■センター試験得点 789点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
65 |
+ |
41 |
+ |
38 |
+ |
41 |
+ |
35 |
=220/440点 |
自己採点 |
65 |
+ |
35 |
+ |
40 |
+ |
20 |
+ |
20 |
=180/440点 |
■受験した感触・・・ 物理は自分が緊張して難しく見えているだけだろうと思った。自己採点は感触です。←言ってみたかったやつ
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
E |
理科一類 |
E |
理科一類 |
C |
理科一類 |
D |
どうも~、内陸ではお目にかかれない公共財です いや言うとした
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
志望するまで
小学生、中学生とゲームに明け暮れていてまともに勉強していなかった。高1では東京大学グローバルサイエンスキャンパス(東大の先生に直接指導いただけて、選抜されれば実際に東大で研究も行えるという人材育成プログラム)など学校外のプログラムに複数参加するようになった。高2になると学校の研究授業でスイレンの葉について研究を行い、いくつかの植物系の学会で発表したり、論文を執筆したりした。この頃は指定校推薦で近所の大学に行こうかと考えていた。しかし、昔から漠然と抱いていた東大への憧れを捨てきれず、東大受験を決意した。決意したとともにTwitter,Instagramを辞め、スマホを一日30分に制限し、交友関係を半ば諦めて黙々と勉強する覚悟を決め、本格的に受験生活を始動した。
勉強時間
平日1時間、休日2時間くらいでまともに勉強していなかった。
12月に東進に入学してから勉強量は徐々に増えていった。
大まかに、春:4/10 夏:6/12 秋:6/11 冬・直前期:8/11 (平日/休日 単位:h)
くらい勉強していた。
科目ごとの勉強の内容
通期講座の「現代文記述・論述トレーニング」(林修 先生)を春から夏休み前に受講していた。一回の予習に5時間くらいかけてしまうこともあり夏まで数学よりも勉強時間が長かった。
上記の通り夏までの勉強時間が短かったため、秋頃になってから思うように成績が伸びず苦労した。秋頃からは通年講習講座の「数学の真髄―東大実戦演習編―」(青木純二 先生)を受講した。詳細は後述。
通期講座の「ハイレベル物理」(苑田尚之 先生)を受講した。1周目は1コマ受講するのに5時間以上かかったこともあった。「ハイレベル物理」を一通り受講した後は、市販の問題集を一冊決め、それと「過去問演習講座」、「第一志望校対策演習」を並行した。物理はこれくらいで十分。
- 化学(やや好き、得意でも苦手でもない、目標得点:35)
教科書レベルの知識を暗記・理解した後はひたすら演習するのが効果的だろうと考え、市販の問題集の他に「過去問演習講座」、「志望校別単元ジャンル演習講座」、「第一志望校対策演習」をひたすらやった。他大学の問題と東大型の問題の雰囲気がかなり違うことに気づくのが遅く、もっと東大型に比重を置けば良かったと思う。その点で「第一志望校対策演習」は最高。
構文把握力が高かったので、夏までは毎日決めた量だけ単語帳をやるので十分だった。その後、単語帳の他に「過去問演習講座」、「第一志望校対策演習」をとにかくやるようにした。東大型の英語の問題を愛していたので本当に楽しかった。
「志望するまで」で書いた通り、東大受験生にしては志望がかなり遅い方だったので勉強量を増やすしか対抗手段がなかった。勉強時間を増やすというより、一日のうちで勉強していない時間をいかに減らすかを考えていた。
■東進東大特進コースについて
お世話になった講師の方々(と言いながら青木先生と数学を語るだけ)
林修 先生、苑田尚之 先生については上でも触れたが、お二方の授業は前々から聞いていた評判通り素晴らしかった。
お二方の他にお勧めしたいのが数学の青木純二 先生だ。
どの学校や塾にも数学の天才というのが一人はいて、彼らは凡人(私を含む)の手に負えない、「そんなん思いつかねえよ」と言いたくなる閃きを持っているように見えてしまうものだ。しかし、青木先生の授業を受けていると、そうした天才たちの閃きは実は凡人たちが普通に納得できる「当たり前」の積み重ねでできていることがわかってしまう。青木先生の授業はそうした天才の頭の中にある「当たり前」でできた発想が構築されるまでの様子を凡人にもわかりやすく示してくださる。そして次第に「思いつかない」と思っていた発想を、凡人(私を含む)でも導き出すことができるようになる。
青木純二 先生についてもう一つ推しておきたいのが論理である。東大の数学で要求される論理の構築力は、問題集レベルではそうそう得られるものではない。そして論理について特集している参考書等もほとんどない。私はこれに夏から秋頃は悩んでいたが、これはちょうど昨年発売された書籍の『数学の真髄』によって解消された。自分が当然のように書いていた記述が“ウソ”であったことを思い知らされる「論理の基本」から東大受験生は対策が必須の「軌跡と領域」まで、論理で苦労することはほぼなくなった。併せて、書籍と同様に高度な論理の構築力を育むことができ、さらに先生の素敵なお人柄が垣間見えるオンライン授業も勧めておきたい。
他のコンテンツについて
東進のコンテンツの中で最高だと思っている。
上述の通り問題数が尽きないだけでなく、「東大本番レベル模試」の良質で限りなく本番に近い問題を解くことができ、さらに添削もついている。特に問題数が重要な化学や英語で重宝した。本当に最高。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
上記の通り模試の判定は最低レベルを浮遊していた。「東大入試同日体験受験」に至っては英42国24数6物3化7、Σ=82、偏差値43.7でドン底のE判定だった。それでも最後に合格する可能性があるのが(東大)入試だ。私はE判定を出してしまったときは判定について考えずとにかく勉強することに専念していたし、どんな心理状態でも「合格する」「東京大学に入学する」と唱えまくっていた。こんな判定を取っていたにも関わらず、「合格者平均点をとって合格する」ことを目標にしていた。
皆さんも、「どうすれば本番の試験で合格最低点を上回る可能性を上げることができるか」を常に考えてほしい。