■センター試験得点 721点/900点
■センター試験得点選択科目
前期試験得点 (自己採点) |
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英語 |
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数学 |
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国語 |
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化学 |
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生物 |
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開示得点 |
70 |
+ |
55 |
+ |
42 |
+ |
33 |
+ |
27 |
=227/440点 |
自己採点 |
50 |
+ |
65 |
+ |
30 |
+ |
35 |
+ |
35 |
=215/440点 |
■受験した感触・・・ 数学難化?そこまで難しいと思わなかったから、これ絶対やらかしてるじゃん……(自己採点は感触です)
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第1回(6月) |
第2回(8月) |
第3回(10月) |
最終(1月) |
東進ハイスクール 東大本番レベル模試 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
志望学類 |
判定 |
理科二類 |
D |
理科二類 |
D |
理科二類 |
C |
理科一類 |
C |
何事にもポジティブに。
■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。
はじめに
私が東大を目指し始めたのは高2の6月でした。志望理由は立派なものでもなんでもなく、「遊び疲れたから」と言う目も当てられないものでした。毎日遊びまくっていました。4か月ほど遊ぶだけの生活を続けていたら、そんな生活に飽きはじめ、自分の人生に絶望しました。なにか没頭できるものを探そうと思い見つけたのが受験勉強だったんです。そんなこんなで目指せるような学力もないのに、とりあえず東京大学を目指して勉強始めました。以下の体験記は『馬鹿が勉強に全振りしたら、たまたま東大に合格できた記録』とでも思って読んでいただけると嬉しいです。
高2の6月~2月
とりあえず受験勉強を始めると決めたので、数学は標準的な問題集を、英語は基礎的な英語長文の問題集や英文解釈をひたすら何周もしていました。今思うと、○周を気にするのではなく、一つ一つ理解することに重きを置いてやるべきでしたが、質より量に重きをおいて勉強してしまっていました。理科は高1のころから好きだったので、無駄に深めすぎるほどに深めた学習をしていました。このころの理科の学習には高3になってからとても助けられました。平日は朝2時起き、何をする時も片手間に勉強し、学校の授業が終われば誰と話すこともなく教室を出て家に直行し23時まで勉強、という今の私には信じられない生活を送っていました(2,3週間に1度体調を崩していたので、真似しないことをお勧めします。睡眠時間が3時間で足りるわけはないので、学校の授業中に寝てしまうことも多々ありました)。
高3の春~夏前
このころから本格的に東大を意識した勉強が始まりました。英語と生物は過去問を解き始めたり、数学は難易度の高い問題集を解き始めたり。夏模試までに全科目の範囲を終わらせつつ、東大レベルの問題に手を出せるようになることを目標にしていました。このころも化学と生物については、気になったことを調べて論文(英語は無理なので日本語のもの)を週1つくらいのペースで読んでいました。理科の学習がとても愉しくなるし、自分の知識の難問への応用がききやすくなるので結構よかったなと思います。結局この論文をよんで資料集に載っていないことを理解する勉強は、頻度は落ちたものの、直前期にもおこなっていました。
高3の夏
夏休みは基礎の確認ができる最後の期間と聞いていたので、各科目の基礎の確認を主に行いました。古漢は学校で授業がなかったため高3になってからほとんど勉強していなかったので、古文は助動詞の表を作りそれをコピーして何度も使ったり、参考書で勉強したりしました。漢文は高2の時にやった参考書をしました。理科は問題集、英語は過去問と問題集を主に解きました。
高3の夏明け~12月半ば
英語と理科の過去問をひたすらするとともに、数学は問題集の解き直しをしていました。国語をする時間はほぼありませんでした。
共通テスト直前
予想問題をひたすら解きました。倫政が全然できなかったので、6割くらいは社会に時間を割いていました。
直前期
数学と古漢の過去問を始めました。数学はテストゼミなどで問題のレベルには慣れていたので、6問という形式に慣れるためだけに行いました。2017年の数学は難易度がずれすぎているので解く意味はあまり感じられませんでした。英語と理科は模試の過去問を解きました。東大の過去問より難しいので負荷をかけた良い演習となった気がします。理科は得点源にしたかったので、2時間15分で演習を行いました。
■東進東大特進コースについて
東進衛星予備校では「東大対策英語」を、東大特進コースでは林修先生の現代文を一年間を通して受講し、鎌田真彰先生の化学(Ⅰ期、Ⅱ期)や栗原隆先生の古文(Ⅲ期、Ⅵ期)を受講しました。
林先生の授業は噂の通りとても分かりやすく、文の構造を意識した解答を書けるようになったと思います。私は冗長な文を書いてしまい、毎度豆粒のような字で2行問題を解答していましたが、添削された答案を復習し、書かなくてよいポイントを書かない練習をすることで、見やすい字の大きさで自分の書きたいことを書けるようになりました。
鎌田先生のⅠ期のテキストはとても役立ちました。反応式が見開きの左側に分野別に分けられてズラッと並んでおり、右側には授業の板書と自分が調べたことなどを書き留めました。直前期には過去問を解くたびにテキストを参照していたので、解いた問題の類似の反応の確認もできました。
栗原先生の古文では、段落に分けて考えるというのは私にとっては新しいもので、古文の授業がない私にはとても役に立ちました。また、先生の丁寧な添削とコメントには励まされました。
■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。
入試を終えた今、一番大事だったのはいかに自分を信じられたかだと思います。具体値としての根拠(模試の結果等)がなくても、「私ならできる、大丈夫。」と、不安になった時は自分に言い聞かせていました。また、模試で普段と比べて圧倒的に悪い結果が出ても、落ち込みすぎることなく「これは飛び値だ。やらかしを連鎖させちゃったからだ。気を付けよう。」と切り替えられたのも大きかったかなと思います。私のような成績で合格できたのは、このポジティブ思考ができたからだと思うので、ネガティブに物事をとらえがちな人は、自分にとって悪いことがおこってしまった時に、ポジティブな側面を見つけられるようにすると精神的に合格に近づけるのかなと思います。