■センター試験得点 742点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
75 |
+ |
40 |
+ |
42 |
+ |
37 |
+ |
24 |
=218/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
35 |
+ |
40 |
+ |
20 |
+ |
30 |
=200/440点 |
■受験した感触・・・ 数学のミスに気付き、涙が止まらなかった
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
C |
理科一類 |
B |
理科二類 |
D |
自分に厳しく、自分のペースで。
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東大を目指し始めたのは、高三の4月でした。高二までは部活が土日両方ある時も多く、勉強時間を確保するのが大変でしたが、定期テストの勉強を頑張っていたので、成績はそこそこでした(東大判定は高二内でBくらいでした)。学部を決めきれなかったのと、大学で様々なことを学びたかったことがきっかけで東大を志望しました。高二の三学期に東進の講座を一つ受講した後は、高三の間は授業は東大特進を利用し、「過去問演習講座」と「第一志望校対策演習講座」も使いました。遅めのスタートの方はぜひ参考にしてください。
4月から6月
コロナで大会が少なくなったことで5月に部活を引退しました。この時期は最後の定期テストに向けての勉強が中心でした。勉強は量より質だと思いますが、参考までに勉強時間を記しておきます。この時期は平均して、平日3時間、休日10時間くらいでした。
- 東大特進……数学、物理、化学を受講しました。多くの時間がかかりましたが、これまで習わなかったことや東大の入試問題を知ることができて楽しかったです。
- 模試……初めて「東大本番レベル模試」を受験しました。成績は良かったのですが、このままのペースで大丈夫と油断してしまったことが夏の成績降下につながりました。
7,8月
今までは自宅学習でしたが、友達に誘われ、自習室を利用するようになりました。周りが本格的に受験勉強を始める中、自分はこれまでの勉強リズムから抜け出すことができず、高二までと同じような感じでした。夏休みは、自分に合った勉強ができず、成績が下がりショックを受けました。多くの人が言うように、自分にとって苦手な分野や得意にしたい分野などを考え、自分なりの勉強をすべきでした。勉強時間は平均12時間くらいです。
- 過去問演習講座……解けなくても、理解できなくても、ひたすら取り組み、10年分終わらせました。ただ、私のように東大を志望したのが遅く、難関校の入試問題をほぼ解いていない人には夏休みに東大の過去問10年分をこなすのはたいへんでした。自分の理解できる難易度から始めることが大切だと思います(先生、先輩などに相談してみるのもおすすめです)。
- 東大特進……数学、物理、化学、英語を受講しました。
- 模試……東大模試、共通テスト模試を受験しました。
9月から12月
夏休みの反省をもとに、分からない問題は分かるまで考え、その問題の類題を多く解くようにしました。勉強時間は平均して、平日7時間、休日12時間くらいでした。
- 過去問……夏の10年分の復習と、物理、化学はさらに遡って解きました。
- 東大特進……これまでのテキストの問題を全問解きなおし、東大型の問題に多く触れました。授業も受けました。
- 模試……東大模試は4回受けました。成績は夏から伸びませんでしたが、できない問題の原因がわかるようになりました。
- 共通テスト……12月の半ばから対策しました。過去問がほぼなかったので、予想問題を8回分くらいやりました。
- 併願校……浪人をしたくなかったので、11月に一校あたり2年分やりました。
1月、2月
共通テストも出来が悪く、二次の点数も上がらず、不安で勉強が進まないこともありましたが、勉強時間は平均して12時間くらいでした。集中的に復習したことで直前2週間でできる問題が結構増えました。
- 過去問……これまでに解いた過去問の復習で、時間をそれぞれの科目で20分短くして解きました。
- 東大特進……テストゼミを自宅で受講しました。
- 併願校……秋の2年分を復習し、追加で4年分解きました。
■東進東大特進コースについて
東大特進ヘビーユーザーでした。自分の好きな時に進められるので、学校の勉強、部活とのバランスもとりやすかったです。多くの講座を受講したので、一年通して受講したもののみ紹介します。
長岡恭史先生、青木純二先生の授業を受けました。一問で多くの問題に対応できるような解説で、解ける問題が増えたり、過去問の解説もより理解できるようになりました。これと過去問以外は何もしませんでしたが、直前にはそれなりの点数が取れるようになりました(本番では計算ミスをしてしまいましたが)。
苑田尚之先生の授業を受けました。難しい問題も多かったですが、公式の暗記ではない物理の世界を知れました。東大特進のみでの受講でしたが、基礎からお話してくださるので、時間をかければ理解できると思います。
鎌田真彰先生の授業を受けました。テキストがとにかく丁寧で、私はこれ以外の参考書や講習は利用しませんでした。
11〜1月の間に活用しました。直近の過去問10年分を終わらせたあと、得意な科目、単元から進めました。おすすめポイントは大きく分けて二つあります。一つは、解説の他にヒントや知識が整理されているまとめページを見ることができることです。受験が近づくにつれ、演習中心の学習になるので、分からない部分の確認を素早くできることが良かったと思います。二つ目は、単元ごとに行えることです。自分は単元ごとの進度がバラバラだったので、できるところをとことんやり込むという自分の戦略にあった取り組み方ができ、また入試直前にも苦手な箇所の復習がやりやすかったので、そこがおすすめです。
他にも英語(宮崎尊先生)現代文(林修先生)化学(大西哲男先生)古文(栗原隆先生)の授業を受けました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
周りと比べて焦ったり、成績が伸びなくて悩むことは多いと思いますが、大切なのは自分と向き合うことです。合格のために自分にとって最善の方法を考えてください。辛い時でも逃げ出さず努力し続けてください。