■共通テスト得点 864点/1000点
■共通テスト得点選択科目 化学 生物 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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化学 |
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生物 |
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開示得点 |
66 |
+ |
53 |
+ |
53 |
+ |
21 |
+ |
28 |
=221/440点 |
自己採点 |
65 |
+ |
60 |
+ |
45 |
+ |
30 |
+ |
35 |
=235/440点 |
■受験した感触・・・ やれることはできた。英語の採点が甘くなりますように。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
E |
理科一類 |
B |
理科二類 |
D |
理科二類 |
C |
両立
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大を志望した理由
高校1年の時はなんとなく京都大学を志望していたが、実際に高校2年のときに東京大学を訪れる機会があり、あこがれを抱くようになったこと、進振りにより生物選択の自分にも幅広い進路が用意されていることから東京大学を目指すようになった。
部活との両立
私は硬式野球部に所属していた。高校内でも群を抜いて忙しい部活であり、土日は両方練習試合、平日は朝5時に起きて朝練に行き放課後東進衛星予備校に行くのは19時半頃からだった。この生活の中で自分が大切にしていたことは、テスト期間と電車時間の有効活用だ。とにかく時間がないので、どうしても、普通の平日は数学の復習や講座受講を少ししかやることができない。だからまとまった時間があるテスト期間を利用して、普段手が回らない勉強はそこで補った。電車に乗る時間が長かったのでそこで暗記系を終わらせ、座って勉強できる時間を数学や理科に費やした。何より大切だったのは、部活を言い訳にして、サボったりあきらめないことだと思う。
うまくいったこと
部活の引退が7月だったこともあり、大幅に遅れてのスタートになった。他人との差を埋めるために、私は質を上げるために直しに重点を置いた。具体的にはわからなかった理由(知識不足なのか、知らない考え方なのか、時間がないのかなど)を一般化して似た問題、同じ考え方をする問題に対して同じ間違いをしないようにした。
他にも試験中の時間配分や得点戦略、自分に合った勉強の仕方などをよく考えたのが、良かった。問題を解く以外の時間で頭を使えたのは部活での経験をうまく活かしたからだと思う。
もう一つうまく行ったことはメンタルの維持だ思う。私が良かったと思うのは、まず本当に行きたいと思える大学を見つけたこと、自分の都合のいい考え方ができたことだ。前者については言わずもがななので後者に言及すると、受験は他者と比べたり、点数が伸び悩んでしんどくなることが必ずある。その時に落ち込んで勉強に手がつかないのは最悪である。ここで自分は都合よく自分以外のせいにした。それくらいしないと特に逆転合格を狙う受験生はしんどいのではないかと思う。しかし、自分が間違えた、バツにされた理由から目を逸らしてはいけないことには注意が必要だ。
苦手科目の克服
私は数学を苦手としていた。しかし、今年度は難化の年であるが、自己採点では60点程度取れるまで伸ばせた。私がやったことを紹介する。合う合わないがあるので参考程度に見ていただきたい。まず、初めの15分で全ての問題に目を通して、考えうる解法全てを書き残すようにした。そして解く時間は最大40分として、3つから4つの大問に手をつけ、最後の20分ほどを見直しに費やした。理由としては、理三を除いて数学は3完したら万々歳、しかし、完答しなければ半分も点数がこないので、大問3〜4つを最大40分かけて解き、2〜3つ完答したかったからだ。さらに、東大数学は一筋縄ではいかず、初めに思いついた解法のみだと途中で詰まってしまうので、色々な解法を初めに準備するようにした。これも先に述べた、直しを重視する中で自分なりのものを考えたので、自分に合うものを探すのが良いと思う。
■東進東大特進コースについて
林修先生の「東大現代文」
6月の模試で国語8点だった自分でも40点取れるようになったのはこの講座のおかげだと考える。感覚に頼っていた現代文を論理的に確信を持って解けるようになった。
青木純二先生の「数学の真髄」
模範解答ではわからない問題へのアプローチを自分のような数学弱者にも理解できるように教えてくださる。天才でなくても合格点は取れるのだと気づけた。また、東大受験生が避けては通れない写像の考え方がとてもわかりやすかった。通期講座の「数学の真髄」を受講しておくことがオススメである。
「ハイレベル生物」
生物が面白く感じられる講座だと思う。ただの暗記にとどまらず、根底にあるそれぞれの現象の理由を学べ、理解して覚えることができる。教科書もまとまっていて復習にも使える。
「ハイレベル化学」
教材がよく、復習に活用できた。
「過去問演習講座」
添削をしてくださるのでモチベーションになったり、自分の理解をうまく記述して伝えることができているかの確認になった。返却が早く、直しがしやすかったり、解説授業があり、文章だけに比べて非常にわかりやすい点も良かった。
東大本番レベル模試
何より返却が早い。他の模試は忘れた頃に返って来るが、一週間で返ってくるので直しがやりやすい。
東進リスニングアプリ
東大英語において、時間的にも点数的にも4分の1を占めるリスニングを隙間時間に勉強できるようになる素晴らしいアプリだと思う。量が結構あるので気軽に聞け、登下校の時間や試験前に多用した。リスニングは継続してやることが必要なのでこのアプリは必須級だと思う。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
これを読んで、部活をやっていて、ディスアドバンテージを持つ受験生の励みになれば幸いです。もちろんはじめは自分にとって東京大学は雲の上の存在に感じていました。だからといってあきらめることなく努力し続けたらいつの間にか手の届く所まで来ていました。自分のような部活を真剣にやってE判定から7月に受験生を始めても、受かることはできました。容易なことではないですが、あきらめることなく何事にも全力で取り組んでください。意外と部活動に一生懸命取り組んだことが受験にも生きてきます。応援しています。頑張ってください。