■共通テスト得点 798点/900点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
76 |
+ |
34 |
+ |
42 |
+ |
38 |
+ |
33 |
=223/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
35 |
+ |
40 |
+ |
30 |
+ |
30 |
=210/440点 |
■受験した感触・・・ 数理おわった(自己採点は感触です)
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
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高校生活を楽しむ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東京大学を志望するようになったのは高2の冬です。また、部活動を3年の8月まで続けていたことや、地方公立校出身であり、教科書(理科)の範囲がすべて終わったのが高3の秋ごろだったということもあり、受験勉強は遅れていたと思います。少しでも参考になれば幸いです。
英語(目標点80)
私の学校は英語に特に力を入れており、学校の授業についていくことだけを頑張っていたら自然と力がつきました。英語の2次対策は、学校の東大対策の授業と過去問演習で十分だったと感じます。解く順番と時間配分については模試や過去問演習を通して、自分に合うスタイルを見つけるのが良いでしょう(私は最初から順番に解いていました)。英語に関してアドバイスをするならば、1Bは慣れてしまえば安定して高得点がとれるので、最初から捨て問にしてしまうのはもったいないと思います。1Bにも時間をとってあげましょう。4Aはほぼ捨てていました、すいません。リスニングに関していうと模試と本番ではずいぶん声の雰囲気が変わります。本番の方が聞き取りづらい印象です。とはいえ、落ち着いて聞けば練習通りの点数は出ると思うので、心配する必要はありません。ただ、問題文の深読みは厳禁です。
国語(目標点45)
現代文は、過去問を解き、学校の先生に添削してもらうことで、要素の並べ方や文章の書き方(対比などのある程度型があるもの)を吸収していきました。120字問題(どういうことか問題の場合)に関しては、傍線部の言い換え→(1)~(3)の設問を踏まえて内容を補充 という順番で考えました。
古典は基本事項(単語、文法、古典常識など)を身につければ安定して高得点がとれる科目です。私は暗記が得意ではないので、授業中に出てきた単語から派生して頭の中に浮かんできた単語の意味を頭の中で答えていくという方法で、アウトプットを頻繫に行うように心がけていました。その際意味を答えられなかった単語についてはその場で調べて、ノートに単語を書き込んでおきました。
国語は理系の人からは軽んじられがちですが、練習しなければ差をつけられてしまいます。国語(ごとき)で不合格になりたくなければ真摯な態度で国語を学ぶことを強くおすすめします。
理科(目標点75)
物理65~70分、化学80~85分で解いていました。物理は各法則の使える条件に注意して多くの問題をこなすことである程度パターン化して解けるようになりました。常に正方向と、系をよく確認していました。化学の暗記事項は、問題を解いていく中で覚えていきました。無機は資料集なども活用すると良いです。理科は時間との勝負ですので、過去問演習を通して時間配分の感覚を身につけましょう。また、あきらめも肝心です。特に物理は時間をかければ取れそうな問題を見ると解きたくなるものですが、入試の場では得点を最大化することだけを考えましょう。
数学(目標点50)
目標点を見てわかるように私は数学が苦手だったので、答えが出なくても方針をきちんと書く、図や表で伝える努力をすることで部分点が取れるように工夫しました(本番はこの有様ですが)。勉強法に関しては数学が得意な人に頼ってください。
さいごに
受験では何が起こるかわかりません。出題傾向、採点基準、各教科の難易度、周りの受験生のレベル、試験教室など、様々な「ガチャ」が存在し、そのどれもが合否を左右する重要な要素になってしまいます。私のようなボーダー付近の受験生にとって、わずかな差で合格できた理由は「運がよかったから」以外の何物でもありません。そんな運ゲーにしないためにも、受験までまだまだ時間があるみなさんには運に左右されない確固たる実力を身につけてほしいと思います。
■東進東大特進コースについて
私は主にハイレベル物理を受講しました。最初は教科書内容との乖離に戸惑いを覚えることもありましたが、徐々に慣れ、物理学の深い理解に大いに役立ちました。とてもおすすめです。ほかには、過去問演習講座やAI予測問題演習を通して、時間配分の感覚や、選問眼を鍛えることができました。他人にみられることを意識して答案をつくる練習ができたことはとても大きかったと思います。東大本番レベル模試は、受験から返却までの期間が非常に短いので、答案を作った時の記憶が鮮明なうちに復習ができました。このスピード採点、成績処理は東大本番レベル模試の良い特徴なので、受ける価値は十分にあるといえるでしょう。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験は一人で乗り越えられる壁ではありません。精神的な支えとなってくれる友人や先生や家族、また、受験勉強に集中させてもらえている環境に日々感謝して勉強に励みましょう。そのような精神が最後の一押しとして、運をもたらすことでしょう。