ページを更新する ページを更新する
メインビジュアル

鳥取県 県立 米子東高等学校 卒
東京大学 理科三類

土海 孝太さん

■センター試験得点 841点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 79 76 42 42 53 =292/440点
自己採点 82 82 45 30 48 =287/440点

■受験した感触・・・ リスニングがむちゃくちゃ難しく感じた。受かってるといいな。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 A 理科三類 A 理科三類 B 理科三類 B

鍛錬

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 ここに書いてあることは一個人の意見でしかありません。他の方の体験談も参考にしていただきながら、自分に合うものを見つけていただくのがベストだと思います。

中学生のとき

 中学は地方にいたので学校の授業進度が早いというわけではありませんでした。そのため、自ら先取り学習を行っており、中学3年生の頃から高校数学や高校化学の内容の勉強を始めましたが、結局数学Ⅰや化学基礎を学び終えるには至りませんでした。また、中学に入学する以前は全くと言っていいほど英語をしておらず、特に中学生の間は英語の遅れを取り戻そうと勉強していました。中学入学時には英検を持っていませんでしたが、中学卒業時には英検2級を取得できるレベルまで勉強しました。

高校1年生のとき

 高校も地方にありましたが、市販の参考書を用いて、高校1年生の間に高校数学を一通り学習しました。また、化学の先取りも同時に進めていましたが、そこまで進んでいなかったと思います。この頃、漢検準1級を取得していたこともあり、現代文の漢字問題や漢文などで苦戦することは少なく、結果として入試本番の1科目目の国語で精神的なアドバンテージを取ることができました。

高校2年生のとき

 高校2年生に進級するタイミングで東進衛星予備校に入塾しました。鎌田真彰先生のハイレベル化学と苑田尚之先生のハイレベル物理を受講しました。どちらも初学の状態で受講したので、はじめは授業の内容についていくことで精一杯でしたが、映像授業であるため、わかるまで繰り返し受講していました。また、ハイレベル化学のテキストやハイレベル物理の板書ノートはとても詳しくまとめられているため、入試直前までわからないことがあればその都度見返すようにしていました。また、高2の終わりごろには東大特進コースで数学の真髄を受講し、数学の基礎から学び直しました。

高校3年生のとき

 東大特進コースで東大古文、東大漢文、数学の真髄、東大特進数学、東大化学を取っていました。また、過去問演習講座を取り、どの科目も少なくとも20年分は解きました。先取り学習をすることで高3になるとほぼ同時に過去問演習に着手できたことで東大の過去問や東大模試の過去問などを大量に解くことができました。しかし、英語に関しては伸び悩んでいました。時間もあまりなかったため、秋ごろに宮崎尊先生の『東大英語総講義』(東進ブックス)を読みました。そのおかげもあり、共テが終わったあと、二次試験の英語で高得点を安定して取れるようになりました。

■東進東大特進コースについて

東大特別演習

 高3になってからはほとんど新たな参考書を買わず、東進の過去問演習講座と東大特別演習をしていました。自分の苦手な分野を集中的に対策できるため、入試直前まで演習をしていました。また、東進の東大本番レベル模試の過去問を解くことができることも大きなメリットです。

東大本番レベル模試

 問題の難易度は本番の緊張した状態で解くときと同じようなものだと感じました。また、問題の質も良く、それに加えて解説が丁寧です。問題の解説のみにとどまらず、出題問題の踏み込んだところまで解説や補足がなされているものが多いため、問題が解けたか否かに関わらず、解説を読み込むようにしていました。

授業

 ここではいくつかをピックアップして書かせていただきます。
  • 数学の真髄(青木純二先生)

高2の頃から東大特進コースで受講していました。授業で扱う問題は難問ばかりではなくむしろ基本的な問題が多いですが、苦戦することも多く、問題を通して数学の基本を学ぶことができました。特に、論理についての授業を受けたときには自分の理解の甘さを痛感しました。また、直前期のテストゼミでは数学としての正しい答案の書き方や解答方針の定め方を学ぶことができました。

  • 東大古文(栗原隆先生)

授業では独特のリズムで様々なことを教えてくださるため、とても頭に残りやすく、古文の勉強をすることが好きになりました。添削も丁寧で、受講し始めた頃は殆どあっていませんでしたが、回数を重ねるうちに自分の解答の減点ポイントや採点者に伝わりやすい解答の作り方を学ぶことができ、古文を得点源にすることができました。各講座に付いている資料は充実しており、共テや東大入試の直前まで何度も見返していました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 目標を常に意識し、努力し続けることが大切です。いつも合格したあとの姿を思い描き、日々楽しみながら勉強をすることができれば良いと思います。
 また、入試本番ではメンタル管理が大切です。わかる問題があれば、簡単な問題であってもアドバンテージが取れてラッキーだと思い、わからない問題については、他の人も解けていないだろうと割り切って考えるようにしていました。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
 努力を継続することはつらいことではありますが、努力をした分だけ成長できると思います。成長していることを日々実感しながら、努力をし続けている自分を褒め、自信を持って一歩ずつ成長してください!!