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岐阜県 県立 大垣北高等学校 卒
東京大学 理科二類

日比野 真翔さん

■センター試験得点 830点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 78 36 45 37 30 =226/440点
自己採点 74 43 40 20 33 =210/440点

■受験した感触・・・ 理系教科は難しいと感じた。英語の大問5は簡単だった。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科一類 A 理科一類 A 理科一類 C 理科二類 C

全力を尽くせば、絶対受かる!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 私が東大を志望し始めたのは、高1の夏頃です。校内順位や先輩方の合格実績を鑑みて、「自分も目指してみよう」と思ったのを覚えています。将来就きたい職業が明確に定まっていない自分にとって、進学選択制度のある東大は魅力的でした。

時期毎の学習について

  • 高一 数学については、学校傍用の問題集を使っていました。また、英検2級を取得しました。休校期間で時間に余裕があったので、古典の基礎固めもこの時期にやりました。
  • 高二 夏前に、英検準1級を取得しました。秋頃から、各教科やや応用レベルの問題を解くようになりました。年明けの「共通テスト同日体験受験」で悲惨な点数をたたき出したことで、「本気でやらなければいけない」という意識が高まりました。
  • 高三 春は、6月の「東大本番レベル模試」で良い判定を取ることを目標に勉強に励みました。勉強量、質ともにこの時期にレベルが上がったと思います。夏は理科を重点的に伸ばし、夏模試でその成果を出せました。一方、英語の成績は、下降傾向にありました。秋以降は、なかなか思うように成績が伸びず、苦労しましたが、「第一志望校対策演習」などを利用して苦手の克服に努めました。11、12月になると、共通テストも間近に感じられますが、大半は学校の授業で対策し、家では二次試験の勉強をするというスタイルを取っていました。自宅で東進を利用して本格的に共通テスト対策をし始めたのは、冬休みに入ってからでした。

年が明け、共通テストが終わると、ひたすら二次対策に励みました。具体的には、今までに解いた「過去問演習講座」や「第一志望校対策演習」の解き直しや「AI予測問題演習」、「直前テストゼミ」をしました。答案返却時にもらえるアドバイスは、とても有り難かったです。


うまくいったこと、いかなかったこと

 うまくいったこととして私の頭に真っ先に思い浮かぶのは、受験期にメンタル的にへこむことがほとんどなかった点です。自慢ではありませんが、昔からメンタルは強い方で、過去問で悲惨な点数を取ったときも、最後の模試でC判定を取ってしまったときも飄々としていられました。二次試験本番も緊張せず、大幅難化した物理を解いているときでも平常心でいられたことが、合格に最も寄与したといっても過言ではないでしょう(とはいえさすがに合格発表の日はかなり緊張しました)。一方、うまくいかなかったことは、数学をはじめとする理系教科で、普段から別解を考える癖をつけていなかったことです。そのせいか、数学の点数は最後まで安定しませんでした。

■東進東大特進コースについて

 東進のコンテンツで私が積極的に利用したのは、「過去問演習講座」と「第一志望校対策演習」です。東進は模試も含め、添削がスピーディーで、解いた感触のあるうちに復習することができました。「過去問演習講座」では、記載されている合格者平均点を突破することを目標に取り組みました。25ヵ年分の「東大過去問演習講座」もあり、少し古い過去問に触れることができ、良かったです。実際、今年の東大物理は個人的には1990年代の形式に近かったような気がします。また、「第一志望校対策演習」では、自分の苦手分野の問題を集中的に演習するのに利用しました。はじめは苦手と思っていても、何題か解いていくうちに分野ごとの特徴や、解答へのプロセスがつかめるようになってくるものです。みなさんも、是非利用してみてください。また、東進はスマホで利用できるアプリも提供してくれます。私は東進の東大リスニングアプリや、東大無機化学トレーニングのアプリをスキマ時間や寝る前などに利用していました。特にリスニングアプリは、音声の質の悪い音源も用意されており、意図的に自分に負荷をかけて演習することが可能です。本番の試験会場では、幸い音声の質が良かったですが、噂では、音声の質がとても悪い試験会場もあるそうなので、このアプリを利用するとよいと思います。
 また、東進のスタッフの方との電話も東大に関する情報収集に役立ちました。二次試験1週間前にスタッフの方から頂いた激励の言葉は、脳裏に焼き付いています。勉強方法について知りたい、受験直前期の過ごし方について知りたいなどと思っている人は、是非東進のスタッフの方を頼ってみてください。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 タイトルにある言葉は、祖母がいつも私にかけてくれていた言葉です。1日目の数学では思うようにいきませんでしたが、この言葉のおかげで立ち直れました。
 大学入試は、頭脳の勝負であると同時に、メンタル勝負でもあると思います。「絶対自分は合格してみせる」という強い意志をもって1年間頑張ってください。心から応援しています。