ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

三重県 県立 津高等学校 卒
東京大学 理科二類

若柳 遥斗さん

■センター試験得点 815点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 73 39 40 34 35 =221/440点

■受験した感触・・・ やれることはやった!あとは国語次第。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科二類 E 理科二類 A 理科二類 C 理科二類 D

文武両道でも東大は受かる!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 自分は地方の公立高校で高3時まで部活を続けていたので本当に時間がなく、ぎりぎりの合格でした。しかし、着実に計画を立て、勉強していけば受かるということを伝えられればと思います。

東大入試同日体験受験~6月

 もちろん東大入試同日体験受験はE判定。この時期はまだ理科の範囲が全て終わっておらず、ハイレベル化学、ハイレベル物理、数学の真髄の受講をずっとしていました。数学、化学はともかく、物理の受講は重く、この受講でおおかた完成させるつもりで受けていました。化学は4月、数学は6月、物理は7月に修了です。ここから夏に向けてようやく演習に入ります。

7月~8月

 7月から共テ、二次試験共に過去問に取り組み始めました。まずは問題に慣れて自分の戦略を立てることが大切です。8月中に共テは5年分、二次試験は3年分が終わっていました。化学は短期間で詰められそうだと思ったので、8月に化学を集中的にやって簡単な問題セットなら合格点も狙えるというところまで完成させました。

9月~11月

 数学の真髄のおかげで夏終わりの模試でまさかのA判定。そこで調子に乗った私はそこからほぼ数学の勉強をせず、本番直前に悩むことになります(汗)。この秋の時期は、闇雲に勉強せず、自分の弱点を積極的に埋めようと思い、10月は英語、11月は数学に集中的に取り組み、おおかた完成させました。この時期は目に見えた結果が現れず、不安でしたが、それは他の受験生も同じと思うことでなんとか乗り越えられました。

12月~共テ

 この時期から学校では共テの演習が始まったので放課後は二次試験の過去問をしていました。12月から地理を全力で詰め込み始めました。共テの勉強に完全に移行したのは1月に入ってからです。二次試験の勉強も不安でしたがやはり共テでコケてしまっては元も子もないので中途半端にせず、切り替えが大切だと思います。

共テ~本番

 この時期は定期的に過去問をセットで解くことで本番の時間感覚を確認しながら、足りないと思ったところを東大特進の授業などで補いながら進めていました。最後の東大本番レベル模試ではD判定で夏の結果と比べると不安が残りましたが、最後はやはり自分ならできるという気持ちが大切だと思います。

■東進東大特進コースについて

 東進の先生方は本質を踏まえた授業をしてくださるのでとても役に立ちました。いくつかの講座とリスニングアプリについて紹介したいと思います。
  • ハイレベル物理(苑田尚之先生)

大学受験には必要ないと言ってしまえばそれまでですが乗り越えれば確実に大学入学後も役立つ物理の力が身に付きます。また何といっても自分がそうであったように物理学という学問を好きになることができます。

  • 数学の真髄(青木純二先生)

東大受験には必須の同値性の授業を受ければ数学に対する考え方が180度変わること間違いなしです。それとともにこれまで自分がいかにてきとーに数学をやってきたかに気づかされます。常に数学的に正しいかなと考えながら答案を作るくせがつくようになるのでおすすめです。

  • 東大現代文(林修先生)

現代文にはセンスや才能が必要なんだろうと思いずっとあきらめていましたが、文章の論理関係に着目して解く姿勢は自分に合っていて点数を伸ばすことができました。今では受験の科目の中で現代文こそがもっとも論理的な科目とさえ信じています。

  • 東進リスニングアプリ

スマホで簡単に取り組めるので毎晩寝る前に聞いて音読することを続けていました。共通テストレベルから東大レベルまで網羅されておりとてもおすすめです。また雑音入りの音声もあるので訓練すれば本番の音声はかなり聞き取りやすくなるはずです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験でもっとも大切なことは「ハートは熱く、頭はクールに!」です。合格をつかみ取るには、がむしゃらに勉強を続けようというやる気と緻密に練られた計画が必要です。受験は長期戦なので気持ちが萎えたり計画が狂ったりしたときは思いつめず、家族や仲間、先生方を頼ってみてください。皆さんの受験生活が実りある時間になることを祈っています。頑張ってください!!