■共通テスト得点 893点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
74 |
+ |
51 |
+ |
46 |
+ |
47 |
+ |
19 |
=237/440点 |
自己採点 |
81 |
+ |
50 |
+ |
40 |
+ |
46 |
+ |
20 |
=237/440点 |
■受験した感触・・・ かなり緊張してミスが多く、思うような点が出ませんでした。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
C |
理科二類 |
B |
理科二類 |
B |
理科二類 |
B |
計画性の重要さ
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私が東京大学に向けた本格的な受験勉強を始めたのは、東進に入学した高校2年生の2月のことでした。始めた時期としてはかなり遅く、特に高3の夏には伸び悩み、苦労しましたが、両親をはじめとした周囲の方々の支えもあって何とか合格することができました。
以下具体的な私の勉強方法について述べたいと思います。勉強の仕方は人それぞれだと思うので、参考程度に見てください。
時期別の勉強内容
中学1、2年のころは学校の宿題のみで、3年生のころから英単語帳をやっていました。中高一貫校では中だるみしがちな時期に最低限のことをやっていたおかげで、高校生になってからは英語の学習がかなり楽でした。
主に数学に力を入れていました。学校で配布された問題集を完璧に仕上げて、典型問題を確実にインプットするようにしました。
学校で出される宿題以外はほとんどしていませんでした。この時期に理科をしっかりと固めておけばよかったと今では後悔しています。
物理を完全に仕上げようと思って、物理だけを勉強していました。学校の授業で、英語などの継続的にするべき科目の学習時間は確保できるので、直前期以外はこのような学習の仕方もありだと思います。
少し難易度の高い数学の参考書にチャレンジしていました。解けなかった問題は繰り返し復習しました。
この時期から二次試験の「過去問演習講座」を始めました。東大入試の形式と傾向を知り、友人とどのような学習をして本番では何点取るのかということを考え続けていました。
苦手な地理を中心に、共通テストの過去問を解いていました。
「過去問演習講座」をしました。
各科目の勉強方法
- 国語:現代文については、林修先生の授業を高2の3月に受け、現代文を読むときの頭の使い方を学びました。古文、漢文については、学校の授業で扱われた内容を忘れないように、授業を真剣に受けていました。
- 数学:冬頃までは問題を見た時の解法の引き出しを増やすように意識して、問題集を利用して勉強していました。直前期は過去問をたくさん解くことで、とにかく形式慣れするようにしていました。
- 英語:学校の先生方が早いうちから東大、京大の模試の過去問を使った授業を展開してくださり、自分から参考書などを使って学習することはほとんどありませんでした。
- 物理:高2の2月から5月にかけて苑田尚之先生の「ハイレベル物理」を受講し、そこで学んだことを東大特進の問題や学校で扱われた問題に対してどうやって利用していくのかを考えながら深い理解を目指しました。勉強したことがしっかりと点数に繋がり始めたのは共通テスト後のことで、かなり苦労しましたが、一番好きな教科だったので、楽しく勉強していました。
- 化学:一番の苦手科目だったので、物理の足を引っ張らないように基礎から丁寧に学習しました。高3が始まった時点では、無機、有機の知識がほぼゼロという状態でしたが、東大特進の化学の講座を受講して理解しながら覚えるようにしました。
■東進東大特進コースについて
東進の校舎
私は岡山県にある東進衛星予備校に本当にお世話になりました。家ではどうしてもだらけてしまう私でしたが、東進の校舎に足を運ぶと、いつも真剣に勉強する仲間たちの姿があり、自然とやる気が出ました。また、いつも担任助手の方々が明るく声をかけてくださり、前を向いて受験勉強を続けることができました。
受講講座
林先生の現代文、青木純二先生の数学、苑田先生の物理を主に受講していました。授業を受けた後には扱われた例題を繰り返し復習し、確実な理解につながるように努めました。
過去問演習講座
他の人に添削してもらうことで、自分一人で演習する時よりも緊張感を持って解くことになり、より本番に近い形で演習することができました。特に、自分では気づきにくいミスが発生する英語や、相手に分かりやすい答案を書く必要のある数学の添削が役立ちました。また、解答を読むだけでは理解できなかった問題も、解説授業を受講して実際に講師の方々が解いている様子を見たり、その中で紹介されている類題に取り組むことで、確実に理解することができました。
東大本番レベル模試
受験後一週間で返却される東大模試は「東大本番レベル模試」以外にありません。素早く自分の現状を見つめ直すことができました。また、東進の模試分析は他と比べてとても細かく、小問ごとのほかの受験生の得点率や、そこから予想される解くべきだった問題を確認できるので、返却後の自己反省がとてもやりやすかったです。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
一年間の受験生活を振り返ってみると、苦しかった時もたくさんありましたが、ともに東大を目指す友人と一緒に東大入試の作戦を練り、切磋琢磨した時間は最高に楽しかったです。まずは刺激しあえる仲間を見つけることが大切なのだと思います。後輩の方々は、何か大きなものを成し遂げるために多くの時間をかけて努力するという経験が、今後の人生の糧となることを信じて、戦い抜いてください。応援しています。