
石井 智貴さん
■共通テスト得点 976点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 地理
前期試験得点 (自己採点) |
英語 | 数学 | 国語 | 物理 | 化学 | ||||||
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開示得点 | 89 | + | 48 | + | 60 | + | 57 | + | 41 | =295/440点 | |
自己採点 | 85 | + | 60 | + | 40 | + | 55 | + | 35 | =275/440点 |
■受験した感触・・・ 数学が大難化したが物理が解きやすく助かった。何とかなっていてほしい……
第1回(6月) | 第2回(8月) | 第3回(10月) | 最終(1月) | |||||
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東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 | 志望学類 | 判定 |
理科三類 | C | 理科三類 | A | 理科三類 | A | 理科三類 | A |
英語は中1から基礎力をつけていたため、高2時点である程度点数が安定していました。そのため高3の間は東大の形式に慣れるための過去問等の演習を優先的に行い、市販の参考書も使って英語への習熟を深める学習をするようにしました。東大の英語は他の科目と比べても形式への慣れが非常に重要になってきます。基礎がある程度仕上がった後は、自分の伸ばすべき部分を知って試験戦略を練るために、早いうちに過去問を演習したり模試を受験したりするのが良いと思います。そのために東進の東大本番レベル模試(6月にもあるのがありがたい)や過去問演習講座を活用するとよいと思います。
数学は学校の授業で高2の時点である程度戦える実力がついていたため、高3はひたすら演習を積みつつ、穴のある分野を強化しました。数学も試験戦略が非常に重要な科目なので、過去問などを本番通りの時間制限を設けて解き、特に難しいセットに対する(精神的)耐性をつけるようにしました。個人的な意見ではありますが、数学はやはりほとんどの人にとって安定しない科目ですから、英語や理科で安定的に高得点を取れるようになった方が受験戦略としては安全でしょう。
私の場合化学は少し先に自分で学習していたので、高2の時点では得意科目でしたが、高3になってからあまり時間を割かなかった結果それほど得意とはいえなくなってしまいました。これを読んでいる皆さんは、現時点で人よりできている科目も慢心せず努力を続けてください。すぐに追いつかれますから。
物理は高2でハイレベル物理を少し受講していましたが、苦手科目だったため東大特進コースと市販の参考書で重点的に学習しました。苑田尚之先生の授業は、重いですが、基礎から始めて東大レベルの問題への取り組み方を身に着けることができるため非常におすすめです。
現代文は大きな点数の伸びが見込めないと感じたため、あまり力を入れず過去問演習のみにとどめました。限られた時間ですから、取捨選択も必要です。古文・漢文は基礎知識が身についていないまま放置してしまい、共通テストの迫った秋ごろから東大特進コースも活用して一気に詰め込むことになりました。単語などの基礎知識のインプットは早めにこなしておくことを強くお勧めします。
苑田先生は物理学の理論を根本から丁寧に教えてくださり、基本法則に基づいて物理現象をシンプルに捉える方法を学ぶことができました。時には最先端の物理学にも触れる先生のお話を聞いて、物理学、自然科学への好奇心を大いにかき立てられました。他の講座と比べてもヘビーではありますが、その分しっかりと理解したときに得られるものは非常に大きい講座です。
私は高3の初めの時点では古文の基礎知識が身についておらず、苦手科目でしたが、栗原先生の授業を通して古文の読み方を基礎から身に着けることができ、実力を伸ばすことができました。