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京都府 私立 洛南高等学校 卒
東京大学 理科一類

若林 颯真さん

■センター試験得点 767点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 66 65 29 37 35 =232/440点

■受験した感触・・・ 全力出し切ったつもりだったので、これでだめなら今年は縁がなかったんだろう、と思うようにしてま

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 C 理科一類 A 理科一類 A 理科一類 B

遠回りが大事

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が本格的に受験勉強を始めたのは高校二年生の冬ごろでした。当時、学校の周りの友達のうちほとんどは全然受験勉強なんて始めておらず、逆に私に対して「もうそんな勉強してんの?ガチやん(笑)」って言ってきたりする人がいるくらいでした。しかしそんななかでも周りに流されないで自分でいろいろ参考書を調べたりしてもくもくと勉強をしている友人もいました。私がその時期に受験勉強を始められたのもそういった友人の存在のおかげだなぁと思います(高2の冬というのが東大受験生にとって受験勉強を始めるのに早いのか遅いのかわかりませんが)。ちなみに志望校を東大に定めたのは高2の秋ごろだったと思います。学校柄から周囲には京都大学を志す友人が多くもともとは自分も京大志望だったのですが、模試を見ていて京大は行けそうだなーと思い志望校を東大に変更しました。東大に行きたい諸々の理由は後から思いついたものが多いと思います。

うまくいったこと

 一つは早めのスタートを切れたことだと思います。早く始めたことによって後々余裕が出て来たので切羽詰まってあれもこれもやらなきゃ、とならなくて済みました。もう一つは早い時期に理科をやりこんだことです。理科が好きだったので一日中理科をやった日もありました。それが後の方につながっていったのかなと思います。

うまくいかなかったこと

 英語をやらなかったことです。英語が私の受験人生ずっと足を引っ張っていました。英語が苦手教科であることはわかっていたので、学校の担任(英語科)と何からやればいいかを相談して速読とかやったりしていました。しかし自分は何かを継続することが苦手な人間なので速読もちょっとだけやったらすぐやめてしまい結局英語力は変わらないままでした。リスニングもコツコツやればできるようになるっていうのはいろいろな人から言われていたのでやらなきゃなーと思ってはいたのですが結局一週間毎日続けられた日はなかったですね。そのせいもあってか東大入試同日体験受験40点台の私の英語力はその後も変わることがないままなんと夏の東大模試で40点を記録してしまい、え?ってなっていました。結局最後にはなんやかんや65点くらいには持ってこれた気がするのでまあええかーといった感じです。
 後は理科ですね。自分が理科強だ!と思ってうぬぼれていた夏ごろの自分は参考書一周終わってもうええやろーと思って過去問演習に突入していました。別に過去問をやること自体は悪くないと思うのですが、私は量をやることを優先しすぎた余り解いて丸付けしてやり直ししてぽいーってなってしまっていました。もっとじっくりゆっくりやって自分の血肉になるようなやりかたをすればよかったなあと思います。

教科別勉強法

  • 英語 最初の方に速読をして速いスピードに慣れました。そのあとは過去問ちょろちょろやるくらいです。
  • 数学 まともにやった参考書は1冊くらいです。後は本試や模試の過去問などを使っていました。
  • 物理 高3で苑田尚之先生にであってからは苑田先生の復習と過去問演習をしていました。
  • 化学 今思い返せば短期間で一番やりこんだのは化学だったと思います。夏からは物理と並行してセット演習を進めていました。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 私は物理を受講していました。ほかのどの受講者も口をそろえて言うことだと思いますが、苑田尚之先生の授業はすごいです。圧巻でした。苑田先生のすごいところはその物理の教え方だけではありません。授業中にたびたび大学とはどういうところなのかといったお話や、苑田先生が見てこられた世界のお話をされるのですがこれがまた面白いんですよね。さすが長年多くの生徒に愛されてる先生なんだなぁと思って私も心をつかまれました。

東大本番レベル模試

 東大本番レベル模試の良いところは何といってもその採点の速さです。共通テスト後に模試を実施しているのは東進だけですし、普段東進の模試を受けていない人も最終回は受けた方がいいかとおもいます。ただ東進の模試は問題のクオリティが何といってもちょうどいいです。東進は難しすぎることも簡単すぎることもないため、本当にちょうどいいです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 まわりに自分を刺激してくれるような人がいるととてもいいです。私はクラスに東大志望が自分一人しかいなかったため、模試の話とかができなくてとても残念でした。
 また急いで基礎をすっ飛ばして演習に入ることは本当によくないです。学問の道は回り道してゆっくりじっくり進んでいくのが一番いいと思います(要はめんどくさがらずに漢文の句形とか一度全部書き写してしまえって話です)。