
布施 乃理佳さん
■センター試験得点 799点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 世界史 | 地理 | ||||||
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開示得点 | 86 | + | 29 | + | 54 | + | 33 | + | 45 | =247/440点 | |
自己採点 | 75 | + | 20 | + | 55 | + | 30 | + | 30 | =210/440点 |
■受験した感触・・・ 1日目から切り替えようと、無になり2日目に突入。しかし、2日目も手応えはなく、虚無になり帰宅……。
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
文科一類 | A | 文科一類 | A | 文科一類 | A |
中高一貫校特有の中だるみを引きずり、春頃に成績不振に陥りましたが、反省し勉強したところ、夏頃には成績の伸びが見られました。夏休みには、午前中に自習室に行き、午後から部活、夕方には家で勉強というサイクルで生活していました。長期休暇に規則正しい生活を送ることは重要だったと思います。この頃、理数が苦手という理由で文系を選択、とりあえず上を目指そうという安易な考えのもと、志望校を東京大学文科一類に仮決定しました。
コロナ禍の中考案した学習方法は「通話自習会」でした。自習開始前に、友人と設定時間内に自分が完了するタスクを宣言しあい、設定時間終了後に、進捗を確認するというものです。モチベーションが保てましたし、ちょっとした会話でも心が温まりました。また、部活にも制限が設けられたため、夏で早めに引退しました。そのことと、夏休みに受験した東大模試の結果が芳しくなかったことを受け、秋頃から勉強量を増やしました。その際に役立ったのは、タイマーで勉強時間を計測することでした。自分の頑張りが可視化され、やる気が向上したのを覚えています。「勉強は、まず質より量。質は後から向上させる。」という言葉に納得したのもこの頃でした。周囲より早く受験勉強を始めたおかげで、模試の成績も向上しました。
しかし、東大入試同日体験受験で、数学は7点という惨めな点数をとり、全体の得点も目標に届かず、家族からは志望校を再考するように言われました。ここまで割と順調だっただけにとてもショックでしたが、このままではだめだと自覚するとともに、志望校を貫くことも決意し、心機一転して高3に進級することができました。
夏前まで模試では成績不振が続きました。しかし、高3の初めから東進衛星予備校に通い始め、良い環境で学習し、7月頃から過去問演習講座にも取り組んだ成果か、夏の模試では概ね目標を達成。秋頃には、基本事項の確認と過去問演習を並行しました。また、11月には、全国統一高校生テストの決勝大会に参加し、レベルの高いライバルたちを目の当たりにしたことは、とても刺激になりました。この際に、宿泊予定のホテルや、試験会場への行き方を実際に確認したことも有意義でした。冬には演習した2次型の問題の復習を丁寧にするとともに、共通テストの対策も問題演習を中心に進めました。
共通テストの得点は予想より低かったですが、ここまで紆余曲折を経て貫いてきた志望校を変更するのは勿体ないと思い、予定通り出願しました。共通テスト後の41日間は、精神的にも苦しい時期が続きましたが、友人と学習の進捗を確認し、励ましあったおかげで何とか乗り切ることができました。
私は英語を中学生になって初めて勉強したのですが、以前に合格体験記で、帰国子女でない人でも、英語に触れる機会を増やすと海外渡航経験と同様の効果が期待できる、という旨のお話を目にして、とても納得するとともに、励まされたのを覚えています。また、リスニングについては、5分程度のCNNのニュースを毎晩聴いていました。様々な人が話す英語を聴くことができますし、受験期にも世間の情勢を知ることができました。
解けなかった問題をルーズリーフに貼って綴じ、解けたら別のファイルに移すというサイクルは、苦手を把握し潰すことに役立ちました。直前期は、わかる問題で落とさないように、計算ミスをしにくい余白の使い方、見直しの仕方、減点されない答案記述を徹底しました。
曖昧になりやすい現代文の解答メソッドの確立に役立ちます。私は高2から参加していました。
論述の書き方、受験勉強としての世界史の学習を超えた考え方を学べる授業は、迷いなくおすすめしたいです。
授業でたくさん当ててくださり、積極的に参加することができました。授業に参加すると、丁寧な添削が受けられる点も役立ちました。