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愛媛県 私立 愛光高等学校 卒
東京大学 文科一類

川上 晃太朗さん

■センター試験得点 716点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   日本史  
開示得点 73 28 54 37 34 =226/440点

■受験した感触・・・ 終わった……。「浪人」で検索……。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 E 文科一類 C 文科一類 B 文科一類 B

TAKE IT EASY

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

数学

 数学はとにかく力を入れて勉強しました(結果はあまりよくなかったですが……)。数学でケアレスミスを多発してしまう私は、数学な得意な人の答案をちら見して、自分の答案と何が違うのかを観察するようにしました。東大の数学では「整理」することが最も大事だと思います。過去問や志望校別単元ジャンル演習講座で演習問題に本番同様丁寧に取り組むことで、検算やきれいな図示などケアレスミスを防ぐように訓練することが大事だと思います。

英語

 英語で大事なのは、やはり文法力と単語力だと思って勉強していました。特に単語力は武器になると思います。私は単語の意味を推測するのは無理だと悟り(東大の英語はとにかく時間に追われる)、単語帳を繰り返し見て、とにかく辞書を引くようにしていました。又、リスニング問題の勉強だけでなく、リスニングの速度で長文読解ができるようにするためにも、リスニングの勉強を重視しました。

国語

 古文は英語と同じで文法力と単語力が重要だと思い、それらの勉強を怠らないようにしました。漢文も漢字と句法の基礎知識の復習を怠らないようにしました。古典は表現力が試される問題が多いので過去問を解いて慣れるようにしていました。現代文は林修先生の授業に全て任せていました。漢字ミスをしないように、直前に漢字のテキストを見直しました。

世界史

 東大世界史の最良の参考書は教科書だと思います。私は演習問題を通じて、教科書に書いてあることで自分の頭に入っていないことを発見し、とにかく教科書を読み込みました。教科書は読む行為は驚くほど面白くないですが、優しい気持ちを持って丁寧に教科書を読んでいくと効果が得られると思います。

日本史

 東大の日本史は人名や事件の名前ではなく、歴史上の制度や時代の仕組みについて問われるため、その点を重視して勉強していました。又、問題文の読み取りが難しく、思考力を要するものなので、過去問演習を通じてそれに慣れるようにしていました。

  • 県外から東大受験をする人は余裕を持って東京に下見に行くことが大事だと思います。慣れない環境で受験するのはやはり緊張します。
  • 東大は科目数が多く大変ですが、自分にとって本当にやるべきことは何かをきちんと見極めて、集中して取り込むことが大事です。隙間時間を有効活用することを意識するといいと思います。
  • 受験会場はトイレが混んでいるので、体調を整えて受験に望むことを強くお勧めします。

■東進東大特進コースについて

  • 「高速マスター基礎力養成講座の数学」

東大数学の問題は腹ただしいほど計算が面倒臭い場合が多いが、これをすることで計算力が向上することはもちろん、忍耐力も鍛えられ、メンタルの面でも役に立つと思う。

  • 「過去問演習講座」

10年分の講師の先生方の解説がついており、過去問演習を充実して行う上では最高の素材。特に東大現代文の過去問の林修先生の解説はとてもわかりやすく、自分が解いているときと考え方がどのように違うのかなどを分析しながら解説を聴いていた。又、社会の問題の採点基準はとてもためになるもので、自分が覚えていなかったところを分析するのに利用した。ただ、過去問一個一個の分析に固執して、時間をかけていると途方もない時間がかかるので、ある程度のところで手を引くことも重要だと思う。どうしても「丁寧にしたい」等、思ってしまうものだが、大事なのは効率よく自分の間違えた点を見直すことだという点であり、欲望を振り払うことが重要だと思いながら過去問演習を実施していた。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 実際、私は受験終了後、合格したとはとうてい思えなかった。明らかに上手くいってなかったし、手応えなんて全く無かった。でも、そんなもんだと思う。だから、「TAKE IT EASY」と思って、気楽に入試問題を解くのが大事だと思う。