■センター試験得点 800点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
75 |
+ |
75 |
+ |
40 |
+ |
20 |
+ |
40 |
=250/440点 |
■受験した感触・・・ きしょすぎるっぴ!
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
理科一類 |
A |
油断せずに、限りなく高みを目指して
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
点数見てなんだこいつ雑魚とか思わないでください。300点くらいはとるつもりだったんです、なんなら過去問や模試解いてた感触それくらい乗りそうだなって思ってたくらいです。それでいてこの点数です。油断しないでくださいね、皆さん。点数見てこいつ雑魚いなって思った人にこそ、この文章を読んで欲しいと思います。
ぶっちゃけ自分が受験勉強を始めたのは高三の10月でした。それまでは部活やら学校祭やらに没頭していたので、勉強しなきゃとは思いつつも全く手がつきませんでした。夏や春から受験勉強を始めたある程度頭のいい人たちは着々と点数を上げてきました。多少焦りはしました、しかし、落ちることは考えていませんでした。判定も合格圏内でしたし、周りの大抵の東大志望者は自分を越しませんでした。
受験生の皆さん。とりわけ上の私のように余裕があって、まあ受かるだろうと思ってる皆さん。油断しないで勉強しましょう。私は本番で滑りました。直前の模試群ではどれも8割を切らず、この2個は大丈夫だろうと思っていた数学と物理が思いっきり滑りました。(点数が低かったのは模試に比べて難易度が桁違いに難しかったのもあります。ただそれを加味しても、物理とかはあまりにもできなさすぎでした。)ただ、点数を自己採点してみて、一抹の不安はありましたが落ちる気はしませんでした。苦手科目であった化学や現代文の出来がよく、それがある程度数物のミスを緩和してくれました。
今振り返ってみると、こうして滑りながらもある程度点数の余裕を持って合格できたのは、10月に勉強を始めた時に、「ある程度合格を確信していても、とにかく点数の向上を目指す姿勢で勉強しよう」と決めたことのおかげだったのかなと思います。一番伸び代がありそうな科目を重点的にやり、模試の点数を眺め、まだ点数の上がりそうなところを一個ずつ潰していく。本番で数物がずっこけるとはをさをさ思ってはいない過去の自分がこのようにして着実に点数の余裕を作って行けたのは、偏に上記のようにひたすら点数を上げることを目指そう、という意識を持てたからだからだと思います。
なのでもう一度言います。余裕ぶっこいてる人ほど、意識を高く持ち直して勉強してください。本番で何かが滑っても余裕で合格できるように。
競う相手がいることの全般に言えることですが、私はモチベーションを保つ秘訣のうち一つは、「下は見ない、ひたすら上を見る」ことだと思っています。自分より下をみると、まだまだ自分との差があって安心してしまいます。もしくは、どんどん自分に実力が迫ってきていることを実感し、焦ります。どのみち、モチベーションを保つことに対していい影響は及ぼしません。上だけを見るんです、上だけを。模試の順位をみてください。自分の上にはまだまだたくさん人がいるでしょう。その人たちに食らいつくことだけを考えるんです。Twitterを開けばその人たちの中には模試の点数をひけらかす人もいるでしょう。その成績表と自分のを見比べて、点数の伸び代がどこにあるのかを考えるんです。とにかく上に食らいついていってください。(え?上にいるのはあと数人だよ?って人は今すぐページを変えてください。この文章を読む必要もないでしょうし、第一私が恥ずかしいので読まないでください。)
もう一つ、勉強は本質的に楽しいです。今楽しくないということは、楽しさを見出す余地が残っているということです。とにかく楽しく続けることを考えてください。そうすれば、意識せずとも合格が近づいてくるはずです。
■東進東大特進コースについて
10月から12月までは基礎固めをきっちりとやって、共通テストが終わってから毎週末ごとに過去問を一年分解いていました。(この方法、過去問演習に限らず共テの過去問でもオススメです。)伸び代のある科目は重点的に解きました。理科は10年分大体やったなって感じです。あと、同日で解いたことのあった2022年度は12月中に早々に解いてしましました。
かなりお世話になりました。高二の第一期から英数国、高三から物化をほぼ全部受けており、勉強の割と大きな部分を占めていました。現代文の林修先生にはかなり自分の力を伸ばしていただきましたし、化学の大西哲男先生のテキストによって私の化学は完成されたと言っても過言ではありません。そして、物理の苑田尚之先生に物理の基本的な考え方を徹底的に教えていただき、物理の見方が変わりました。苑田先生の物理について一言、苑田先生の授業においては物理の体系を洗練された形で与えられます。それは一般の高校の授業において与えられるよりも随分大きいもので、すぐに飲み込むのが大変なものです。ただ、熟考を繰り返すことによってこの物理の体系をひとたび自分のものにしてしまえば、あらゆる事象がとてもシンプルに見えてくるものでもあります。そして、この体系はいっぺんに全て理解できるものではありません。理解した気になっていても、問題を解いていて自分の理解度の未熟さに気付かされていることが度々ありました。苑田先生の授業を受ける皆さんに私からできるアドバイスは、「考えることをやめない」ことです。ひたすら手を動かし、具体例や極端な例など様々な場合を考察し、心から物理の体系を理解するまで考える。そして、体系を理解した後はその理解度をどんどん向上させていく。物理の勉強はこれに尽きると思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
書きたいことは以上で全て書き終えたので、大多数の人にとっては無益なことを書きます。仏独露韓中語のうちどれか一つが、少しだけでもできる人。マジで二外差し替えの問題の過去問は一回読んでおいた方がいいよ。私は中国語ができる人間なんですけど、本番中国語のページ見て和訳問題のあまりの簡単さに拍子抜けしてしまいました。その場で即席で中国語に変えようか迷ったくらいです。(結局英語を選びましたが、後々英語の自己採点して中国語にした方が点数が高かったことを知って絶望しました。)なので、二外差し替えができる可能性のある人、本当に一回問題見ておいて損はないです。本当に……