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東京都 都立 日比谷高等学校 卒
東京大学 文科一類

髙橋 拓光さん

■センター試験得点 773点/900点

■センター試験得点選択科目

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   世界史   地理  
開示得点 71 53 68 23 36 =251/440点
自己採点 75 50 60 35 40 =260/440点

■受験した感触・・・ 大幅に易化していたため点は取りやすかったが高得点勝負になりそうだ。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
文科一類 C 文科一類 C 文科一類 B 文科一類 E

自分を見くびるな、自分に己惚れるな

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

 さて、今回こうして東京大学という難関大学の合格を勝ち取ることができたわけですが、では何が良かったのかということを一年次から振り返っていきたいと思います。私は、中学のころから東京大学に対するあこがれを持っており、高校入学段階ですでに志望校を確定させていました。明確な目標を持った状態と、やる意味も分からずただ漠然と勉強している状態では、同じ時間の勉強だとしても効率は大きく異なります。受験戦争は高校一年生の段階ですでに始まっているということを自覚し、中長期的目標を立てて他のライバルに負けぬようたゆまぬ努力を続けていくことこそが、大切だと痛感しました。私が高校に入学したのはまさしくコロナが流行りだした頃でしたから、学校もオンラインになり、自学自習を余儀なくされました。私の苦手教科は数学だったのですが、高校から新たな概念が多く追加されるこの教科を自分一人で勉強するというのは無謀だな、と考えたのが東進に入るきっかけでありました。実際に入塾し、高校対応数学という講座を進めていくうちに、一度もつまずくことなく、気が付けば高校数学ⅠAⅡBを終わらせていました。この頃には中学時代に持っていた数学に対する苦手意識が払しょくされ、勉強して解けるようになる、というサイクルを繰り返したことでむしろ数学を得意教科にすることができていました。一度、自分は得意なんだと思ってしまえばみるみるうちに成績は向上し、最終的に模試で最も偏差値が高い教科が数学になっていました。このことは、逆に恐ろしい事実を示唆しています。つまり、初めに苦手だと思い込んでしまえば、そこから改善するのはとても難しいということです。ぜひ大学受験を控える方々は、初めから自分を決めつけ苦手と断定するのではなく、できるところ、楽しいところを探して苦手だという意識を持たないよう気を付けていただきたいです。では、最後に日々の学習スタイルについて述べさせていただいて終わろうかと思います。私は基本的にずっと家で受講と勉強を進めていました。周りの人ではあまりそういう人はおらず、むしろ自習室などにこもる人が多かった印象があります。私も、自分がそうしていたからといって皆にこれを勧められるかというと難しい部分もあります。そこで、この項での私のメッセージは、自分に合ったスタイルの確立をしよう、ということにさせていただきます。周囲の人からいろいろ言われるかもしれませんが、自分を一番分かっているのは自分です。ぜひ自分を信じて、受験生活を乗り切って下さい。応援しています。

■東進東大特進コースについて

 私が特に役立ったと感じるのは、過去問演習講座です。これは、ただ過去問と答えが見られるというだけでなく、自分の解答を添削していただくことができ、また講師の方の解説授業を受けることができるところに魅力を感じます。まず、解答の添削という観点から考えてみましょう。共通テストのようなマーク式のテストでは自分の点数を正しく知るという点において困ることはないかと思いますが、東大などの国公立の大学の二次試験に代表される記述式のテストでは、自分の解答があっているのかさえ自分一人では判断に困ることが多々あります。そんなとき、この講座では東進のスタッフの方々が一枚ずつ添削をしてくださりフィードバックを毎回の演習において頂くことができるため、自分の客観的な実力と、合格に至るにはどういった学習を進めどの部分の弱点をつぶしていくことが必要なのかということを明確に自覚することができ、毎回の演習に対するやる気の維持にもつながり、また一回ごとの演習から得られるものを大きく増やすことができたと思います。次に、解説授業についてですが、これは言わずもがなの事であるのではないでしょうか。市販の過去問集にも解答はついていますが、特にレベルの高い大学を目指す身としては紙に書いてある解説では不十分だったり、そもそも難しすぎて理解できないということが起こりうるのです。実際、身近な人でも解説を読んで理解できず、困っていることがありました。東進の素晴らしい講師の方々の授業を受ければそのようなことはなくなり、より効率の良い勉強を行うことができると実感しました。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 受験生として三年間、勉強を重ねてきて大きく感じたことは、受験勉強はつらい事ではあるが、一方で努力が数字としてしっかり返ってくるものでもあるということです。当たり前かもしれませんが、勉強においては、必ずしもいつもというわけではないにせよ、勉強をすれば試験の点数は上がり、サボれば点数は下がります。これは実体験として多くの人が経験していると思います。この、努力が報われることのありがたさを、今一度認識しなおすことがモチベーションの維持につながるのではないでしょうか。