ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

広島県 私立 広島学院高等学校 卒
東京大学 理科三類

下田 結己さん

■センター試験得点 790点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   化学   生物  
開示得点 88 86 39 39 33 =285/440点
自己採点 90 80 40 30 30 =270/440点

■受験した感触・・・ 全力を尽くせた!!!

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 C 理科三類 C 理科三類 C 理科三類 D

Take it easy!

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 とりあえず私の辿ってきた道をまとめておきます。勉強のルートがよくわからず、めちゃくちゃなことをしてきたので参考にはならないかもしれません。また、勉強時間は中学の間は1日3時間ほど、高校に上がってからは8時間ほどで高3の夏だけ3時間ほどでした。娯楽の制限は中3~高1までのみで、他は普通に遊びに行ったり漫画を読んだりゲームをしたりしてました。怠惰ですね。
  • 小学校卒業(3月)~中学校入学(4月)

中学校の数学、英語を独学で履修。

  • 中学一年生

高校数学に着手するも難航、かろうじて1Aの参考書を終えたくらい。英語は秋か冬ごろに準2級を取得。

  • 中学二年生

成り行きから東進に入塾。ここから先取り学習がはかどるようになりました。高校数学をこの1年でひとまず履修し終えましたが、ぼんやりと知っているだけのレベルで問題は基本解けなかったです。英語は文法などの基礎はほとんどわからないままひたすら英検の問題集を解き、秋に2級を受けて不合格、そして秋に準1級を受けて(?)不合格しています(笑)

  • 中学三年生

数学の真髄に出会いって初めて数学の面白さを知り、東大実践演習編まで全て受講しきりました。共通テストは数学で6割取れたり取れなかったりくらいです。英語は準1級に落ちたころからひたすら英単語集を覚えるようになりまして、冬ごろまでに6周ほどして80%ほど覚えた状態になり、準1級に合格しました。東大入試同日体験受験をしましたが440点満点で73点でした(笑)

  • 高校一年生

数学の真髄をもう一周して、以降は受験数学特別講義というシリーズの講座をすべて取り、このあたりから自分の頭で考えて数学を解くということを始めました。(それまでは授業を聞いてなるほど!ってなってただけですね……)英語は英単語集だけ回し続けて後は放置気味でした。また、数学が一段落したところでハイレベル物理を始めました。理系ならとりあえず物理化学だろう、という感じです。東大本番レベル模試を受けるようになり、東大入試同日体験受験では154点でした。

  • 高校二年生

数学は今まで受けた講座の復習を主にしていたかと思います。手が空いたのでハイレベル物理と並行してハイレベル化学を進めました。英語は夏には80点前後取れるようになっていました。また、春ごろから英語で振り切りたい!と考えて英検1級の対策を始め、筆記には夏に、面接には冬に合格しました。東大入試本番レベル模試の推移は6月から東大入試同日体験受験までで順に164→148→195→221→199でした。英検1級の筆記に受かったあたりで英語が90取れるようになったのが大きかったです。化学も結構得点源になっていました。ただ、東大入試同日体験受験で物理にあまりに歯が立たなかった(9点しかとれなかった)ことから生物転を決意します。

  • 高校三年生

高三での科目変更ということで、大急ぎで生物を勉強しました。10日ほどでハイレベル生物を終わらせました。なんとか6月の東大入試本番レベル模試に間に合わせることができ、34点取れるようになってました。生物でいっぱいいっぱいだったことや理三志望をやめようとしていたこともあって、夏までは他の科目にはほとんど手をつけておらず秋ごろから東大本試や模試の過去問を解くようになりました。模試では一度もいい成績を出さないままで、1月頃になってようやく過去問で280点を安定して超えるくらいになりました。共通テストは社会だけ全力でやって他はほぼ放置でした。


 以上の経歴から学べる事は、とにかく早く勉強を始めて試行錯誤する時間を確保することの大切さ、いざという時の決断力の大事さでしょうか。英語ができることの優位性もあるかもしれません。それから、結局は過去問が最良の教材だなと感じました。

■東進東大特進コースについて

受講講座

 私は主に数学、生物の講座を受講しました。
 数学の青木純二先生は特に東大受験では必須である厳密な論理展開や柔軟な考え方を非常にわかりやすく教えてくださりました。基本原理追及編では主に先に述べたように論理や考え方についてじっくりと説明してくださり、ここで身につけたものの使い方を続く東大実践演習編で確認する、といった形になります。もちろん青木先生の講座を受けるだけで高得点を連発できるようになるわけではありませんが、その後自分で過去問演習など難問に立ち向かう経験を重ねていく中でこの講座で手に入れた考え方が少しずつ使いこなせるようになっていき最終的には実際に過去問などで高得点をたたき出せるようになるかと思います。
 生物の田部先生はとにかく教科書に載っている内容を分かりやすく網羅した授業、テキストを提供してくださり、先生の言う通りハイレベル生物のテキストだけをとにかく完璧にする勉強を続けることできわめて短い期間で生物を高校完璧にすることができました。東大は特に教科書の内容を逸脱しないことに定評があるので、東大志望の生物選択はぜひ田部先生のハイレベル生物を受講するべきだと思います。

過去問演習講座

 過去問演習講座では直近25年分の過去問を全教科全問題解説付きで演習することができます。金銭的な面で考えても非常にお得な講座だと思いますし、純粋に25年分の過去問をトップ講師の解説付きでこなせるというのは他に類を見ないサービスといっても過言ではないと思います。地方からの東大受験生には必須の講座の一つです。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験生は禁欲的に勉強に励まなければいけない!というイメージがありますが、私はこれには否定的です。娯楽や友達との時間を制限してまで勉強するとストレスが溜まって精神的に不安定になるということは私自身経験しました。直前期だとかは気にせず毎日十分な睡眠をとって好きなことをやって運動もして勉強も適度にするくらいがいいかな、と思います。
 また、受験に挑むときもあまりプレッシャーを感じすぎず、落ちちゃってもなんとかなるか!くらいのノリで行くのがいいかな?と思います。
 とにかく気楽に受験生活を送るのが案外本番のパフォーマンスを高めてくれるんじゃないかなということです。