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兵庫県 私立 灘高等学校 卒
東京大学 理科三類

門永 怜大さん

■センター試験得点 862点/900点

■センター試験得点選択科目 物理 化学 地理

前期試験得点
(自己採点)
  英語   数学   国語   物理   化学  
開示得点 88 92 51 46 39 =316/440点
自己採点 85 90 55 35 35 =300/440点

■受験した感触・・・ 理系科目が難化したように感じたが、周りも同意見だったので、まあ大丈夫。

  第1回(6月) 第2回(8月) 第3回(10月) 最終(1月)
東進ハイスクール
東大本番レベル模試
志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定 志望学類 判定
理科三類 B 理科三類 B 理科三類 A 理科三類 C
  8月 11月
志望学類 判定(ABCDE) 志望学類 判定(ABCDE)
東大入試実戦
東大即応オープン

頑張り過ぎない

■受験全般でうまくいったことや思うようにいかなかったこと、勉強法について教えてください。

中高一貫校でのたるみ

 私は、京都から神戸の中高一貫校に通っていました。中高一貫校では、よく中3と高1のことを「中だるみしがち」と言いますが、それどころか私は中1からたるんでおり、中学の3年間勉強と言えば学校で授業を受けるのみで、ただただ好きなことをし自由に過ごしていました。それでも何故か(おそらく無欠席で授業だけは聞いていたから)学校の成績は悪くなく、小テストなどは試験直前の休憩時間で凌いでいました。現在「中だるみ(充電期間)」中のみなさん、多分大丈夫です。ただ、自覚があるならそろそろ腰を上げたほうがいいでしょう。

大学受験が始まるようだ

 私が受験を意識し始めたのは、高校2年生の夏頃だと思います。私の通っていた中高では、高2の中頃まで模試を受験する機会がなく、学校内で受験についての説明会のようなものは(高3になっても)一切ありませんでした。ただ、高2で模試を受けて初めて時期が来たことを覚り、受験を意識するようになりました。
 また、私は小学4年生の時にアイビーリーグ視察団に参加させていただき、その際自由の女神像の前で「できるだけ多くの人を助ける医師になること」を誓いました。その夢を叶えるため、心の内で志望校は早くから決まっていました。モチベーションを急速に高め維持するためにも、目標設定はある程度決めておいたほうがいいかと思います。

目安と経験のための模試

 高2の秋、初めて東大模試を受けました。結果は理一でA~Bでした。理科が途中ということもあり、志望する理三には手が届かず、そこに至るためにこれからの1年間があるんだなと思いました。東大模試は、高1,高2から受けておくといいと思います。母集団は主に高3生と浪人生ですから、判定は悪くて当たり前、気にする必要はありません。実際の入試は高3の終わりですから、そこをゴールに逆算して捉えましょう。

共通テストとコロナ禍

 今年度から共通テストが始まり、受験期にはコロナ禍も重なって、「この学年は大変だ」ということがネットニュースなどではよく話題になっていました。しかし、受験生でそんな話題に振り回された人は少ないんじゃないかと思います。確かに、授業形態が変わったり行事が減ったりすることはありましたが、落ち着いて俯瞰すればどんな状況であれやることに変わりはないことが判ります。

適度な休憩のすすめ

 私は、勉強は集中して一気に済ませるほうでした。長くだらだらやっても身に付かないので、休憩をたっぷり取りたいタイプでした。だから、家ではあまり勉強せずいつもリラックスして過ごしていたので、家族にはこんな感じで大丈夫なのかと非常に心配されました。勉強のやり方は人ぞれぞれなので、私のやり方が合わない人もいると思います。また、体験記にはたくさん参考になるいいことが書かれていますが、その全てが自分にも合うとは限りません。必要な部分だけを参考にするなど、どうか上手に取捨選択してください。
 誰にでも言えるとすれば、休憩を取ることは大切だということです。私は、夏と秋にGo To Travelを利用して、家族と近隣県を旅行しました。また、愛猫から癒しを得ました。時には少し受験から離れて、自身と、自身を心配してくれている家族の方を労わってください。

■東進東大特進コースについて

 私は、主に東進東大特進の現代文と物理を受講しました。現代文は林修先生、物理は苑田尚之先生です。両先生とも、引き込まれるような解法を伝授してくださいました。
 林先生は、みなさんご存じのとおりお話しが上手で、解説が解りやすく記述のコツが学べました。世間話もなさいますが、その論理的思考の筋道にも記述のヒントが隠されていたように思います(私見です)。苑田先生は、物理を原理から教えてくださり、痒いところに手が届く感じの濃厚な講義をしてくださいました。東進には、蓄積されたオンライン授業でのノウハウがあるので、コロナ禍にあり在宅でも遜色なく受講することができました。
 また、東大特進コースの東大生スタッフの方には、主に電話で非常にお世話になりました。今思えば、初めての大学受験は分からないことだらけでした。例えば、前受け校を受験するか東大一本でいくか迷った際、昨年理三に合格された先輩にアドバイスをいただき、私は緊張するタイプなので前受けを経験しておくことにしました。結果的に、本番に影響のない時期に受験でき、2月の本番では入試も面接も緊張を抑えることができたので、非常に良かったと思います。本当にありがとうございました。
 東大本番レベル模試は、私はあまり相性が良くありませんでした。特に、共通テストボケしていた最終回は出来が悪かったです。しかし、たるみがちの私の気持ちを引き締めるいいきっかけになってくれていたと思います。

■後輩への一言アドバイス、入試を終えて思うこと。

 自分のことを一番知っているのは自分自身だと思うので、いろいろな意見を受け入れつつ自分に合ったやり方で進めてください。
 私は、共通テストも二次試験も一日目の夜に自己採点したし、二次試験本番前日はお昼から夕方までずっと寝ていました。
 これは決して人に勧められることではありませんが、私にはそれが合っていたのです。
 受験会場はやはり緊張しますが、それはみんな同じです。自分が非常に難しいと感じた問題は、多くの場合他の人も解けていません。
 また、僕は得意にしていた理科で本番は失敗しましたが、他の科目で助けられました。やはり、バランスよくどの科目も取れるようにしておくことが大事だと思います。
 最後に、風邪や発熱にはくれぐれも気を付けてください。万一罹患した時には、迷わずしっかり休息を取りましょう。