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三重県 県立 四日市高等学校 卒
東京大学 理科一類

山田 直央さん

■センター試験得点 839点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 84 42 50 37 37 =250/440点
自己採点 90 50 50 20 30 =240/440点

■受験した感触・・・ 英語と国語は解いたあとの感触がよかった。数学と物理は頭が真っ白になるほどだった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 A

計画的に他の人の真似をする勉強法

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東京大学を第一志望の大学にすると決意したのは高校一年生の末で、そう決めた理由は学校の先生にそう勧められたからです。将来の夢が理系の職業であり、具体的に決まっていなかったので、理科一類に進学しようと決めました。

部活動について

 高校二年生の4月までは卓球部に所属していました。学校が高校一年生の間は部活に入ることを絶対としていたからです。もう一つ、非公式のクイズ研究会に高校三年生の夏まで所属していて、それと勉強との両立のために卓球部を退部しました。最後までクイズ研究会に所属し、夏休みの大会で結果を残せたことは、受験の自信にも繋がったと思います。

学習について

 高校一年生のころから予習は早くしようと決めており、自分で買った参考書などを使って数学の先取り学習をしていました。私は満遍なくどの教科でも点数が取れていたのである教科を捨てて特定の教科を伸ばすということをしませんでしたが、それによってどの教科が難化しても得点を確保できるようにできたのでよかったです。以下は各教科の勉強の方法です。

国語

 高校二年生までは主に学校のワークや自分で買った参考書を使って問題を解く練習をしていました。不定期で東大特進コースの講座を取っていました。古典の単語帳は高校二年生や受験直前に何周もしました。

数学

 まず学校でもらった基礎的なワークに取り組み、そのあと自分で買った発展的なワークに取り組みました。受験直前期には学校にあった模試の問題に取り組みました。

英語

 学校のワークや単語帳に取り組んだあと自分で買った参考書に取り組みました。高校一年生で文法や単語がある程度までは身につけておいたのがよかったと思います。高校三年生では予備校の講座を取ったり、模試の問題を学校で集まって解いたりしました。

理科

 学校のワークを何度も解くとともに、予習をしました。高校三年生では、先輩からおすすめされた参考書を何度も解きました。数学と同じで模試の過去問を何回か解きました。

社会(共通テストだけで使う地理)

 学校での授業を大切にしました。学校でワークがたくさん配られたのでそれをこなしました。共通テスト2ヶ月前ごろから地理の問題集を解いたり、国別のランキングを覚えたりして対策しました。

全体的に意識したこと

 たくさんのワークをどの教科でも使っていますが、これは学校や他の友達、予備校のおすすめです。一般には少ない参考書を何周もすべきと言われていますが、私は他の人が良いと言ったものを積極的に取り入れ、結果的にはよかったのだと思います。これらを高校三年生では月単位と日単位で予定を立てて、計画的に学習を進めました。

■東進東大特進コースについて

 高1のころから東進の授業を受けていた。東大東進コースの講座は、とても受講を始めやすかった。東大特進コースの授業はオンラインと対面の両方があって、高3という受験学年でありコロナ禍で外に出にくい時期でも気軽に取れた。授業や東大本番レベル模試では、会場にいる他の高校生から刺激を受けることができた。私は、東大特進コースの現代文の講座を定期的に取っていた。受講したのは友達やネット上でのおすすめと先生の名前を聞いたことがあるからという理由だった。予習してから授業という流れであり準備して授業に臨めた。授業自体も一般的な現代文の解き方を教えてくれるものであり、非常にわかりやすいものだった。テストゼミという形式を取っている講座もあって、東大を想定した厳しめの採点でやる気が出た。受験直前期に送られてきた古典の単語集は既に持っているものとは違う単語や違うまとめ方であり大変活用できた。東進のスタッフは電話を頻繁にかけてくれて、受験前後や合格発表後の不安を和らげてくれた。東進の主催している東大本番レベル模試は高3のときは全て受けた。他の予備校と、開催時期も少しずれていることもあってとても助かった。特に最終東大本番レベル模試は採点の速さも含めてとても満足できた。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 高3という期間と入試はあっという間に過ぎ去ったと思います。模試や学校の課題、自分の参考書をこなすうちに時間がなくなっていったと感じます。何をやるか、何をやらないかの区別をつけて、受験本番の得点を最大化する戦略を立てて、計画的に勉強するのが大事だと思います。