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北海道 道立 札幌南高等学校 卒
東京大学 理科二類

山田 悠陽さん

■センター試験得点 727点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 61 58 52 40 29 =240/440点
自己採点 62 49 38 32 34 =215/440点

■受験した感触・・・ 数学と物理が非常に難しかったが、全科目落ち着いて解くことができた。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科二類 C 理科二類 C 理科二類 B 理科二類 B

受験を経験して

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 東京大学をちゃんと目指し始めた高校2年の終わりごろから1年間、それまであまりしてこなかった勉強を本格的にやっていく中で気づいた、受験において大切なことをいくつか紹介しようと思います。

勉強を勉強と思わない

 勉強を長くすることは楽しいことではありません。自分が勉強をしているという意識を持つだけで、すぐに辞めたい気分になることも多くありました。そんな中で考えたのは勉強を勉強と思わないでやるということでした。例えば自分の場合、数学は趣味として楽しめたので、勉強の休憩時間や一日の勉強の終わりの息抜きとして何問かやってみる、といったように進めていました。このおかげで壁に出くわしても嫌になることなく楽しく学力を鍛えることができたと思います。さらに英語を例に挙げると、自分の場合、普段の学校での英語の授業以外では特に英語の勉強らしい勉強はせず、代わりにしたことは、普段から通学中に英語のニュースを読んだり、洋楽を自分で和訳してみたり、ユーチューブで海外の動画を観たりといったことでした。もちろん、これらの勉強で本当に十分だったかといわれれば、自信をもって頷けるわけではありませんが、嫌にならずに続けられたという点では非常に良かったと思います。

勉強時間に囚われない

 日々の勉強を振り返るときに、どれだけの時間やったかを考える人は多いと思います。確かに、量をこなさないと身につかないこともたくさんあるので、勉強した時間は大切です。しかし、より大切にすべきなのは時間ではなく、それまでやってきたことで身についた内容、理解の深さです。60%くらいの集中で10時間勉強するより、100%の集中で6時間やるほうが格段に頭に入ってくるし、深く身につくはずです。だから、一日の目標を立てるのも、今日は何時間やる、と決めるのではなく、この単元のここはやりきってちゃんと理解しよう、と決めるべきだと思います。

スマホは上手く活用する

 自分はスマホを最後まで特に制限することないまま受験を迎えました。もちろん個人差はあるし、状況にもよりますが、スマホの制限を厳しくしてストレスを抱えながら勉強をするくらいなら、変に制限はかけずにスマホも使えるようにしておくほうがいいと感じました。スマホを使いながら受験勉強をしていく中で大切なのは、スマホを勉強に活用していくことだと思います。自分のように無意識にスマホを使ってしまうような人は、気軽に開ける単語帳アプリを入れることでスマホを使う時間の一部を無理なく勉強に使えるようにしたり、ユーチューブを使って数学の解説を見るなど、スマホは意識次第で十分勉強に活用することができます。

 ここまでいくつか書きましたが、結局大切なのは自分で決めたことをやり遂げることだけだと思います。

■東進東大特進コースについて

授業

 受けた授業はどれも分かりやすく、数学や物理、化学は特に飛躍的な成長がみられました。添削のある講座では、いかに自分の書いた答えを採点者に意図した通りに伝えるのが難しいかをよく実感し、ちゃんと意図したように伝わる記述の仕方を学ぶことができました。怠惰な性格のため、オンライン授業を見る時期がかなり遅れた講座もありましたが、直前まで新しい発見が絶えず、非常に役に立ったと思います。

過去問演習講座

 「過去問演習講座」では、過去問を行いながら、その添削もしてくれたため、自分自身で過去問をただ解くよりも効率的に、わかりやすく行うことができ、非常に役に立ちました。また演習後、解説授業を受けることができたため、わからなかった部分や確かめたい部分を分かりやすい解説とともに振り返り、効果のある学習に役立てることができました。

東大本番レベル模試

 「東大本番レベル模試」では非常にレベルの高い問題が並んでおり、受けることで自分の実力を確かめられるだけでなく、終わってから復習することで自分に足りない部分を補うこともできました。1年間で4回受けられるため自分の学習の成果を定期的に確認することができ、モチベーションの維持にも効果があったと思います。受験直前の回では、実際の試験と同じく2日間に分かれていたため、本番前の練習のような気持ちで挑むことができました。

東進学習アプリ

 東進の東大リスニングアプリでは、雑音ありの音声や、さまざまな難易度の音声を含んでいるので、なかなかできないリスニングの対策を十分に行うことができました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 入試本番は緊張をしなければしないほどいいと思います。そのためにも、模試等でテストを受ける前の休憩時間やテスト最中の独自のルーティンみたいなものを意識して行っておくと、本番も同じルーティンをして緊張することなく問題に取り組んでいけると思います。