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埼玉県 私立 栄東高等学校 卒
東京大学 理科二類

片桐 蓮さん

■センター試験得点 824点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 58 55 21 45 42 =221/440点
自己採点 38 37 15 26 35 =151/440点

■受験した感触・・・ 自己ワースト、落ちた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 E 理科二類 C 理科二類 C 理科二類 E

諦めない心

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

きっかけ

 私が東大を目指したきっかけは東進衛星予備校の校舎長の「とりあえず東大」という言葉です。「夢や目標がないならとりあえず東大を目指しとけば?東大を目指して勉強しておけば選択肢の幅が広がるし」と言われたことで東大を少しだけ意識しました。
 私は中2夏に公文の数学と英語の中学課程を終え、単純な公文に飽きていました。親から「東進には高0生というのがあり無学年制でしかもマイペースで進められる。公文の代わりにどうだ?」と勧められなんとなく入りました。当時は高校進学も考えておらず、高専に入りモノづくり関係に就職し普通のサラリーマンになると思っていました。そのためにTOEICが必要で苦手な英語を何とかしたい、数学の応用力もつけたいという軽い気持ちでした。ところが東進に入り指導して頂くうちに成績が伸び中3夏には選択肢を広げるために高校受験することに転換しました。しかしスタートが遅かったため第一志望は残念でした。

時期ごとに

  • 高校受験終了後にコロナ緊急事態宣言が発令され、春休みと高校入学後は暇だったので東進衛星予備校で数学と英語の講座を先取りしました。苦手な英語はとにかく基礎を固めようと思い、数学は親に「数学ができるとモテる」と言われ、校舎長からも「数学やっとくと楽。数学で躓くとそこで時間を喰っちゃうけど、数学ができればその分の時間を他の教科に充てられる」と助言を貰ったからです。7月の登校開始後は部活に熱中しました。平日は部活、週末は東進というスタイルでとりあえず高1のうちに数ⅡBまで固めることに成功しました。
  • 高2のうちに理科を固める作戦も成功しました。「現役と既卒では理科の得点率が違う。現役は圧倒的に演習する時間が足りないから」という情報を基に、まずは東進の講座で先取りし高校の授業は復習に充てました。高校では初めての文化祭(オンライン)もあり夏休みは文化祭準備に明け暮れ、日中は高校で大いに楽しみ、帰宅後は気持ちを切り替え東進の自宅受講を進めました。時間が足りなかったので東大特進では数学のみやりました。
  • 高3の9月まで部活をやり高校生活最初で最後の文化祭も有志で参加しました。悔いを残さないように全力で楽しみました。おかげで文化祭以降は心置きなく大学受験に取り組めました。夏休み前の三者面談(高校&東進)の時期になっても将来の夢や目標がなかったため、高校の担任と東進の校舎長から、それなら東大を目指すと良いと再度アドバイスを貰い、とりあえず東大を目指すことにし、「過去問演習講座」は申し込んでおきました。受験勉強は夏休み明けから本格的に始めました。

 高校からも東進からも、受験はバランス型が望ましいが、得意を伸ばす戦略で行こうということになり、数学と理科は東大特進で補強しました。

■東進東大特進コースについて

 東進の講座は自分のタイミングで受講できるのが便利でした。高校の自習時間は、よく東進の講座を受けていました。時間を有効に使えたので本当に助かりました。
 東進模試も基本的に全て受験しました。主要教科はその日のうちに解き直しをすることにしていました。鉄は熱いうちに打て!です。そうして「一度間違えた問題を次は間違えない」というスタンスで着実に点を取れるようにしていきました。
 「東大本番レベル模試」は実際の問題冊子と解答用紙を模したものだったので、本番さながらの緊張感で良い練習となりました。また模試を重ねるごとに解答用紙の使い方も慣れてきました。そして毎回模試を受けることにより、模試仲間ができました。模試終了後に模試仲間と感想戦をすることで有意義な時間の使い方もできました。
 とにかく東進は返却が速いので助かりました。模試後にすぐに自己採点し解き直すこともでき、「君だけの診断レポート」も充実していたので、成績表を見ながら得点率や習熟度チェック、伸びしろなどをすぐに確認できフィードバックすることが出来ました。しかし東進模試だけでは緊張感に欠けるため、他の模試も併用しました。
 「過去問演習講座」に関しても、提出して数日後にweb返却があり、記憶があるうちに解き直すことができ本当に助かりました。
 1月の「東大本番レベル模試」ではC判定からE判定に落ちましたが、成績表を見ると得点は決して悪くはなく、力を入れたところは点が伸びていたので強気で本番に臨めました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 難しい問題が解けることも大切だが、まずは基礎を固めよう。なるべくなら高2のうちに共通テストの5教科7科目の基礎を固めよう。
 共通テストで不合格にならないことは勿論だが、共通テストも得点の一部です。圧縮で110点満点ですが9割取れれば合格最低点の1/3近く稼げます。1点でも多く共通テストで稼げれば心にゆとりも生まれます。そして共通テストの勢い&強気で東大本番に臨めます。東大入試の良い所は部分点です。ダメだ!難しい!と思っても諦めずに全力で解答しよう。部分点狙いで点を稼いでも良いじゃないか!諦めずに立ち向かおう!