■共通テスト得点 897点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
59 |
+ |
50 |
+ |
52 |
+ |
35 |
+ |
19 |
=215/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
42 |
+ |
40 |
+ |
36 |
+ |
22 |
=210/440点 |
■受験した感触・・・ 化学変わりすぎ、数学出来なさすぎ、来年も頑張ろう。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
B |
理科二類 |
A |
理科二類 |
A |
理科二類 |
A |
考えて考えて取捨選択
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は小学生の頃から学者を目指していたため、ぼんやりと東大に入ることができればいいなと思っていました。しかし塾や中学での成績は全く良いとは言えず、実際には中学受験、高校受験ともに不合格を味わいました。
高校入学まで
それなりには勉強していたつもりでしたが、生きがいは友達とのゲームやスポーツでした。ただ新たなことを学ぶのは楽しく、勉強に対して嫌悪感を抱くことがなかったです。成功失敗はありますが、中学高校と計5回受験を経験できたのは大学受験や人生に生かすことができて非常に良かったです。
高校生活
寮生活の後、一人暮らしで不安も多かったですが、中学や高校の友達、幼馴染等に本当に助けられました。一度不合格だったので悔しく、高1は勉強しましたが高2は遊びすぎました。そんな中でもなんとか東進には通っていました。高1高2の間は得意教科の数学と苦手教科の英語だけ勉強していました。
受験生時代
「高2東大本番レベル模試」の点数の伸びや「東大入試同日体験受験」の点数が芳しくなく、悔しくて上半期は自分なりに頑張りました。その結果夏以降は模試の判定や点数は安定しました。しかし油断してはいけないと思えば思うほど、心のどこかで油断が生じていました。過去問でも得意な数学をはじめ合格点は取れていて、メンタル的にも安定はしていました。しかし本番1週間前には油断からなる実力低下が結果に現れ始めて自信も瓦解し、受からないかもと思うようになりました。
二次試験本番
中学高校の友達と一緒に上京し気合だけは十分でした。一日目の国語は順調で安心していたら午後の得意な数学で完全に破壊されました。その夜、本当は良くないですが、明らかに難化を確信していたため、友達に許可を得た上で体感を話したりネットで難化を確認したりしました。まだ点数的には二日目普段通りできれば勝算はあったので緊張はしつつも落ち着いて受けました。化学から解いていたので、まず問題構成の大幅な変化と難しさを認識し、普段より早々に物理に移行することを決めました。その物理でも電磁気は壊滅しましたが、力学と熱力学では完答できて安心しました。午後の英語はラストなので集中力を高めて臨みました。私の教室(工学部三号館)ではリスニングはどの模試よりも聞きやすく、安心して解くことができました。結局、数学化学以外は普段通りまたは普段以上にできました。しかし、数学が普段の半分ぐらいしか点数がなさそうだと判明し、化学も絶望的でした。合格発表まではそわそわする日々でしたがゲームやスポーツに邁進しました。
勉強に対する姿勢
私は本番一週間前まで週一の更新のたびにゲームをやったり、サッカーや野球の試合を観たりと全てを勉強にささげることはありませんでした。大きい声では言えませんが学校を休んで釣りに行ったり、夏休みを延長したりと優等生とはかけ離れていましたが、自分なりにどこを伸ばしたら受かるかを常に考えて勉強していましたし、その過程で無駄だと判断したことは取捨選択していました。もちろん先生の言うことは大事ですが、すべての大人の言うことを信じるのは不可能ですし、自分の経験と自己分析が一番なので自分のやりたい勉強ややりたいことは貫いて生きてきました。勉強を楽しんでずっとできることに越したことはないですが、大半の人は途中で苦痛に感じてしまいますし、常に後悔のないように生きることが勉強や受験より最も大事だと思います。
最後に
私の合格は友達や家族、学校や東進の先生方のおかげです。環境には感謝しなければならないですし、これからの行動で恩返ししなければいけないと本当に思います。自分を信じることと大人の言うことを信じることは矛盾しているように言われますが、ある意味では自分の信念も外的要因によって形成されたものですし、自分の考えることに自信を持つことが重要だと思います。たまには気を抜いて遊んで、やるときは集中してやる、それぐらいのスタンスで焦らず精神を病まずに頑張ってください!応援しています。
■東進東大特進コースについて
東大本番レベル模試
とにかく返却が早く、すぐに復習ができるため実力が伸びた印象があります。また難易度もちょうど良く、本番に近い印象も受けました。雑音リスニングは私の教室はそうでもなかったですが、友達に聞くと聞こえづらかった教室も多々あったみたいなので本番に焦らないためにも良かったかなあと思います。
過去問演習講座
返却が早く、採点基準が公表されているため自分でもすぐに採点、復習ができます。また解説授業の質によって他の過去問教材と大きな違いを有していると思います。授業内で解説だけでなく取れた方が良い問題や当時の受験生のミス、ポイント等を教えてくださりその後の勉強に生かすことができました。
苑田尚之先生
“高校物理”ではなく物理学の導入といった授業で大学での物理学が楽しみになりました。ただ単に公式や典型問題の解法を暗記するだけではちょっと変わっただけで解けませんし、全く楽しくないのでできる限り早めから苑田先生の授業を受けるべきだと思います。
林修先生
現代文はフィーリングで解いてきましたが林先生の授業で論理的に解くようになってからかなり点数が安定しました。授業内の雑談も好きでした。
栗原隆先生
古文も同じく感覚に任せていましたが、時代背景や先生のテンポの良い解き方によって古文に対する不安はなくなりました。
駒橋輝圭先生
「東大英語 in Depth」では東大英語の概略から解く順序、文法、構文まで全て教えていただきました。テストゼミは難しく点が取れないこともありましたが、非常に身になった実感があります。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受け入れる精神、聞かない精神のバランスが成績向上だけでなく、入試のストレスを減らすために重要です。たまには自分の好きなことをして、次の日は切り替えて集中する、ぐらいのスタンスで気負わずにのびのびと勉強してください。その過程で自己分析力や自律力が身に付くと思います。そしてポジティブに日々邁進していってください。応援しています!