用したほうがいいと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 平凡な成績であった僕はもちろん、全国模試でトップクラスであった周囲の友達でも受験直前はそれなりに不安であったそうです。それほど受験は精神的に辛いものだと思います。たとえ成績が振るわない時期があったとしても、決してくじけることなく周りの友達と励ましあって受験勉強を乗り切ってほしいと思います。