■共通テスト得点 939点/1000点
■共通テスト得点選択科目 物理 化学 日本史
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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物理 |
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化学 |
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開示得点 |
91 |
+ |
77 |
+ |
53 |
+ |
45 |
+ |
25 |
=291/440点 |
自己採点 |
95 |
+ |
80 |
+ |
45 |
+ |
45 |
+ |
30 |
=295/440点 |
■受験した感触・・・
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科三類 |
C |
理科三類 |
C |
理科三類 |
B |
理科三類 |
A |
諦めないこと
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
私は中学3年の頃、東大理三を目指し始めました。親や友達からは絶対に無理だと言っていましたが頑張り続けました。中学の頃には数Ⅲまで終わらして参考書で演習をして基礎を徹底しました。英語はcnn10というニュースサイトでリスニングを鍛えていました。中2の頃には英検準1級に合格していて、中3からは英検1級の取得に向けて頑張り始めていました。高校1年生になってからは数学は網羅系参考書をやり込みました。基礎から応用への架け橋になったと思います。最初は全然解けなくて敬遠しがちでしたが、どうして解けなかったのかを言語化しながら、やり続けると意外にコツが掴めてきました。英語に関してはレベル別問題集などありとあらゆる市販の問題集に手を出し、1日で復習1問初見1問を毎日欠かさずやっていました。また、それだけでなく文法の問題集も毎日2ページずつやって、JAPAN NEWSという英字新聞を毎日3記事ずつ読んでハリー・ポッターを約語つきで読み漁っていました。リスニングもabc newsやBBCなど海外の実際のnewsを朝欠かさず聞くようにしていました。また、学校の物理の成績が悪かったため、苑田尚之先生のハイレベル物理を取り始めました。微分積分を利用した現象の理解を説明してくれるものであり、最初はついていけなくても5周ほどしてようやく理解できました。公式を理解せず丸暗記することなく基礎を理解できたのでとても良い講座でした。力学をメインにやっていました。
大学への数学の学力コンテストもやっていました。残念ながら満点を取れたことはほぼなかったのですが、思考力の養成になりました。また、物理については、波動熱力電磁気をやっていたのですが、少しサボりがちになってしまい、習得できていたのは、波動熱力のみでした。
高3になって、数学と英語はほぼ固まって演習をやるのみで、入試数学の掌握という参考書をやりましたが、他には特にやっていませんでした。過去問でも英語は90を下ることはなかったし、数学も80程は安定していました。しかし、問題は理科で東大模試ではほぼ50後半しか取れていませんでし、化学に関しては共通テスト模試で58点を取っていました。物理に関しては現象は理解してるはずなのに問題の意味がよくわかっていなかったり計算ミスを暴発したりで、なかなか思うように行きませんでした。図を丁寧に書いたり、ディメンションのチェックをしてミスを防ぎました。問題集をやってある程度できるようになっていたのですが、やはり東大模試では大きな成長を見ることはできませんでした。秋模試ではD判定をとり、心をくじかれました。しかし、東大の過去問を解いてみて案外基礎問題がメインであることに気づき、問題集だけでなく、東進の過去問データベースを利用して阪大京大名古屋大の物理を5年程解いていました。そこで大いに自信がつきました。物理化学ともに40弱は安定して取れるようになり、80ぐらいになるだろうと読んでいました。結局本番では、物理が多少易化して化学が大幅難化したので、物理45化学30ぐらいになりました。
私は平均の理三生に比べて理科の出来がとても悪く、もがき苦しんでいましたが、英語と数学が私の支えになってくれました。中学生の頃の下積みがとても重要だったと思います。私は部活も大して一生懸命にやっていたわけではないので、勉強にその分時間を当てていました。私ほどでなくても英語と数学はできる限り先取りをしていくべきだと思います。
■東進東大特進コースについて
私は先輩の勧めで苑田尚之先生の基礎レベル物理入門編とハイレベル物理と東大レベル物理を受講していました。
苑田先生の物理は微積を使ったり、相対運動エネルギーなど数学を利用して物理を理解していくというもので、最初は抵抗がありましたが、物理の本質は結局微積であるので公式を丸暗記することなく、楽しく理解ができました。高1の終わりごろからハイレベル物理を始めたのですが、中学生の内に微積をマスターしていたので微積に対して苦労を感じたことはありませんでした。
授業の頻度としては週に1度ほどで、長期休み時には毎日聞いて何周もしていくことをおすすめします。私は少なくとも5周ほどしていました。
先生の言っていること全て自分で説明できるレベルにしておくととても良いです。
ただ答え合わせをするだけでなく、別解も色々教えてくれるので物理的な見方が最終的にはできるようになっていると思います。
また、東進東大本番レベル模試は高2の最初からうけていました。理科は高2のうちは、あまり解く必要がないと思います。
ただ、数英は高2のうちから東大形式に慣れていくべきだと思います。
大分、東大形式理科に慣れたことを感じました。早めから数学や英語の形式を知っていることはとても大切で、時間配分や自分が伸ばせそうな分野を明確にしておくことで、高3になってから焦って勉強する必要はなくなります。
高3はできれば理科にほぼ時間を割けられるといいと思います。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
とにかく数学と英語を先取りして固めて高3は理科を頑張りましょう。
そうすることが最も重要です。
D判定を取ってしまったなどでしょげる必要はありません。こうして私も受かったわけですから。自分を信じて頑張ってください。