■センター試験得点 798点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
+ |
0 |
=0/440点 |
自己採点 |
70 |
+ |
40 |
+ |
45 |
+ |
10 |
+ |
30 |
=195/440点 |
■受験した感触・・・ わせだわせだ。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科一類 |
E |
理科一類 |
E |
理科一類 |
E |
理科一類 |
E |
E判定は良い判定
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は正真正銘のE判定コレクターでした。東進をはじめ、たくさんの冠模試を受けてきましたが、そのほとんどでE判定を、しかもかなり余裕のE判定を取り続けていました。こうなってしまったのは高1、高2であまり勉強を頑張れなかったことに原因があると思います。逆にE判定から合格出来たのは高3での頑張りのおかげだと思います。そこで私の体験記では、この2つの時期に分けてお話します。
高1、高2での生活
- 定期テストの勉強が前日スタートになるのは当たり前。前日の放課後に「テスト範囲どこ!?」と友達に聞いていたり、前日なのに知らない公式があったりした
- 「小テストは勉強したら負け」という意味の分からない持論を展開し、一切勉強せずに英単語や古文単語の小テストに挑むことも多かった
- 体育祭楽しい〜
上記のように、この時期の私はとても東大を受験する高校生とは思えない生活をしていました。本当に後悔しています。この時期に最低限の学習をしていれば受験期がどんなに楽だったことか!
これを読んでくださった高校生の中には「高1、高2の間はこんな怠惰な生活でも東大に受かるのか〜」と思う方もいるでしょうが、“絶対に”やめた方がいいです。私が合格したのは間違いなくたまたまです。もし受験がやり直しになったとしたら100%落ちます。あと高3になってE判定が続くのは本当にしんどいです。なので、この時期から勉強一本にする必要は無いですが、小テストや定期テストの勉強、学校や東進の授業の復習などやるべきことはきちんと行うようにしましょう。
高3での生活
私が明確に危機感を覚えたのは正確には高2の冬、共通テストと東大二次試験の同日体験受験を受けた時からです。自分の点数と合格点にあまりに大きな乖離があることを実感した私は次第に受験モードに入っていきました。以下に私の工夫点、努力した点をあげていきます。
- まず「東大入試同日体験受験」の直後にゲーム、YouTube、Instagram、Twitterのアプリを消しました。ブラウザで見られるものも多いですが、アプリがないだけでもかなりの抑止力になりました
- 学校に始業の約1時間前に登校し、勉強するようにしていました。周りの友人達も受験に対して本気になっている環境は自分を奮い立たせてくれました。環境はやっぱり大切です。
- 今までの怠惰な生活で抱えた遅れを少しでも取り返すべく、とにかく勉強量には重点を置きました。元々夜更かししがちな生活を送っていたので少し睡眠時間を削っても体調を崩すことがなかったのは大きかったです(睡眠時間を削るのは全くお勧めしません。だからこそ高1、高2で勉強しておくべきです)。
勉強内容は東進のツールをこなし、模試復習をして、苦手だった数学だけ問題集で補っただけで特別なことはしませんでした。私の奇跡の(まぐれの?)逆転合格は勉強に真摯に取り組めるようになったことが大きいと思います。
■東進東大特進コースについて
鎌田真彰先生の「ハイレベル化学」のテキストはとても分かりやすくまとまっていて、受験直前まで重宝しました。表紙が取れるぐらいお世話になり、どの参考書よりも活用したと思います。
長岡恭史先生の「ぐんぐん」シリーズでは問題の難易度が高い(私が数弱だったのもありますが)中で、同値変形や典型解法について繰り返し説明してくださったおかげで、自分の身になったと感じています。
受験期に私が最もやり込んだのは間違いなくこの東進の演習講座でした。自分の苦手分野を徹底的に演習し続けたことは、実力の向上はもちろん、自信にも繋がりました。「第一志望校対策演習」では東大型の問題を、東大型の解答用紙で取り組んだことで、東大の問題に特別感がなくなり、本番も今までの演習と同じ気持ちで取り組むことができたと思います。
とにかく返却が早いので、自分のリアルタイムの立ち位置がわかりました。返却が遅い他の模試では受験後すぐに復習しないと問題を忘れてしまい、復習効果が薄れてしまいましたが、東進模試は返却が早いので採点を受けてから復習することが出来ました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
受験を終えて、模試の結果に左右されないことが本当に大切だと実感しました。私は前述の通り模試の判定が上がらず、苦しい思いをしてきましたが、それでも東大受験を諦めなかったことで合格することが出来ました。私が受かったように何があるか分からないのが受験です。E判定でも諦めず、A判定でも驕らずに受験勉強に取り組んで欲しいと思います。学校の先生によれば、「A判定のAは危ないのA、E判定は良い判定」らしいです。