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埼玉県 私立 川越東高等学校 卒
東京大学 理科二類

唐崎 太陽さん

■センター試験得点 761点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 68 78 34 27 24 =231/440点
自己採点 60 70 35 18 32 =215/440点

■受験した感触・・・ 帰りの電車で数学が易化と聞きガッカリ。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 E 理科一類 E 理科一類 B 理科二類 B

努力のコツは努力をしないこと

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

はじめに

 中学時代は、部活やクラブチームの活動に明け暮れていたため高校受験時の偏差値は60前半程度でした。そのレベルから東大合格までの移行過程について振り返ろうと思います。

高1

 骨折による通院経験や父の影響からこの時期は医者になることを志していました。医学部に入るためには高い学力が必要だと知り、勉強に力をいれることにしました。コロナの影響による休校期間で英単語の暗記と数学の先取り学習を行いました。このおかげで、クラス下位から上位になることができました。12月頃に友人の紹介から、東進ハイスクールに入学しました。入学時の成績は偏差値65程度でした。独学をする場合、私は我流で行ってしまいましたが、他人に相談などをして進めていった方が効率はいいと思います。

高2

 私が通っていた高校は文武両道を掲げていましたが、両方とも中途半端に終わってしまいそうだと考え当時所属していたサッカー部をGW頃に辞めました。この頃の成績は偏差値70弱でした。高2の秋頃までは、勉強時間のほとんどを英語と数学に費やしていました。ところが二学期の中間テストの物理で赤点を叩き出してしまったので、理科に手を付け始めることにしました。この時に受講した苑田尚之先生の授業などから物理学に興味がわき、物理学科に進学したいと思い東京大学に志望を変更しました。秋から「東大入試同日体験受験」にかけて「ハイレベル物理」の内容を人に説明できることを意識して復習をしたところ、「東大入試同日体験受験」での物理の偏差値は70を超え、その後も得点源にすることができました。一方化学は最後まで不安要素となってしまったので、偏った勉強はなるべく控え、学校には十分ついていける程度の力はどの科目もあった方が後々楽だと思います。

高3

 高3時には、東大特進のカリキュラムに合わせつつ東大模試に向けて計画を立てていました。東大特進のテキストは内容が充実していたので、新しい参考書などにはほとんど手を出しませんでした。どの科目でも闇雲に演習をするよりかは、一つの題材を深めた方が実力はつくと思います。また東大特進の授業はなるべく対面で受けた方がいいと感じました。特に東大受験生が少ない学校に通う人は自分の世界の狭さを痛感できると思います。夏休みまでは、未履修の範囲をなくすことを目標に受講を進めました。夏休みの間は土日に過去問または模試、平日に復習と演習で見つけた穴の補強をしていました。今思うと、少し背伸びをしすぎていた気がします。ペースが遅れている人は秋模試に合わせるイメージを持った方が良いかもしれません。秋も夏と同じ周期を繰り返しました。この頃に面白い題材やわからない問題があった際に、同じチームミーティングの友人と議論しあっていました。人と議論すると、新しい視点が入り悩んでいたことがすんなり理解できることがあるのでおすすめです。東進のチームミーティングは議論のいい機会です。共通テスト対策は12月の中旬から始めました。共テに既に慣れていて伸びしろがないと考えていたので、二次でも有効な勉強を通して対策しました。共テ後は1月中に大事な分野の最終復習を、2月にはセット演習を中心に行いました。すぐに一日は終わるので優先順位をつけて、全てはやりきれないと想定すべきだと思います。セット演習について言うと近年の過去問をやったあとは英語、理科に関しては模試の過去問や東大特進のテストゼミを活用することをお勧めします。分量が近年特に増えてきているため、時間配分が変わってくると思います。私は入試1週間前に大きな伸びを感じました。

■東進東大特進コースについて

東大特進

 周りに東大志望が少なかった私にとって良い刺激の場となりました。何度も対面授業に出席すると、顔見知りができ、本番の入試会場で見かけた時に気持ちが和らぎました。
  • 東大物理 かなり深くまで正確に物理を教えてくれます。楽しく物理の実力をつけることができました。通期の授業を取っている人にもおすすめです。人と教えあうと早く理解を深められると思います。
  • 数学の真髄 特に添削付きテストゼミが良かったです。毎回目的をもって挑めば自ずと力がついてきます。
  • 東大特進数学テストゼミ 処理能力を鍛える練習になります。順位が発表されることがモチベーションになりました。

東進ハイスクール

 先生方が過去問印刷や演習会などでサポートしてくれるため、のびのびと勉強ができました。
 オススメのコンテンツはチームミーティングです。毎週各々が質問や面白い問題、模試などを持ち寄って議論しあっていました。楽しく効率よく実力がついてくると思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 「努力を続けるコツは努力をしないこと」だと思います。傍から見て、ずっと努力をしている人の一部は、それを努力とは思っていないと思います。私もその一人で、合格後周りの人から努力量を褒められることが多いですが、私からすれば3年間面白いと思うことを続けていただけで、いつの間にか東大に合格していました。皆さんも、是非面白いと思う気持ちを大切にして、楽しく受験を乗り越えてください!