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兵庫県 私立 灘高等学校 卒
東京大学 理科三類

越智 惺彩さん

■センター試験得点 828点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 80 90 55 23 42 =290/440点
自己採点 70 90 60 25 40 =285/440点

■受験した感触・・・ 特に英語と数学で力を出し切れなかった。国語はいつもより感触がよかった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 C 理科三類 C 理科三類 C 理科三類 B

合格の小さな秘訣

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が本格的に受験勉強を始めたのは高三の夏休み。それまではなんとなくで勉強しており身が入っていませんでした。特に英語が苦手で三単現すら頻繁に間違いplayesなどと書くこともあり、A判定が出ることはほとんどありませんでした。しかしなんとか合格することができました。良い判定がでず落ち込んでいる人もこの合格体験記を読んで受験勉強に取り組む意欲を高めてください。

合格に役立ったこと

 たくさんあるのでいくつか選んで紹介します。
  • 確認プリント

受験2週間前に教科書や2時間ほどで読み終わる参考書を読み、忘れている基本事項をまとめました。共通テストで役立っただけでなく、二次試験の時も休み時間に勉強することを用意しておくことで集中力を保つことができました。

  • 二次試験待機中に考える問題

東大二次試験では参考書、スマホを片付けてから試験開始まで30分ほどあります。特に数学はいきなりエンジンをかけることが難しいため、何か問題を用意しておき頭の中でそれを解くことで試験開始してすぐに集中することができます。複雑な計算を必要としない整数問題や確率の問題を用意しておくといいです。2000年代の東大の過去問がお勧めです。

  • 再生速度を上げてリスニングを聞く

共通テスト二日前に解いたことのない過去問を1、3倍、二次試験の1、2日前に過去問の音声を2倍の速度で聞いていました。過去問の演習では共通テストは大体80~90、二次試験は20点ほどでしたが、本番では共通テストでは97点、二次試験では26点取ることができました。速度を上げてリスニングをすることで実力が上がるということはないかもしれませんが、本番で音声がゆっくり流れているように感じ、焦ることがなくなります。

  • 受験勉強を始めるまでも勉強をしていたこと

時間を「勉強をしている時間」と「していない時間」の二つだけだと考えることで、勉強をなんとなくしているだけでも最低限の力が身に付きました。

  • 得意科目を作ること

得意な科目があるとそれを軸にして必要な点数を甘めに計算することができ、精神的支えになります。もちろん本当に得意科目があると言うことなしですが、なければ思い込みでも大丈夫です。私は数学が得意科目だと思い込むことで前向きに勉強することができました。

後悔していること

  • 英単語を早めに詰めておかなかったこと

英単語をしっかり覚えていなかったことで点数が伸び悩みました。結局東京に行く時新幹線の中でも単語帳を読んでいました。

  • 生活リズムが崩れてしまっていたこと

夜遅くまで起きていたことで受験直前期でも昼間に眠たくなったり頭が痛かったりしました。結局受験一週間前まで生活リズムは直りませんでした。

■東進東大特進コースについて

授業

 私は中学2年生の時に東進に入学し、高校一年生までに数学の先取りをして、高校二年生ではハイレベル化学を受講しました。学校での授業や東進で複数回同じことを違う方法で学ぶことが、公式の使い方など数学の基礎力を身に着ける上で役に立ったと思います。

東大本番レベル模試

 東大本番レベル模試は成績返却が他に比べて早く、一週間で返却されるため試験の記憶を残したまま復習することができました。

AI予測問題演習

 直前期に演習量を増やし、抜けているところを探すために使いました。数日で返却され、解説が丁寧だったため自覚していなかった苦手な部分にも気が付くことができました。

担任

 親身になって話を聞いてくれ模試成績が悪くても前向きに勉強を続けることが来ました。また、参考書探しや志望校決めについて詳しいアドバイスを貰いました。

東進リスニングアプリ

 収録音声の量が非常に多く、特に共通テストリスニングの大問1,2、3の小問集合の勉強に役立ちます。問題と解説のページが分かれているのですが解説の音声の速度調整ができる一方問題の音声の速度は調整できないため問題を覚えたうえで解説のページで音声を聞いていました。

東大生スタッフ

 年齢が近いため話しやすく、気軽に勉強の方法について質問することができます。同じ目標に向かって努力した先輩なので、話してくれる勉強法もより現実味があります。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試で一番大切なことは生活リズムです。どれだけ勉強をしても睡眠時間が足りていなければそれがケアレスミスを誘発し、暗記の妨げともなり、成績はついてきてくれません。私自身ケアレスミスに悩まされ続け、東大形式の数学のテストの大問全てでケアレスミスをしたこともありました。しっかりと睡眠をとって勉強に励みましょう。そうすれば合格は自然と近づいてくるでしょう。