■センター試験得点 849点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
106 |
+ |
63 |
+ |
35 |
+ |
37 |
+ |
37 |
=278/440点 |
■受験した感触・・・ 数学はいつもよりうまくいった気がした。理科が難しかった。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科三類 |
A |
理科三類 |
B |
理科三類 |
B |
理科三類 |
E |
前向きに、全力で!!
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
はじめに
長かった受験生活を振り返ってみて、自分が一番成長したと感じるのはやはり高3の夏休みと直前期だったように思います。ここでは、各科目について、夏休みと直前期に何をやっていたかを書こうと思います。少しでも参考になれば嬉しいです!
英語
一番得意な科目でした。ほぼ毎日BBCやCNN等のニュースでリスニングをして英語の感覚を維持し、空いた時間に文法書の見直しをしたりしていました。夏休みはそれに加えて和文英訳演習や要約演習をまとまった時間をとって進めました。直前期は主に過去問演習でしたが、最後まで苦手だった4Aの対策のために駒橋輝圭先生の講座を受講し、それ以降4Aで間違えることがほぼなくなりました。おすすめです!
数学
数学は出来に激しいブレがあり、1月くらいまで本当に安定せず、不安な科目でした。夏休みは理科にかなり注力していたため、多くの時間を割くことはできず、漠然と分野ごとに問題を解いていく日々でしたが、直前期になって「自分の合否は数学の出来にかかっているのかもしれない」と思い始めてからは、数学に一日の勉強時間の半分以上の時間を割くことも多くなりました。この時期には直近10年分の過去問と、さらに昔の過去問のうち最近の問題と傾向が似ている年度の問題をやっていました。ただ解いて解説を見て理解してと言うだけでは不十分だと言うことは痛感していたので、この時期は今までよりも一層丁寧にポイントノート(今まで出会った問題の着眼点、どうして間違えたかなどをまとめたノート)を作り、自分の中で解法の整理に努めました。
物理
最大の苦手科目でした。夏休みは全分野の基本の総復習を行った後、問題集を解きました。直前期になっても物理の成績が伸び悩んでいたため、本当は共通テスト後すぐに過去問演習に移りたかったところを一旦我慢し、もう一度標準的な問題集を一周して基礎の部分の穴を埋めた後に、夏以降に取り組んできた東大型演習のとき直しを行い、そこから過去問演習をやれるだけやりました。少しでも引っかかる所があれば焦らず一旦立ち止まってよく考え、完璧に理解するということを意識し、一問の理解に1時間かかることも何度もありました。このような勉強法を続けた結果、最後の最後、1週間前くらいには目標点付近の点数を連続して取れるようになっていました。
化学
高3になって一番伸びが大きかった科目だと思います。夏休みは有機化学に力を入れ、ひたすら構造決定演習をしていました。個人的に、構造決定は特に学びはじめの1週間くらいの間集中的にやるといきなり伸びる分野な気がします。直前期にはとにかく東大の問題で経験を積もうと思い、物理同様夏以降の東大型演習の復習をした後は過去問をできる限りこなしました。特に出来が悪い分野、出題された時に自分が「嫌だな」と感じた分野などをピックアップし、その分野だけ集中的に過去の教材を復習していました。
国語
夏休みも直前も、東大特進で現代文や古典の授業を受講していた以外にはひたすら過去問演習をしていました(特に古典)。古典は重要語や文法、句法が何より大事だとよく言われますが、同じくらい演習による慣れが重要だと思います。
■東進東大特進コースについて
東大本番レベル模試
回数が多く経験をたくさん積むことができる上に、返却が早く試験内容や受けた時の感覚を忘れる前に復習することができるのがよかったです。東大の特殊な形式の解答用紙をどのように使うか、時間配分をどうするかなど、自分に合った作戦を見つけるには経験を積むことが重要だと思うので、東大本番レベル模試を毎回受けていたことがとても役立ちました。
東大特進コース
国語を主に受講しており、直前期の駒橋先生の英語の授業も受けました。特に国語は自分で学習を進めていると独りよがりな読み方になってしまいやすいので、東大特進の授業を受けてよかったと思います。
数学特待制度
中学生の頃から高校1年生までの間、数学特待制度を利用して青木純二先生や長岡恭史先生の講座を受講していました。早くから数学の学習を進めて入試問題に取り組む前の基礎を固めることが出来たのはよかったと思います。
全国統一高校生テスト
個人的に一番思い出があるイベントでした。小・中・高と同系列のテストを受け続けてきたので、決勝大会に参加した際には全統を通じて出会った友人に再会することが出来たりしてモチベーションが上がっていました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
とにかく後悔がないように全力を尽くす、最後まで前向きでいる、ありきたりですがそのことに尽きると思います。私の最後の一年間のモットーは「これだけやって不合格とは言わせない、と思えるくらいまでやり切る」でした。ちょっとカッコつけてますね。(笑)大学入試の最終的な結果にはどうしても運が関わってくる部分もありますし、努力した全ての人が100%報われるとは言えないものなのだと思います。ですが、このことをモットーに最後までやり切ることができれば、どんな結果になっても「やれることはやったのだから」と受け入れることができるだろうなと思っていました。そして、私が最後運を味方につけることができたのは、直前期の成績がどんなに悪くても諦めずに前を向くことが出来たから、というのもあるのではないかなと思います。
後輩の皆さんを心から応援しています。頑張ってください!!