■共通テスト得点 921点/1000点
■共通テスト得点選択科目 日本史 地理 物理基礎 化学基礎
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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日本史 |
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地理 |
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開示得点 |
81 |
+ |
42 |
+ |
71 |
+ |
36 |
+ |
36 |
=266/440点 |
自己採点 |
85 |
+ |
45 |
+ |
70 |
+ |
35 |
+ |
40 |
=275/440点 |
■受験した感触・・・ 小説が出題されたときは驚いたが、落ち着いて要点を逃さず解答することができた。それ以外の科目、大問もいつも通り解くことができた。
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
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文科一類 |
B |
文科一類 |
C |
文科一類 |
B |
東大受験で必要なこと
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
東大を受験した理由
私が東大を受験することを決めたのは中学三年生のころでした。もともと私は国連職員として、世界に現存する諸問題を解決し世界をよりよく変えていきたいという目標があったので、国連職員になるにはどうすればよいのか調べていました。そんな時に、1.2年次には特定の分野に限定することなく幅広い分野の学問を研究することができるという東京大学の教育システムを知り、広い視野を持ち多面的に物事を思考することが求められるであろう私の夢の実現には、東京大学に進学することが一番だと思い、受験することを決めました。受験生活で成績が伸び悩むなど精神的につらい場面も何度もありましたが、その度に自分の原点である「世界の諸問題を解決し、世界をよりよく変えていく」という目標を思い出し、「そのためには今の内から努力しなければならないんだ!」と自らを奮い立たせていました。
学校生活との両立
私は生徒会長として夏休みまで生徒会活動に勤しみつつ、弓道部で週5日活動しており、学校生活と受験勉強を両立することに苦労しました。8時ごろに帰宅し12時ごろに就寝するという生活を送っていたので、ご飯や風呂の時間を除くと帰宅後に勉強に使える時間は3時間ほどしかなく、疲れて気づいたら机の上で寝てしまっていることもしばしばありました。帰宅後の勉強量を増やすことは難しかったため、私は勉強の質を高めることを心掛けました。勉強の質を高めるため、自宅で集中できなさそうな時にはそれまでは使っていなかった学校や塾の自習室を使い始め、学習環境を整えつつ周りの努力する人を見て、自分も頑張ろうと自分を励ましていました。また、スマートフォンの電源も切り、わからない英単語は紙の辞書で調べるようにするなど、集中を妨げるものを排除するようにしました。
受験期の勉強
受験を始めるにあたって、私が一番最初にしたのは基礎の復習と東大の過去問を解いてみることでした。私は英語の文法を疎かにしてしまっていたため模試でも英語の成績がかなり低く、足を引っ張っていました。そこで、今までは軽視して遠ざけていた英語の文法書を一から読み直し、正しい知識を基礎から学習しました。その結果、東大入試同日体験受験では50点ほどしかなかった英語の点数も、最終東大本番レベル模試では90点以上をとることができました。周りが長文を読んだりと実戦形式の問題に取り組む中、自分だけが文法を基礎から学ぶということに不安もありましたが、今振り返ると東大合格には必要なことだったと自信をもって言うことができます。また、受験勉強を始めた時期に過去問を実際に解くということも欠かせないことでした。東京大学の入試は教科にもよりますが他大学の過去問とは一線を画するような特色のある問題が多く、求められる能力も異なることが多々あります、最短で東大に合格するためには、まずは東大の過去問を解いてみて、どのような能力を養っていけばいいのかということを学び、それを意識したうえで効率的に勉強を進めるということが必要になると思います。
■東進東大特進コースについて
授業の質がかなり高く、しっかりと合格に必要な力を養うことができました。また、対面授業では様々な学校から来ている同年代の東大受験生を見て私も刺激を受けていました。自分より成績のいい人の存在は向上心を掻き立ててくれ、現状に慢心することなく謙虚に努力することができました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
東大模試を何回も受けていく中で、判定に気持ちを左右されることが何度もありましたが、東大特進コースのスタッフや学校の友達に励まされ、何とかメンタルを安定させ努力を続けることができました。受験生の皆さんも、思うように行かずつらいことがあった時には、一人で抱え込まず周りの人に相談するなどほかの人の協力を得てもいいので、めげずに頑張ってください。受験生活はつらいけれど、終わった時の達成感はほかのことでは味わえません。皆さんも目標に向かって一歩ずつ前進していってください!